おまけの時間

仕事に追われて過ぎゆく日々の“しおり”として。

初めて読んだ東野圭吾

2009年05月30日 21時43分49秒 | 本の紹介
東野圭吾の小説を初めて読みました。
「パラドックス13」

SF臭がするので手にとって読んだのですが、結構ひきつけられて読みきってしまいました。
書き方がうまいのかなぁ。
でも、SFとして見た場合はNGです。
ん~、というかこれはSFではありませんでしたね。
SF設定部分に関しては子供だましというか、どうでもいいというか…。
まぁ、それは書いた本人もそう思ってるんでしょう。
特殊な環境を作り出して、これまでの常識やモラルが崩壊した場合のこと、
そんな中で“生きることの根本的な意味”は何かを書きたかったんでしょう。
ご都合主義すぎるなぁ~とは思いましたが、さすが売れてる作家さん。
「どうなるんだろう?」という気持ちが見事にかきたてられました。
あと、極限状態の人間集団の描き方は狂気になりがちですが、
この作品の登場人物は皆上品で理性優先な感じでした。
この辺に作家の性格がでているかもしれませんね。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

舞台「鴨川ホルモー」見てきました

2009年05月30日 21時20分39秒 | 出来事
本日、吉祥寺シアターで舞台の「鴨川ホルモー」観てきました!

映画「鴨川ホルモー」を観ての感想は以前に書きましたが、
舞台のほうは小説に非常に忠実な流れでした。

というか、小説を読んでいない人にわかるのか?というぐらい。
間に10分の休憩をはさんでの3時間弱。
吉祥寺シアターのような場所だから長丁場にも耐えられた気がします。

さて、舞台の感想です。
小説好きな人は楽しめると思います。
凡ちゃんのイメージは秋山奈々さんはピッタリ。
早良京子役の芦名星さんだけが映画と共通。
小説に忠実なだけに、何かこちらのほうが好感持てるかもしれません。
三好兄弟は、三好姉妹になってました。
でも、あの双子姉妹の演技はなかなか良かったです。気に入りました。


舞台のポイントは大学生の青春群像・・・かな。
そういうところも小説に忠実。
舞台オリジナルの脇役(?)にも光をあてているところが、
面白いところでもあり、間延びするところでもあります。
個人的にはそういう部分よりも、高村との関係や凡ちゃんの活躍に時間を割いてほしいところですが、それは小説贔屓なだけかも。


でも、この舞台の一番のポイントは・・・
映画同様、「代替わりの儀」でおこなう「レナウン娘」の舞

パン一か、ボディースーツみたいなもので誤魔化すかと思ったら、
この舞台、本気でした・・・
妻と二人、もっとも笑った瞬間。
というか、鴨川ホルモーと名のつくもの全て、あの舞がポイントなのかも。
ああいうバカなことやれるのが青春の象徴なのかも。

とにかく、これで僕の中の「鴨川ホルモー」はすべて終了!
えらい長い間楽しませてもらいました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昼から出発しても楽しめる高尾山

2009年05月26日 20時55分53秒 | 旅路
先の記事に書いたように、あまりの天気の良さに
「どこか行かないと!」と思ったのが今日の朝。

休みの自分をうらめしそうに見る妻を見送るも、
午前中に届く宅急便が来るまでは家を出られず。
そして、宅急便が来たのは昼12時。
遅いよ・・・。

どうしようか迷ったものの、その間考えていた高尾山行きに踏み切りました。
家を出たのは12時過ぎ。
しかし、ここで高尾山の魅力のひとつが効果を発揮。
電車に乗って高尾山口駅に着いたのは13:30。
近い!高尾山近い!


そして、駅から数分歩くとそこにはケーブルカーの乗り場が。


しかし、せっかく来たからには登山(ハイキング?)もしたいので、
山頂までは90分ほどかかるという“6号路”を選んで出発。


そして歩き始めるとあっという間に自然の中。
山から流れる水の音に、鳥の声。
山独特のにおいの中で元気がでてきます。
そして、汗もでてきます。

歩き始めて5分で吸汗性の良いシャツに着替えました。
念のために持ってきておいて正解。

ひとりで来ているので、今回は高尾山そのものを楽しむのがメイン。
日陰に入るとひやっとした空気や、新緑の映え。
植物からのにおい。本当に東京なのか?と思います。
今回は特に植物を気にしながら歩いてみました。

歩いていると普通に見られる植物「シャガ」
看板に解説もありましたが、もともとは中国の植物らしいです。
でも、根を張って土壌流出を防いでくれているとか。




花もこんなに綺麗です。

その後も順調に進みます。
なんせ、ひとりだからペース速い速い。


その後も、植物を見ながら、水の流れる横を登り続けます。




どこを見ても、植物が日光を求めて葉を茂らせているのがわかります。
たくましく、そして綺麗。

中には、試行錯誤、紆余曲折したと思われるこんな幹の木も。



そんなこんなで1時間ほど歩き、

こんな階段を黙々と登ってしばらくすると…



山頂到着!
ひとりで歩いたこともあって90分コースを70分ほどで到着。
家を出てから2時間程度でこんなところに立っているのがちょっと不思議です。



標高は599メートル。
その数字だけみると「小さい山だなぁ」と思うけれど、
ここに来るまでかなり自然を満喫できます。
登り疲れて横たわる人もいる中、
「さぁて、このあとどうしようかな~」と考えていると、

ん?

こんな看板を見つけました。


一丁平くらいなら30分だし、丁度いいか…
と思って、バウムクーヘンかじった後に再出発。


少し歩くと「これより奥高尾」との看板。

山頂には人がわんさかいたのに、こちら側は人が少ないこと少ないこと。
すれ違う人も、結構本格的にハイキングしてる感じ。

でも、この奥高尾方面はいいですね。





何か、より一層自然を味わえます。


今回、いちばんビックリしたのがこれ↓


お! 木にキノコが生えている!


と思って上を見上げると…



うおぉ~! ビッシリ!!

なんと楽しい高尾山。

でも、起伏は激しい。

(下りたらまた登るんだよな~)


そして到着、一丁平。
ここも見晴らし良くていいです。
足をのばしてみて良かった。


そこからは山頂方面に戻り、1号路へ。


天狗様も勇ましい薬王院を越えていくと、


ご神木の連なる道へ。


有名?な「たこ杉」もあれば、


眺望も抜群。



そして、ここで選択の時。


帰りはこのどちらかに乗ろうと決めていたのですが、
迷わず「リフト」を選択!

やっぱ気持ち良さそうだし。

で、乗り場へ向かうと…



しゅ、終了・・・。
しかも16:30までだから僅か5分の差。
乗りたかったな~。


で、帰りはケーブルカーで。


しかし、こちらもなかなか。
この急勾配!

発車したときは、皆よろめき、どよめきます。

ケーブルカーだとたった6分の旅ですが、

これがあるおかげで色々な人が訪れて楽しめるんですね。
行き帰りをケーブルカーなら、本当に普段着でも来れてしまいます。



そんなこんなで満喫した高尾山。

結局、家に戻ったのも18:00前。
こんだけ楽しんで、癒され、パワーもらって5時間ちょっと。

天気のいいとき、体動かしたいときの選択肢がひとつ増えました。
高尾山、オススメです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高尾山が人気な訳

2009年05月26日 20時29分46秒 | 旅路
今日は代休をとったので、いきなりですが高尾山に行くことにしました。
ミシュランに載ったこともあって、今年はいつにも増して訪れる人が多いとか。
正直、「みんなミーハーだなぁ」と思っていたのですが、行って納得。
今度は妻連れて行こうかな・・・と思いました。

ポイントは3つ
・とにかく都心から近い。なのに自然を味わえる。
・本格的な登山ではない。でもコース選択によって楽しみ方いろいろ。
・ケーブルカーやリフトといった選択肢もある。

ちゃんとコースを考えて登山として楽しんでいる中高年や
あきらかにデートの延長できているだろうという格好のペア、
そして遠足と思われる小学生などなど。

いろいろな人たちが楽しめる山。それが高尾山かもしれない。


あまりの天気の良さに「外に出て楽しまなければ!」という強迫観念に駆られた僕の高尾山での1日は次の記事で。

次の記事「昼から出発しても楽しめる高尾山」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久しぶりに劇場へ

2009年05月24日 21時33分17秒 | 出来事
久しぶりに舞台を見に行きました。
下北沢の「小」劇場。
体育座りをするような舞台を見に行くのは大学時代以来かな~。
なんか楽しかったです。
この土日の休みなさ加減がふっとんだ気がします。
ああいう小劇場の舞台ってメッセージが直にやってくるな~と感じました。
昔は感じなかったけれど、それを押し付けととるか若さや熱さととるか。
でも魅力のひとつですね。
大学時代に見た舞台よりは完成度高かったです。

来週は「鴨川ホルモー」行ってきます。
さて、こちらはどんなものか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

RCサクセションの中でも

2009年05月24日 21時28分21秒 | 出来事
忌野清志郎の死後、RCサクセションのCDが売れていることは知っています。
そんな流れにはのらないぞ!と思いつつも、
好きになったきっかけの「カバーズ」を購入。
(ついでにGOLDEN☆BESTも)
昔はCD持っていたんですが、友達に貸したらどっかにいってしまって…。
その時は「俺の心の中にあるから大丈夫!」と思っていたけれど、
この売れ行きで手に入らなくなったら…と思って買ってしまいました。

やっぱいいな~。
「明日なき世界」から始まって昔の記憶がよみがえってきました。
ベストのほうも「雨上がりの夜空に」聞くと感無量。
カラオケでは必ず歌う曲だったけれど、今は逆に歌えないな。
「キモちE」はCDだとちょっとおとなしいですね。
NHKの追悼番組で流れたライブの「キモちE」が最高だったな~。

これ以外にも「怒髪天」「suzumoku」とか買ってipodが充実しました。
しばらくはヘビーローテーションだな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

体、なまりまくり

2009年05月19日 00時41分49秒 | ロードバイク
本日、月曜日。
代休をとってみました。

非常に天気が良かったのと、
最近ロードバイクに乗っていなかったので、勢い込んで多摩川へ。

しかし、本当に体というのは正直で、
長らく乗っていなかったら足が回らない回らない。
見知ったルートだけにいかにペースが上がらないかがよくわかりました。

さらに食料を持っていかなかったので、途中でガス欠。
帰りの頭の中は「腹減った!腹減った!」の大合唱です。
水分補給として持って行ったポカリスウェットもちょっと薄めに作ってもうたしなぁ。

成城近辺の急な坂道にへこたれそうになりながらもどうにか帰ってきました。
もっと頻繁にのって体力と筋力を取り戻さないと。

その後、夕方には整体に行きましたが(まさに天国でした)、
体のハリを指摘されました。そりゃそうか…。
あと、随分と日に焼けたようです。これまた指摘されました。


多摩川の河川敷にあるサッカー場は芝の植え替え整備していました。
まだオープン前なので、青々として綺麗。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「阿修羅展」行ってきました

2009年05月19日 00時31分34秒 | 出来事
あまり天気のよくなかった日曜日ですが、
夕方からはどうにか雨も去りました。

当初から予定していたように、この日は上野で開催されている
『阿修羅展』へ。

連休中は外で1時間待ちなんてのも普通だった「阿修羅展」
18時以降は結構空いていると聞いて19時に入場。
日曜日は20時までなので1時間1本勝負!

黒木瞳さんの音声ガイドを借りて見て回りました。
展示物の数はそんなに多くはないのですが、この展覧会なかなか見ごたえがあります。
恐らく生きているうちにこういう風に興福寺の国宝級のもの見ることはもうないでしょう。
八部衆や、十大弟子像も素晴らしいですが、
3メートルを超す薬王菩薩や薬上菩薩にも圧倒されました。

そして、やはり主役は阿修羅像。

八部衆と分けて展示してありましたが、
あの中のひとつかと思って見ると、他の像との違いがあまりに大きく、
そのことが非常に面白く感じました。
なぜ、阿修羅だけがあんなにも人間味を帯びているのか?
甲冑もまとっていないのか?
同時代であったとしても、阿修羅を作った人は他の八部衆を作った人とは別人に違いない、なんてことを考えながら…。

空いていたとはいえ、さすがに阿修羅人気はすごく、
見物人が2重、3重になって阿修羅を周回します。
今回は360°見られることがポイントですが、
やはり正面からみる面持ちが味わい深いのは間違いありません。
少し遠くの位置から延々と眺めている人も大勢いました。

1時間はあっという間でしたが、見にきてよかったな、と思える展覧会でした。
来年は奈良遷都1300年記念か~。
京都とは違った魅力がある奈良もいいかもな~。



グッズ売り場も大混雑。
阿修羅のTシャツとか買ってきている人いるのか?
なんて思いながらも、自分は「阿修羅栞」を購入しました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

開放感で一杯です!

2009年05月16日 20時33分10秒 | 出来事
本日は後輩の結婚式に行ってきました。

そして、緊張から開放されて心からリラックス。
というのも、今日は人生で初めて、結婚式の乾杯の音頭をとったからです。

友人中心の披露宴と言いつつも、最初に頼まれた時はビックリしました。
乾杯の音頭って、職場の上司とか結構目上の人がやっているイメージなんですよね。
まさに「僭越ながら…」という感じです。

早く飲みたくてたまらないであろう出席者を待たせすぎず、
大事な後輩である新婦のことを褒めるスピーチも交えたい。

なかなか難しいな~、と思いながら文面つくって練習、練習。

直前まではずっと緊張していましたが、
いざその場になると意外と落ち着いてできました。
これも練習の成果か!?

後輩の良いところを短くも心からアピールしてみたつもりだけど、
みんなに届いたかな~。

何にしても、そのあとの酒のうまいこと、うまいこと。
いつもよりもグビグビ飲んで帰ってきました。
でも、終わった後の方が緊張の緩みからか胃が痛くなったな~。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世田谷のスペイン料理なら

2009年05月16日 20時20分14秒 | 食ブログ
この数日、どうにも忙しくてブログ更新もままならず。
ようやく今日になって書く気に、書く時間ができました。

そして、自分で忘れないように書いておきたかったのが、
先日初めて食べに行った世田谷通り沿いのスペイン料理店

La Luna Llena (ラ・ルナ・ジェナ)


ここは本当に美味しかった!
交通の便としては主要駅である三軒茶屋からは遠く、
世田谷線の松陰神社から10分ほど歩く立地。
地元の人に支えられないとやっていけないんじゃないかな~という立地。

オープンしてから約1年で、前を歩いて気づいてはいたのですが、
食べに行ったのは今回が最初。
予約をして地下に下りていくと、テーブルが4つほどのこじんまりとした店。

でも、そこで食べた料理はどれもおいしい!
タパスが本当に美味しくていくらっでも食べられる感じです。
日によってメニューも少しずつ変えているという工夫も嬉しいのですが、
僕らが行ったときに食べたイカスミを使ったタパスが絶品でした。
あまりに美味しすぎて、そのソースでパンのバケット3回おかわり。
(これでお腹膨れてしまった感もあります)

お店はお二人でやられているようですが、対応も親切で気持ちよく食べられます。
写真がないのは、毎回食べ物がでてくるとすぐに取り分けてもらえるので、
シャッターチャンスを逃し続けてしまったからです・・・。

絶対また食べに行こうと思える店でした。
でも、ちゃんと美味しさに比例してお客が来ているかが心配です。
さっそく近所に住んでいる後輩にもすすめてみました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする