南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

スイングするには意味がある

2007-02-01 23:21:15 | Weblog
最近スガシカオの音楽が妙に気に入っている。 
洗練されたいわゆるカッコイイメロディはもちろんであるが、その詞の世界観がたまらなくいい。 
以前は変わった声してるなくらいにしか見ていなかったけど、じっくり聴いてみるとなかなかはまってしまう。 
SMAPがヒットさせた「夜空ノムコウ」もスガシカオの作詞であるが、この歌の「あの頃の未来に僕らは立っているのかな」などという表現は並みの才能では書けない詞だ。 
いろんなことに器用な人間ではないみたいで、根っからの音楽人間という気がする彼だが、サラリーマンをしていた時代にしばらく長崎に住んでいたらしい。 
デビューした頃のスガシカオの印象はあまり見栄え的にもパットする方じゃなくお笑いの千原ジュニア似のもてそうにないタイプだったのが、最近はいいスタイリストがついたのかトータル的に洗練されかなりかっこよくなった。 
先日出演していた「ミュージックフェアー」でも共演の大先輩飛鳥涼に「おまえ最近みょーにかっこよくなってねー?」とお褒めの言葉をいただいていた。
実は僕も大好きな作家村上春樹の「意味がなければスイングはない」を読んでいたらスガシカオのことが書かれていて、村上春樹も彼のファンであることが分かった。 
そういえばスガシカオも村上春樹のファンだと言っていたし、どことなく世界観に共通したものがこの2人にはある。 
今日CDショップでデビュー10周年記念の2枚組アルバムを買って早速車で聴いたが、明日からしばらくは車の中の音楽はスガシカオが続きそうである。