南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

クリスマスって何の日

2006-12-25 23:45:41 | Weblog
あっという間にクリスマスも終わりそう。 
もうすぐクリスマス、もうすぐクリスマスとさんざんテレビや街にも煽られ続けてきたが、終わったとたん、と言うか正確にはまだ25日が終わらない内から繁華街のアーケードではイルミネーションが一晩で撤去され、手のひらを返したように
正月の飾り付けがなされる。 
一般家庭でも26日にはクリスマスツリーもさっさと片付けられるのが日本という国だ。 
3月3日のお雛様が終わるとすぐ片付けないと娘がが嫁に行きそびれるという風習が染み付いているせいか、クリスマスにも同じ感覚が表れてしまうのかもしれない。 
欧米ではクリスマスが終わってもしばらくはクリスマスの余韻を楽しみそして新年を迎えているときく。 
そもそも日本人の多くはクリスマスが何の日なのかわかっていない人もいる。 
今日のニュースでカトリックの天主堂で行われたミサの模様が流れていた。 
そんな時突拍子もない意見を聞いた。 
「よりによってクリスマスの忙しい時にわざわざミサなんてしなくてもいいのにね」
「・・・・」
明日になれば街の風景もがらっと変わるんだろうけど、クリスマスが楽しかったのは「もうすぐクリスマス」という待ち遠しい気持ちだったことがわかるはずである。