花森えりか My Room

─愛と官能について語る部屋─

ことわざの楽しさ

2017-01-05 08:40:35 | その他
 小池都知事が演説やコメントで横文字を多用することを批判する人もいますが、私にとっては大歓迎! 知らない横文字、初めて聞く横文字が多いからです。
 その横文字を調べて、知るのは、ちょっと楽しい気分。横文字に限らず、知らない言葉を知るって、ちょっと得した気分になるからです。
 たとえば――。
 小池知事が都議会の所信表明で使った、アンシャン・レジーム、という言葉。
(聞いたことあるけど、どんな意味だったかしら)
 と、Google検索。
 ――Ancien régime フランス革命以前のブルボン朝、特に 16~18世紀の絶対王政期のフランスの社会・政治体制をさしている。――
(ああ、そうそう)
 以前、何かで読んだ時、知ったけど、忘れちゃってたわ、ということに。
『コトバンク』では、
 ――フランス語で〈旧体制〉を意味する表現だが,フランス革命が産み落とした新しい社会と対比しつつ,革命によって打倒された旧来の社会体制を,こう呼んだものである――
 と書いてあるのも読んで、アンシャン・レジーム、アンシャン・レジームと繰り返し、呟いてみたり。
 また、小池知事がよく口にする、サステナビリティ。
(初めて聞いたけど、どんな意味?)
 そう思って調べると、sustainability、持続可能性の意味と知ることに。
 そんなふうに、知らなかった言葉の意味がわかり、忘れていた言葉、漠然と知っているだけの言葉の意味を知るって、
(うふ、得しちゃった)
 という気分に包まれて楽しくなる。プレッシャーのある学生時代の、多くの単語を1度に暗記する勉強と違って、1つずつだからです。
 それから、四字熟語とか、ことわざの意味を知るのも大好き。
 そこで――。
 英語のことわざ集を2冊持ってるんですけど、その中から、特に好きなことわざを、選んで書いてみることにしたんです。
 私の好きなことわざばかりです。