いやぁ、中味の濃い本です。
厚さも半端ではありません。
その名も「スーパーカー誕生」
→ にーななさんの記事
私も「スーパーカー世代」に属しています。
スーパーカーブームのきっかけになった「サーキットの狼」という漫画も愛読していました。
当時のミニカーも買っていて、未だに持っています(笑)
彼の記事を読んで、「絶対読んでみよう!」と思った本でした。
さて、その「スーパーカー誕生」という本です。
こんなに厚い。
暑さは5cmに届こうかというくらい。
重さも2kgくらいありそう(笑)
この本、内容はとても興味深いものがあります。
一例を挙げましょう。
1.スーパーカーブームの当時、ポルシェ930ターボはランボルギーニ・カウンタック、フェラーリ365BBらに比べカタログデーター上は劣っているが、実際の場では時にはこれらを凌駕するケースがあると言われていました。
ポルシェはアンダー3Lながらターボチャージャーを装備。
しかし、重量バランスの悪いRR(リアエンジン・後輪駆動)
片やランボルギーニ・カウンタック、フェラーリ365BBは4Lエンジン。
レーシングカーの主流であるMR(ミッドシップエンジン・後輪駆動)のこの2台。
「本当なの?」という疑問がありました。
2.マセラティ・ボーラとメラク、全長が同じで見た目も同じこの2台。
外観からの室内長も同じで、ホイールベースも同じ。
片やV8・片やV6エンジン。
エンジンの全長は僅か10cm強の長さの差。
10cmの差しかないエンジンを背中に背負いながら、片や2座席・片や2+2座席のスペースを確保している。
どんなマジックがそこにあるのか?
3.NSXが、3Lクラスであのサイズで登場した理由。
4.マクラーレンF-1はBMWエンジンを搭載して世に出たが、当初はBMWエンジンを使う予定ではなかった
等々・・・・それらの理由がわかる本なのです。
お値段はそこそこ張りますが、スーパーカー世代で今でも当時のスーパーカーに憧れている人間にとっては、「買って損はしない本」と言えるでしょう。
コメント
- ファシスト [2010年10月8日 19:34]
- こんばんは。
おぉ!! 厚さ5cmですか。
眺めているだけで、眠くなってきそう^^
いつの間にか枕になっているでしょう。
読み切ったらスーパーマンですね!
でも、スーパーカーが好きだったらあっという間に読んじゃうのかなぁ。 - まめ八 [2010年10月8日 20:31]
- こんばんわ。
5㎝の厚さの本ですか?凄いですね。
この歳になると読破する事はまず無理でしょう。!(^O^)
私が過去に読んだ本で5cmの厚さといったら、パウル・カレルの“焦土作戦”でしょうか。
この本、フジ出版社から刊行されていたもので、独ソ戦の中盤から後半にかけての戦いをドイツ側から見たもので、一時絶版になっていました。最近、学研M文庫から上・中・下巻の三冊に分けられて再販されているようですよ。!(^O^)
ところでにーななさん、最近めっきりご無沙汰されていますが、ちょっと心配ですね。 - EP82-SW20 [2010年10月9日 22:49]
>ファシストさん、こんばんは。 コメントとありがとうございますw
寝る前にちょうどいい読み物でしたよw
一晩、一台、で読みましたけど、約一ヶ月かかりましたね(^^;)
>まめ八さん、こんばんは。 コメントとありがとうございますw
おお、「焦土作戦」の名は聞いたことがあります。
それも読み応えがありますねw
「千里の道も一歩から」で、知らずに読み進めていけました。
そうですね、更新されていませんね・・・。- にーなな [2010年10月11日 8:54]
- おはようございます。
ちょっとご無沙汰しています。汗
リンクいただきありがとうございます。
更新・・最近時間が。。汗 - EP82-SW20 [2010年10月11日 21:11]
>にーななさん、こんばんは。 連続コメントとありがとうございますw
ちょっと金額的に努力が必要でしたが、買って良かったですよw
ありがとうございます(^^)
あなたのブログにコメント投稿されたものです。