おまけの時間

仕事に追われて過ぎゆく日々の“しおり”として。

秋の京都サイクリング~落ち着く喫茶編

2005年11月27日 23時50分53秒 | 京都旅行(2005秋)
日も暮れてきて、最後に訪れたいと思ったのは“歴史を感じさせる喫茶店”

京都にはいくつか歴史をもった喫茶店があるようなのですが、僕が訪れたのは四条にある

フランソワ喫茶室

ちょっと周りに風俗店が多いのが気になりますが、昭和9年創業という歴史をもった雰囲気のある喫茶店。

中に入ると、さらに時代をタイムスリップ。

ドーム型の天井から釣り下がるシャンデリア。

ソファーをはじめとした味のある調度品。

ウエイトレスさんのちょっと古めかしい制服。


ここも写真はご遠慮…と書いてあったので、中の様子は紹介できませんが、写真で見せたところで雰囲気は伝わらない気がします。

たまたま座ったところは、ドーム中央付近で、目の前の壁には“モナリザ”のレプリカが飾られています。

音楽を聴きながら、そこでのんびりとコーヒー。


自転車こぐような格好じゃなく、ちょっと落ち着いた服装で来たかったなぁ。

帰りの新幹線ぎりぎりまでここで過ごしました。

今回の京都旅行はここが最後のスポットになりましたが、是非もう1回訪れようと思います。


さて、たった1日とはいえ、なかなか京都っぽさを味わいました。

健康にもいいし、機動力あるし、京都では自転車あなどれません!




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秋の京都サイクリング~意外な京大編

2005年11月27日 23時50分13秒 | 京都旅行(2005秋)
さて、続いて向かったのは京大。西の最高学府です。


この日はちょうど学祭をやっていて、何やら賑やかでした。
構内をブラブラと散歩していると、

こんなカフェレストランも。最近の大学はなかなかお洒落やなぁ。


さて、京大を少し北に行ったあたりを自転車で散策していると…

↓遠くに何やら教会のような建物が


何だろう?と思って近づいてみると、そこには
京都大学人文科学研究所 付属漢字情報研究センターが!

これが、 か、漢字情報センター!?

 ←これが?

 ←これが!?

ひやぁ~、と声にならないため息を漏らしながら観ていると

通りを歩いてきた女性が

『あなた何?京大生?』
「いえ、違います」
『ここの研究員?』
「いえ、旅行で来ていてちょっと見させていただいてます」
『どこから?』
「東京からです」
『あらそう。興味あるの?ならパンフレットあげるわ。あと、中見ていっていいわよ』

ここで働いている方だとは思うのですが、そう言ってパンフレットを取りに中へ。
僕もあとに続きます。

『たまに建物に興味をもってくる人がいるのよ。立派な建物でしょう。東京とかだとこういう建物の保存も進んでるんですってね~。写真はお断りしているけど、満足するまで見ていっていいわよ。』

と、あっというまに僕にとって願ったりかなったりの状況になりました。

この建物、確かに見事です。

とても日常、大学の研究施設に使われているものとは思えない。

定礎を見ると、建てられたのは昭和5年。

パンフレットによると、スペインの僧院を模したスパニッシュ・ロマネスク。

中国学の研究施設として利用されており、現在は登録有形文化財に指定されています。

本当は写真を載せたいのですが、パンフレットではこんな感じです。



ちょうど天気も良くて、この中庭が最高!

いやぁ、声かけられやすい体質(?)で良かった~。

そして声かけてくれた女性にも感謝です。

中のアーチを使った装飾や、ステンドグラスなどお邪魔しているにも関わらず堪能しました。

散策では、こういう“おまけ”が嬉しいですね。



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秋の京都サイクリング~定番・南禅寺編

2005年11月27日 23時48分52秒 | 京都旅行(2005秋)
せっかくなので定番の南禅寺にも足を運ぶことにしました。

しかし、まずは腹ごしらえ。

白川通り沿いにあるラーメン屋「東龍」に。

ここはガイドでしか知らなかったのですが、豚骨と鶏ガラのスープが美味そうで…

自転車をこぎながらも口の中はラーメンの想像に膨らみます。


しかし、相変わらずの間の悪さ…



そりゃないよ…。

近くにある有名店「ますたに」も超混み。

結局「ラーメン純」というところで食べ、気を取り直して出発!


まずは哲学の道に入ります。

さすがにオンシーズンだけあって混み混みです。

ここの紅葉もちょっと物足りなかったけど、所々には見所も。



しばらくすると永観堂の近くに。

この辺から人・人・人。

自転車止められるところもないので、しばらくは歩きです。

南禅寺では三門に登ってみました。
(ここの階段はとんでもなく急です)



(クリックで拡大画像)

全体としてはまだら紅葉でしたが、こんな感じで色づいた景色を眺められます。


そろそろ自転車こぎたくなったので、再び北上です!







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秋の京都サイクリング~オススメ!真如堂編

2005年11月27日 10時45分21秒 | 京都旅行(2005秋)
自転車を走らせ、何も考えずに白川通を北上。

左手に小高い場所が見えるので、大体の見当をつけて真如堂へ向かいます。

小さな川横に真如堂の看板が見えるのですが、自転車はここまで。

急な坂を登って行くと…

見えました。参道です。



これまた急な階段ですが、距離は大したことありません。

そして、この細い参道を抜けると、



いきなり広がるこの光景に目を奪われます。

実はこの参道、東参道と言って正面の参道とは反対の裏手にあります。

でも正面から真如堂を訪れるより、こちらの方がオススメ!

遠目に紅葉が見えてくる正面とは違って、いきなり目に飛び込んでくる驚きがあります。

ここは紅葉の色づきが多種多様で、その濃淡を見るのも面白いです。




もちろん、正面も見事です!

(クリックで拡大画像)

ここは多くの人がひっきりなしにシャッターを押しています。

平日であったにも関わらず、どこむいても誰かのファインダーに入っているような…

しばらくはこの真如堂でゆるりとした時間を過ごします。


ちなみに、この隣の金戒光明寺にも簡単に抜けられます。

ここは紅葉が少ないのですが、このイチョウの黄金色はなかなか。青空に映えます。



この界隈、秋の京都を満喫できるポイントのひとつです。

(真如堂近くの高台から)


さて、次はザ・定番の南禅寺へ。





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秋の京都サイクリング~平安神宮お堀編

2005年11月27日 09時45分36秒 | 京都旅行(2005秋)
今回は京都観光の定番とも言える洛東にむかいます。

人混みの多い大通りを避けて、小径を走るとこれはこれで風情があります。



京都駅から自転車で北上するには鴨川沿いが便利です。

自動車道もありますが、ちょいと自転車を下に降ろして本当の鴨川沿いがベスト!



対岸の町家風のお店を眺めたり、釣り人を眺めたりしながら走ることができます。
(定番のデートコースでもあるので、それを邪魔しないようにしなければいけませんが)


自転車にも慣れ、小春日和を楽しむ余裕が出てきた頃、まずは平安神宮のお堀に到着です。



お堀に映る紅もいいもんです。

 

ただ、今年は暖かい日が続いているせいか紅葉がまだら?

しばらくお堀沿いを走って、紅葉メインの目的地・真如堂に向かいます。


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秋の京都サイクリング~自転車が一番!編

2005年11月27日 08時53分22秒 | 京都旅行(2005秋)

先日の京都サイクリングをちょっと振り返ってのまとめ日記です。

以前から京都を自転車で回りたいなぁ、と思っていました。
自分のミニベロで走り回るのが理想だったのですが、荷物のことを考えて京都でのレンタルを計画。
独自の自転車ツアーなどを企画していることでも知られる

京都サイクリングツアープロジェクト(KCTP)さんに電話予約!


・・・をしてみたのですが、前日(11月23日)に電話したところ「申し訳ありませんが、既に一杯で~」のお返事。

げっ!平日なのに~。

まあ、当日どこかで1台くらい借りられるだろう・・・と、いきあたりばったりと決め込みました。



当日、ダメもとでKCTPさんを訪れてみると、

「いらっしゃいませ~、自転車のご利用ですかぁ」という温和なお姉さんの一言。



何の苦も無く借りられました。電話よりも当日お店を訪問するほうが優先ってのはこのこと?


ミニベロにも惹かれましたが、機動性を考えてマウンテンバイクをレンタル。今日の相棒です。




乗り始めてみてわかりましたが、車体のキズとは裏腹によく整備されていました。
変速機やブレーキも素直だし。


そんなわけで、大通りから小路まで、自由気ままにスタートです。


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そうだ、京都へ行こう

2004年11月15日 01時37分47秒 | 京都旅行(2005秋)
というキャッチフレーズに乗せられたわけではないのだけれど、この土日に京都に行ってきました。
そろそろ紅葉もいい感じかな、と思いまして。

連れはのんびり家、僕は行き当たりバッタリ家ということで、京都入りは午後5時。
お、遅い…。
しかし!この時期は平気なのです。
なぜなら紅葉もライトアップされているのですから!
ある意味、わびさびを無視しています。
自然の移ろいを感じるのが本筋でしょうに。

まあ、固いことは抜きです。
現代の楽しみ方ということで。

食事の時間、帰りの電車を考えるとポイントは絞らざるを得ません。
そこで選んだのが『高台寺
ライトアップされ、池に映る紅葉が幻想的だとか…
地下鉄東西線に乗り、東山駅からてくてく歩くことに。

参道を南に下り、「智慧の道」に入る頃には大勢の人です。
知恩院の近くにはたくさんの観光バスが…。排気ガスがすごい
アイドリングはやめて欲しいものです。

円山公園を抜け、「ねねの道」に入ると雰囲気はまさに京都!
…なんですが、人・ヒト・ひと

ここまで賑わっているとは。まるで縁日です。
程なくして目的の高台寺についたのですが、2人して唖然…。

「ここはテーマパークか!!」

と叫びたくなるような光景が。
高台寺というだけあって、入るには台所坂と呼ばれる階段を登って行くのですが、上まで人がぎっしりです。
とりあえず並んでみたものの
「どうする?」
「夕食の時間に間に合わなくなるかもしれんなぁ」
「・・・」

2人の頭の中では 夕食>紅葉 の不等式が成立しているので、迷うことなく列を離脱!
何のために来たんだか…。
さすがに、寂しいので帰りに同じく特別拝観をしている知恩院に寄りました。
知恩院は浄土宗の総本山。写真は国宝に指定されている「三門」です。

いやぁ、立派。
高さ24m、横幅50m、屋根瓦7万枚と木造の門としては世界最大のスケールとのこと。
境内にある御影堂もビックリの大きさです。

そして↓これは鐘楼の大鐘

除夜の鐘では17人がかりでならすと説明がありました。(写真では大きさがわかりにくい)

この様に、それなりに見所がある知恩院なのですが、
あれ?紅葉は?
そうなのです…ほとんど色づいていませんでした。
残念…ちょっと時期が早かったようです。
恐らく高台寺も同じ状況だったに違いありません。
あの場で見切ったのは正解だったと、2人で納得しました。

その後は水炊きを食べて冷えた体をあっためました。
あまりの水炊きの美味しさに、紅葉が観られなかった残念さも吹っ飛びました
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