今週末はカナダGP。
開催されるサーキットは、ジル・ビルニューブ サーキット。
このサーキットはモナコ同様に公道を使用するサーキット。
当然エスケープゾーンは少なく、コースを外れるとすぐにガードレールにクラッシュする、そんなリスキーなコースです。
公道を使用するがゆえに、路面も通常のサーキットより滑りやすく、ドライバーの腕が試されるサーキットといえるでしょう。
このサーキットの名前は1977年F-1に登場し、以後フェラーリのエースとして活躍した名レーサー、「ジル・ビルニューブ」にちなんで命名されています。
彼の荒削りな走りにはファンが多く、その走りゆえに当然接触も多く、1977年以降数度のフライト(空中を飛ぶ事故)をこなし、最終的には1982年にやはりフライトしてこの世を去りました。
彼の逸話ですが、レースで目一杯の走りをしているにもかかわらず、彼の脈拍は平常時と何ら変化が無かった、という話です。
つまり、過激な走りとは裏腹に、彼は常に冷静だった(?)
彼の息子がジャック・ビルニューブ。
ジャックは日本のF-3、アメリカのCART(IRLの前身)、昨年まではF-1で活躍していました。
さて、フリー走行の結果ですが・・・。
注目のトップは2回ともアロンソ。
上位4位まではマクラーレンとフェラーリ、という、モナコGPのレース結果から予測されたチームが抜きん出ています。
スーパーアグリの佐藤琢磨選手も10位台と、ほぼ定位置になりつつあるポジション。
このペースで決勝まで行って、上位入賞をしてもらいたいですね。
そして相変わらず低迷が気になるのがトヨタとホンダのワークス勢。
2チーム2台で4台あるのですが、この4台が毎回5位~10位くらいにいる実力があっていいはずのチーム。
それなのに、フリー走行2回のうち、10位以内は4台中1台づづ。
「いいのさ、佐藤選手が頑張ってくれれば」
と思ってはみるものの、開幕からほぼ毎回こんな感じでは、ワークス勢を応援する気持ちがだんだん下がってしまいます。
フリー走行結果
2回目↓
http://fmotorsports.cocolog-nifty.com/f1gp/2007/06/f1_72fc.html
1回目↓
http://fmotorsports.cocolog-nifty.com/f1gp/2007/06/f1_c0a9.html
コメント
- LUXEL [2007年6月10日 2:42]
- こんばんは。
カナダGP予選フリー走行の2回目の結果をリンク先で見ました。佐藤琢磨選手の順位が10位という結果でしたね。順位を見ていると、琢磨選手の調子はまずまずといった所でしょうか?
今回の結果をみて、大変残念だったのがパナソニックトヨタの成績が芳しくないようで、結果は18位と19位で終わりました。
明日は決勝なので、琢磨選手とパナソニックトヨタの走りに期待していきたいと思います。 - EP82-SW20 [2007年6月10日 22:18]
- >LUXELさん、こんばんは。
コメントありがとうございますw
そうですね、佐藤選手はここのところの定位置と言えそうです。
トヨタは2回目が「どうしたの?」という感じでしたねぇ。
こんな順位で低迷しているチームではないと思うのですが。
予選・決勝で挽回してもらいたいですねw
あなたのブログにコメント投稿されたものです。