春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

ブログ休止のお知らせ

このブログの表題に入れた短歌の、春夏秋冬の中の冬の字が、誰かによって削られて、修正不能になって久しいのですが、昨日から編集画面までが、誰かにいじられたようで、出す事が出来なくなっています。 この記事作成画面も、何時使用不能になるかもしれない状況にありますので、 春夏秋冬はこの記事をもって、しばらく休ませていただく事にしました。(2010年3月) * * * * * * *  Fc2ブログに不祥事が起き、広告主が引き上げたそうです。 Fc2は何時終了になるか予断を許さない状況かと思い、 気になる過去記事を少しずつ、こちらのブログに写す事にしました。(2015・4・24)

政官財肥って、海山廃る

2009年06月08日 15時54分13秒 | 国内情報

有明海でガタリンピック、泥まみれ1600人満喫
有明海の干潟を舞台にした大運動会「鹿島ガタリンピック」が7日、鹿島市の七浦海浜スポーツ公園で開かれた。第25回の記念大会で、好天に恵まれ、延べ約1600人が出場。泥まみれになって12競技を満喫し、約3万5000人(主催者発表)の観客が大声援を送った。

 干潟が縁で交流を続ける韓国・高興(コフン)郡の公式訪問団は、新型インフルエンザの余波で不参加だったが、釜山外国語大の学生や佐賀大の留学生ら14か国・地域の外国人93人が参加し、大会を盛り上げた。

 外国人が参加する道を開き、昨年3月に57歳で死去した古賀武夫さん(NPO法人「地球市民の会」元会長)をしのぶメモリアル競技「古賀武夫杯・世界人間むつごろう選手権」は、日本人と留学生が潟スキーで25メートル進むタイムレース。出場したインドネシア人留学生ナジフ・ファジラさん(23)は「初めて干潟に入った。気持ちよかった」と笑顔だった。

 ほかにも、クレーンからつるされたロープをつかみ、どれだけ遠くに飛べるかを競う「ガターザン2009」や、干潟の中を走ったりはったりして25メートル突き進む「自由ガタ」などの競技が観客の目を引いていた。 (2009年6月8日 読売新聞)


諫早湾の埋め立て工事で、有明海は汚れてしまったと聞いていたけれど、まだきれいなところも有ったと知って、ちょっとほっとする思いだった。
この鹿島市七浦海岸の「ガタリンピック」は25回目となると言う。
好天に恵まれさぞかし楽しかった事だろう。
自然のままにしていてもらえるだけで、幸せと言う事になる今の日本の海辺の民達。

諫早湾は何のために埋め立てられねばならなかったのだろうと、返す返すも残念でならない。
日本の農地は何十年も前から減反政策という、お金を払って農地を遊ばせる政策を取ってきていたというのに、
海産物の宝庫ともいえるような豊かな砂浜を、
莫大な税金を使って埋め立てて農地に変えるという計画を誰が立てたのか?
その上国主導で断行してしまうとは!
今潮干狩りの季節を迎えて、諫早湾のそばに住んでおられる人たちは、どんなにか残念な事であろう。
ちょっと砂を掘れば、新鮮な貝が幾らでも取れていたというのに・・・・・
国は、幾ら公共工事がしたいからといって、豊饒の海を埋め立ててどうしようと言うのだろう。

沖縄の泡瀬干潟も、豊かで美しい海であったのに、埋め立てが強行されていると言う。
緊急事態!!奇跡の干潟『泡瀬干潟』の埋め立て工事が再開された。   みんなで『泡瀬干潟』を守ろうキャンペーン
09年度泡瀬干潟埋立、「護岸工事」着工に抗議する緊急集会
干潟の有用性は周知の事であるはずなのに、どうして国は地域住民の反対を押してまで、豊かな海を埋め立ててしまうような事を繰り返すのだろう?

「昔陸軍 今 ゼネコン」と言う囃し言葉を聞いた事があるけれど、ゼネコンの圧力と言うのはかくも強力なのだろうか?
それとも政治家が、賄賂に弱いから?
それとも官僚が腐っているから?

今のアメリカの有様を見せられるにつけても、
この構図が武器製造にまで発展する事にでもなったらどうなるだろう!
そのような事だけは、なんとしても阻止したいものである。