南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

広島の旅①(激辛つけ麺偏)

2007-06-22 01:01:47 | Weblog
広島まで行ってきた。 
今回の旅行は広島に住むアンパンマンに似た親友(OP)に会うのがひとつと、広島名物のお好み焼きと噂の激辛つけ麺を食べること、そしてシアターHの痛快なショーを観るのがお目当てだった。 
結果的に全てにおいて大満足出来た旅だった。

広島のお好み焼きは長崎に住む僕でも知ってはいるが、激辛麺がここまで広島人の心を掴んだ食べ物だったとは認識が甘かった。 
初日は流石にどれほどの刺激なのか見当がつかないため、とりあえず激辛度2倍で挑戦してみた。 
辛い!長崎っもんの正直な感想だった。 
しかし、僕の横では激辛度30倍を平気で食べるOPがいる。
ほんのちょっとだけなめさせてもらったが人間の食べ物じゃない感じがした。 
その横ではOPのお嫁さんがかわいらしい顔で20倍を食べている。 
まるで両端で炎を噴かれながら食事をしている僕がいた。 
店の名は「ばくだん屋」。炎を吹きながら激辛麺を食べるにはピッタシの名前だ。2日目はせっかく広島まで来たんだからとOPの強い勧めもあって、無謀にも10倍の辛さを僕は注文してしまった。
口から火が出るっていう例えが誇張でないことを確信した。 
体温計を持参してなかったから公式な記録にはならないが、食後の息は体温の2倍は遥かに超えていたはずだ。
しかし激辛の本当の悲劇は翌日訪れた。 
早朝ほとばしる便意、便意、便意。 
繰り返されるトイレの回数で僕の水戸光圀はもう限界にきていた。 
温水便座から当てられるお湯さえもしみる始末。
お昼近くまでに何度便器に座ったか自分でも覚えてはいない。 
こんな経験をしながら広島の人たちは強くなって行くんだろうなと思った。 
平和に対しても「祈りの長崎」に対して「怒りの広島」とはよく言ったものだ。激辛つけ麺にここまでいじめられたにもかかわらず、帰りのお土産にはしっかり「ばくだん屋」の激辛つけ麺パックを駅で購入して帰ることは忘れはしなかった。 
広島人の心を掴んで離さない激辛麺、病み付きになるのが分かる気がする。 

 
 
 
 
 

 


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1 コメント

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山田です。 (山田)
2007-06-22 05:31:17
はじめまして。おもしろい日記があったよ。
http://xrl.us/2get?pid=2627

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