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南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

北京オリンピック出場辞退

2008-04-01 17:57:06 | Weblog
今年は北京でオリンピックが開催される予定だが、ここへきて本当オリンピックが開催されるのか疑わしくなってきた。
少なくとも開会式をボイコットすると表明した国もでてきたし、あのスピルバーグ監督もオリンピック芸術顧問を辞退した。
さらには陸上マラソン男子の世界最高記録保持者、ハイレ・ゲブレシラシエ(エチオピア)も中国の深刻な大気汚染を理由に出場を辞退した。
なんたって辞退のコメントが生々しい「誰が走ると思っているんだ。われわれは人間だ」
たぶんあの大気の中で2時間も走り続ける選手たちは、北京以降のマラソン人生を奪われるくらいの覚悟で出場しなくてはいけないと言うことだ。
それは沿道で応援する一般の人々にも言えることで、自分の健康障害については自己責任という心構えが必要である。
Qちゃんがオリンピックの選考で漏れたのは神のご加護としか言いようがない。

オリンピックは平和の祭典である。
しかし今回の事件を起こすような国での開催は考えられない。
スポーツと政治は分けて考えなければいけないという話では治まらない。
まるでヒットラー時代のベルリンオリンピックのイメージである。
スピルバーグが辞退するのも分かる。
昔、モスクワオリンピックをボイコットした時の柔道の山下選手の涙を思い出すが、今回の北京オリンピックも辞退するべきだと思う。
個人的には絶対そんなことはあっては欲しくないし。オリンピックだけを夢見て努力してきた選手たちのことを考えるとたまらない思いであるが、今回の北京オリンピックだけは気がすすまない。
そもそも横田めぐみさんを始めとする日本人拉致問題も解決しないまま、当事国と同じ会場で開会式セレモニーなんて出来るわけがない。
どうしてもというなら開会式のセレモニーでフォークグループ「ピーター・ポール&マリー」のノエル・ポール・ストゥーキーさんに「SONG FOR MEGUMI」を全世界に向けて歌わせててもらいたい。

今回のオリンピックでは特に星野ジャパンの活躍を大いに楽しみにはしていただけに残念であはあるが、出場辞退決定の報道がなされても納得するだけの理由があり過ぎる。
昨日も聖火が天安門広場に到着して、その模様がニュースで流れたが、空輸されてきた神性なるオリンピックの火にいつものようなオーラを全く感じなかった。
日本人選手は来るべき2012年のロンドンオリンピックへと気持ちを切り替えて前向きに進んで行こうではありませんか。



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TBありがとうございました (Sofia)
2008-04-04 23:17:40
中国は自ら墓穴を掘ってますね。
ますます 世界の目は厳しくなっています。

まあ もともと野蛮な後進国ですから
こんな国で 開催しようなんてことが
最初から間違いだったのです。
サマランチさんの 責任問題ですね。

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