=118 ~木の因数分解~(家具工房つなぎブログ)

南房総でサクラの家具を作っています。ショールーム&カフェに遊びにおいでください。

4度目のブータン

2011年11月21日 | 【メモ】木づいたこと、考えたこと
といっても、私がブータンに行ったことがあるわけではありません。

私とブータンの最初の出会いは、子供のころです。

地球儀を見ていて、

「ブータン?面白い名前の国がある!」

と思った記憶があります。


2回目の出会いは、若い頃アジアの国をバックパッカー(的な旅行)していたときです。

ブータンの旅は、滞在1日につき、数万円ものビザ代をとられる。と聞きました。

貧乏旅行のバックパッカーには当然入国できません。

だって数万円もあれば、他の国では一ヶ月くらい生活できるんですから。


そして3度目の出会いは、

2000年代初頭、ブータンの「GNH(国民総幸福度)」が注目を集めたころです。

私は経営コンサルティング会社で人事制度設計などを専門にしていたので、

評価制度とか従業員満足度など、指標を活用していく手法に関心があり、

「面白いなあ」と思う反面「でも、幸せとかそういうのどうやって数値化していくんだろう」って思ったものです。


そして、今回の王ご夫妻の日本訪問。

日本中が親しみを持ったと思います。

現在のブータンは世界のグローバル化の中で、他国同様、インターネットの発達による情報流入などで価値観の多様化が進んでいることは否めないと思います。

それでも国として、きちんと方針を掲げ、GNH研究所で研究を進め、その実現に取り組んでいることは素晴らしいと思います。
私も応援したいと思います。

GNHの方針の中に、

「Good Governance (良い統治)

というものがあります。

すごく当たり前で抽象的で、ひょっとすると「フッ」と鼻で笑われるかもしれない方針ですが、これをしっかり掲げる。ということが大事だと思いました。


家具工房つなぎは、まだ頭の中が整理できてなくて事業理念を発表できていませんが、

きっと大事なことはシンプルで、

かっこいい言葉でなくても、

人とちょっと違う言葉でなくても、

いいんだなと思いました。


前職の上司のWEBレポートを読みながら考えたことです。

→「ダイヤモンドオンライン」国民の97%が幸せと感じている国・ブータン!!
GNHから考える企業経営のあり方とは?


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