天安門広場と北京五輪マラソン

昨日のニュースで、北京オリンピックのマラソンについて

色々な角度から検証をしていた。

コースのハイライト場所である天安門広場はコンクリート舗装の為、地面が固く、

選手団の膝に相当負担がかかるだろうとコメンテイターは言っていた。


私は去年のゴールデンウィークに北京へ行ったが、お天気が良かったせいか、

温暖化のせいか、５月なのに天安門広場は非常に暑く帽子無しでは

立っているのが苦痛なぐらいだった。

帽子売りのおじさんが、かごいっぱいに帽子を入れて「帽子どうですか～？」

と（押し売り風ではなく）のんびりとその広場を歩き回っていた。

天安門広場あたり一面、コンクリート舗装されていて木が１本も無い。

戦車が通れる堅さにしてあるというのだ、暴動が起きた時の為に。

５月の北京は思っていたより空気が綺麗だった。

ガイドさん曰く「今はこちらも長期休暇で休みの会社も多いのですよ。」

・・・なるほど、工場も休止状態だから空気も汚れていないのだと納得した。


８月、空気は汚れていて、気温は非常に高く暑い。

まして木々の無いコンクリート固めの地面から、さらに灼熱の反射熱風が上ってくるだろう。

想像しただけでマラソンレースは過酷きわまりないと思う。

安全が保証されていない食べ物も、もちろん心配だ。

１４日には中国チベット自治区で大規模な暴動も起きた。

北京五輪は無事、開催、終了できるのだろうか？