おまけの時間

仕事に追われて過ぎゆく日々の“しおり”として。

司馬遼太郎さんのメッセージ

2006年03月29日 08時12分50秒 | Weblog
以前、民放(フジかな?)のドキュメンタリー番組で取り上げられていたのをみました。

司馬遼太郎さんが、小学生の教科書用にと書き下ろした文章です。


「二十一世紀に生きる君たちへ」


番組では、ある小さな出版社が教科書を作ることを決心するところから始まります。

6年生向けの国語の教科書の中に、子どもたちの心に残る文章を入れたい…

半ば断られることを覚悟して司馬さんに頼むと、これが快諾。

できあがったのがこの文章です。


先日、この本をある人からいただきました。

もう一度読み直したいと思っていたので本当に嬉しかったです。

司馬遼太郎記念館で出しているこの本には、司馬さんが推敲した原稿そのものも収められています。

どれだけ思いをこめて書かれたかが感じられます。

言葉は平易で、本としては短いですが、子どもたちに託す思いが溢れんばかりです。


冒頭のほうで、

「歴史とはなんでしょう、と聞かれるとき、『それは大きな世界です。かつて存在した何億という人生がそこにつめこまれている世界なのです』と、答えることにしている。」

というくだりがあります。

推敲部分では、ここに
「…別な言い方をすると、たくさんの人間の体温であたためられた世界でもある。もっとすっきりした言い方でいえば、人間のよろこびやかなしみであふれた世界であり、右に述べたように、人間そのものの世界といっていい。」
という文が続いていました。

6年生には表現が抽象的すぎると思われたのか、このあとの流れから不要としたのかはわかりませんが、僕はこの省かれた部分が好きで気になっています。

同じ本の中におさめられている「人間の荘厳さ」という文章にも通じると思うのですが、


過去から未来につながる人の流れの中にいることの素晴らしさ

そして、同じ流れの中にいる人々への思いやりを育むこと


色々な人が、色々な表現で発しているメッセージではありますが、司馬さんのメッセージはストレートです。

エッセンスのような文章だからかもしれません。


この本は、21世紀に生きる僕たちへのバトンのひとつです。









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さくら 咲け咲け

2006年03月28日 01時07分22秒 | Weblog
嬉しいお祝いをもらいました。

会社のスタッフさんから頂いたものです。




僕に詳しい知識はないので、聞いたままなのですが
「四季咲 富士桜」というそうです。

彼女はミニ盆栽のプロとも言えるほど、色々と育て、家では販売までしています。

そして受け取ったのはド素人。

ちゃんと育てられるかが心配ですが、是非とも綺麗に咲いて欲しい。


外の桜は見頃まであと僅か。

でも、わが家の「さくら」はもう少し時間が必要かもしれません。


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オフシーズン故に

2006年03月26日 23時58分22秒 | Weblog
今日は旅行にむけて水着を買うこととしました。
せっかくだからリゾートっぽい、明るい色のものにしようと探したのですが…

オフシーズンですね~。

種類が少ない!

もともと男物なんて品揃えも薄いのですが、こんなに選択肢が少ないとは
シーズン先取りで4月近くになると入荷が増えてくるようですが、柄物の少なさにはビックリです。
女物は遠目に見てもあんなに充実しているのに…

まぁ、歩き回った甲斐もあって「良し!」と思えるものに出会えました。

使い捨て水中カメラも買って心は準備万端


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結婚指輪について

2006年03月25日 23時45分29秒 | なんでだろう?
この手の話題が続くのはお許しいただくとして…

テーマは「結婚指輪」

というのも、先日会社のみんなにお祝いの飲み会を開いてもらったのですが、
そこにいた既婚者・男で指輪をつけていた人は皆無。

そんなもの?なんですかね。

確かに、なんか作業中ひっかかったり、手を洗うときに邪魔だったり…
そもそも日本の習慣ではないだろうし。

自分も通常アクセサリーの類をつける習慣はなく、唯一の装着品は腕時計。
そんなわけで、指輪も邪魔かなぁ…と思っていました。
彼女にも「嫌なら無理せんでもいいよ」とは言われました。

でも、不思議なもので今は全くためらいありません。
顔洗うときや風呂入るときにははずしますが、そんなに邪魔にも思わない。
“既婚者”ということがわかるメリット(?)のほうが有難いかも。

でも、周囲を見渡すと、してない人やはり多いですね。
あ!…よく考えたら、うちの父親もしとらんな

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行ってみました、東京都現代美術館

2006年03月25日 22時48分07秒 | 出来事
今日はいい天気でした。

久しぶりの休暇に足どりも軽く、
「美術館にでも行ってみようか」と思い立ちました。

どうせ行くなら初めての美術館、ということで選んだのが

東京都現代美術館

そこでは
・MOTアニュアル2006 No Border - 「日本画」から/「日本画」へ
・転換期の作法~ポーランド、チェコ、スロヴァキア、ハンガリーの現代美術
の2つが開催されていました。

転換期の作法も色々な試みを見せてもらえて面白かったのですが、
僕は「日本画」の展示が断然おもしろかったです。

サイトの紹介にもあるとおり、
「日本画」とは何なんだろう?
「日本画」の価値はなんだろう?
今、「日本画」である必然性は?

なんてことを考えてしまいますが、出展している30代の若手作家たちのそれぞれの試みが楽しめます。

しかし、僕はあまり多くの画をみると頭がオーバーフローしてしまうので、
気になった作家だけに集中することにしました。

気になったのは 三瀬夏之介という作家さん。

これは日本画なのか?という作風でもあります。
色々なものが盛り込まれた「日本の絵」「奇景」という作品たち。
その景色の中にはUFOまで飛んでいます。
でも、日本の風景画としか思えないことが面白い。

日本の山々や田園、寺、海、現代の建物…
なんだかごった煮で描かれているようだけれども、全体からの印象は何だか「日本画」

変なもんです。

近づいて見ると遠景が意識され、遠くから俯瞰すると対象物を近くから眺めているような気になる…そこに今日は惹かれました。
小難しいことはわからずとも、この人の画だけ集中して見ました。
同い年ってところにも惹かれたのかもしれません。
これからも惹きつける作品をだしていって欲しいです。



そんなこんなで、この美術館に4時間近く。
贅沢なスペースがある、なかなかいい美術館ですね。

あと、エコ推進(?)ということで、ここには自分の赤外線写真が撮れる機械が置いてあります。
撮った写真がこちら



こ、怖い…
顔の最高温度は35.9℃だって。
人間が恒温動物だということを実感しました



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本日の目的地

2006年03月25日 15時08分50秒 | Weblog
初めて来ました。
思ってた以上に立派な建物。
いざ!

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出世できるかな?

2006年03月25日 14時55分57秒 | Weblog



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リラックス

2006年03月25日 13時46分04秒 | Weblog
イベントも終わり、一段落した解放感に満ち溢れています。
今日は久しぶりに自由に活動するぞ~!

旅行会社から新婚旅行の行程表も届いたし、陽気になってきました。

お気に入りのアイスコーヒー飲んで、いざ!

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夢の跡

2006年03月24日 01時34分46秒 | 出来事
無事に結婚式が終了しました!

本人たちもビックリな流れになったり、思いがけない盛り上がりをみせたりと…
なかなか楽しい式でした。

教会式は、言ってみればフィギュアのショートプログラム。
決まりに従いながら、間違えないように気をつかいました。

そして披露宴はフリー!
あるレベルの基準を守りつつも、持てる力のすべてを発揮。


まあ、いずれにしても、
・晴れて暖かかった
・料理も好評だった
・両親が喜んでくれた

などなど、最低限望んだことが全て叶っただけでも大満足です。


さらに、遠方から集まってくれた皆さんには感謝感謝です。
それぞれを支え、育ててくれた人たちが一同に集い、笑顔で祝福してくれる…
そんな場をもうけ、与えられたことが嬉しくて仕方ありませんでした。

緊張で疲れもしましたが、やり遂げた感はあります。


司会やカメラマンにも恵まれ、自分にとっては記憶に残るいい1日になりました。
これにまつわるエピソードは数多くあれど、まずは軽くご報告。


今日から仕事に復帰しましたが、あまりに面白かったので、現実に戻るのに時間がかかりました…


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こぎつけました

2006年03月20日 22時38分30秒 | 出来事
今日は明日の式に向け、教会でのリハーサルを行いました。

立会人にも仕事に都合をつけてもらったり、遠方から来てもらったり。

ありがたいことです。


司祭は慣れたものでリラックスムードを醸し出していましたが、

花嫁とその父を先導して進む会社の後輩(立会人)はちょっと緊張しているようでした。

そんな経験、普通しないですしね。


明日になれば、こんどはこちらが緊張していること請け合いですが、

せっかくなので楽しみたいと思います。



明日は春分の日。バランスのよい日。

皆に楽しんでもらえることと、天気が良くなることを願って…寝ます。






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