ドラマではイキナリ他人が上がり込んで家捜しするシーンは少なくない。
あの半沢直樹では半沢の奥さんは家捜しをされる前に重要書類を家に置
ききれないガンコレと一緒に?親戚に預けて難を逃れているが、現実に
他人の家に上がり込み家捜しをする人と出会うとビックリだ。だが、そ
れには訳がある。筆者は職場まで徒歩30分かかる。決して近い訳ではな
いので、普通は自動車か自転車を使う所だが、筆者は障害の悪化で車の
運転が危なくなっているのと運動不足を補うために徒歩を選んでいる。
そのため、母が老人会で知り合ったSDさんから「車がいつも(屋根の
ない)車庫にあるけど息子さん仕事をしているの?」と聞いてきたのだ。
母はもちろん本当の事を言ったが信じてもらえなかったようだ。高齢の
母を心配して弟が月に2.3回ほど様子を見に来る事が多くなり、SDさ
んの誘いを断る事が何度もあり「兄弟で無職で弟の方は金の無心に来る
のでは?」と疑問が確信に変わったようで確かめたい欲求に耐えられな
くなったようだ。筆者の家はマンションの1階なので外から明かりの有
無で母の部屋・父の部屋・筆者の部屋が無人と分かる。唯一明かりが灯
されているリビングで筆者がボケ~とワイドショーを観ている所を押さ
えたかったのだ。SDさんは母と一緒に老人会に行こうと家に訪ね玄関
に入り招き入れてないのにいきなりツカツカと上がり込みリビングに筆
者がいないと見ると隣の父の部屋(現在は父の仏壇の部屋)を覗き込ん
だ…筆者が隠れたと思ったのだろう。壁のホワイトボードの「障害ライ
センス〇〇年に更新なので〇月以後に〇医院に診断書を頼み役所にも手
配」というメモをフムフムと読んで納得したようで、あっけにとられた
母に「あんた家を綺麗にしているね」と意味不明の事をのたまった。夕
方に帰ってきた筆者は、首を傾げる母に自分の考察を話した。このよう
な驚きの出来事は驚きすぎてすぐには怒りは湧いて来ない。筆者は別に
障害者である事は隠すつもりはないのでメモを読まれても気にしないし、
むしろ筆者本人を押さえられなくて向こうは悔しい思いをしたと感じて
いるので勝利感すらある。ただ…筆者の母はイライラが増大して体調不
良な日が多くなった。困ったもんだ(…汗)。
~PS~
平日休みの(苦笑)弟が高齢の母の様子を見にくるので今日は早めに!