南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

結婚披露宴の風景

2006-11-15 00:23:05 | Weblog
今週末は後輩の結婚披露宴に出席する予定になっている。 
これまで結婚披露宴も数多く出席してきたけど、披露宴で見かけがちの風景はどこでもやっぱり変わらないものである。 
今までいろんな主賓のスピーチを聞かされてきたが、短く簡単に終わってくれた人に出会ったためしがない。
特に説教じみた方だと「今日は新郎新婦に言っておきたいことが3つあります」なんて前置きをしたりする。もうその言葉を聞いた瞬間、「エーッ!3つもあんのかよー」って嘆きなくなるし、1つ目が終わってもまーだ残りが2つもあることが分かっている分よけい辛くなる。 
中にはこれ幸いに自分の会社の宣伝や選挙前のアピールに使う会社社長や政治家もいたりして、ひどい時には新婦の名前なんかでたらめに呼びかける方もいらっしゃった。
次にいらっしゃるのが「詩吟ババア」。 
長年の練習で鍛えてきた喉をここぞとばかりに親戚を代表して披露してくれる気持ちは分かるが、これも結構辛かったりする。 
あと、サラリーマンとして堅実路線を歩みつつも少しばかりの美声に妙な自信がある方が自己陶酔型で歌い上げる「マイウェイ」 
「あんたのディナーショーかい!」ってほとんどの客は思っている。 
それから嫌いなのは相手の親に渡す「花束贈呈」 
結婚式場の見積もりの中でもこの時に使用される花束の値段は、お涙頂戴料が入っているせいでかなり高めになっているらしい。 
ここはシンプルに握手ぐらいしてくれた方がいいのにといつも思う。
そして最後に一番嫌いなのは退場する新郎新婦をみんなでトンネルを作り送り出すあれ。 
その行為そのものは問題ないんだけど、たまたまトンネルで手をつなぐ相手が手が脂汗ベタベタのオヤジだったりすると「なんでこんなオヤジと手なんか合わせないといけないの、しかも顔向き合って両手で?」 
そんな時に限って新郎新婦のスピードが遅く、長いことその状態が続くことになっている。 
週末の披露宴、そういえば主賓スピーチを頼まれているんだった。 
「引き出物を持って家に帰るまでが披露宴です」短くこんな言葉で締めとこ。
 

 


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