南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

N響アワー

2008-07-08 00:36:24 | Weblog
長崎市民会館ホールであった室内楽の夕べに行ってきた。
本日の出演はなんとNHK交響楽団、通称N響の主要メンバーによる演奏で、しかも入場無料のコンサートであった。
特に本日のお目当ては何と言ってもN響の主席ビオラ奏者である佐々木亮の演奏であった。
佐々木亮は東京芸大からジュリアード音楽院という経歴の持ち主であり、今やN響を代表するビオラ奏者である。
そしてどういう訳か僕の従兄弟でもある。
小さい頃からバイオリンの英才教育を受けていたのは知っていたが、内心、バイオリンばっかやって本当はつまんないんじゃないんだろうかとか、本当にバイオリンで飯が食えるようになるのとか余計なお世話的考えばかり持っていたものだ。
しかし、ひとつのこともやり続けると道を極めることが出来るのである。
今日は彼が長崎で演奏するということで親戚一同(10名)が集結しコンサートを聴きに行くことになったのである。
もちろん楽屋にも全員で訪問して長崎土産といえば定番の福砂屋のカステラを渡してきた。
で、コンサートはどうだったかというと、それはそれは素晴らしい演奏であった。
特にショパンの夜想曲遺作・嬰ハ短調のソロ演奏は良かった。
ビオラという楽器があんなに優しい音色のする楽器だったことを初めて知った。
もともと佐々木亮はバイオリン奏者だったのがN響に入ってビオラに転向したらしい。
恥ずかしながらついこの間までは、僕はバイオリンとビオラの違いなんて分からなかった。

梅雨明けして早くも真夏日な長崎だが、涼しい室内で室内管弦楽を聴くのも悪くはないね。






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