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南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

夢と冒険の国『ディズニーランド』

2008-04-15 21:48:40 | Weblog
東京ディズニーランドが開園して今日で25周年を迎えた。
華々しいセレモニーの中にも25年という歴史を感じた。
僕も東京ディズニーリゾートには3回ほど行ったことがあるが、子供の頃は心の底からいつの日かディズニーランドに行くというのが夢だった。
僕がまだ幼かった頃は金曜日の8時からテレビで放送されていた『ディズニーアワー』を見るのが楽しみだった。
残念ながら毎週あっていたわけではなく、力道山なんかが活躍したプロレスアワーと交互にしか見る事はできなかった。
たまに間違えて『ディズニーアワー』があるとばかり思っていた日にプロレスがあったりすると、谷底へ突き落とされたような気分になり、画面に大きく映った提供の三菱電機の文字を恨めしそうに見た記憶がある。
しかし、力道山はそれはそれで面白かったのだけれど、子供たちに夢を与えてくれるという意味では『ディズニーアワー』に勝るものはなかった。
番組の中では創設者であるウォルト・ディズニーが直接僕らに語りかけてくれた。
子供心に世界で一番優しい外人のおじさんというイメージがあったし、日本中の子供たちは誰もがウォルト・ディズニーが大好きだった。
未来の国、おとぎの国、冒険の国、開拓の国、とその日によって国が決められ番組が始まるのだけど、白黒テレビで見ているにもかかわらず僕の目には不思議に天然色でその世界が広がっていった。
そして、いつか大人になったら必ずこのディズニーランドに行くんだと夢に描いていた。
まさかその時は日本にディズニーランドがこうしてできるなんて、それこそ夢にも思ってなかったわけである。
夢のディズニーランドに行けたのはもちろん大人になってからのことであるが、ディズニーランドは子供であっても大人になっても夢と冒険とおとぎの国であることは変わりなかった。
子供の頃の夢であったアメリカのディズニーランドにはまだ行けてはいないが、東京ディズニーリゾートに行くことでもう充分なような気はする。
子供の頃に憧れ続けていた夢の世界は日本にできてもう25年も経ち、今では修学旅行で行ける時代になった。
白黒テレビの中で憧れ続けてきたディズニーランド、久しぶりにあの優しいおじさんの解説を聞きたくなる記念日ではある。