縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

双子の個性

2009-06-10 | Weblog
リハビリに整形外科へ行った。遠赤外線のブースに、双子の女の赤ん坊を連れた若いお母さんがいた。
お母さんは椅子に座って腰に遠赤外線をあてていた。傍らに二人用の並列乳母車を置いてその中で
二人はおとなしくしていた。次にお母さんが腰の牽引のためにベットに移動して横たわったとき、
一人の女の子が泣き始めた。お母さんの腰が器具で拘束されていたの見て心配になったみたいだった。
するともう一人も連られるように泣きだした。赤ん坊の合掌はサイレンのようにけたたましい。
お母さんはかなり恐縮している。見かねた看護士さんが二人にキティちゃんのシールカードをあげた。
すると大雨があっという間にお天気になって、二人はもうキティちゃんに夢中
ここから面白い事が起こった。カードを手にした一人が自分でシールを剥がして顔に次々と貼り付け始めた
のに、片割れはうまく剥がせずお母さんに手渡したのだ。
お母さんはシールの端をちょこっと剥がして不器用な子に渡した。不器ちゃんは捲りやすくなった
シールを剥がし器用ちゃんと同じに顔にシールを貼った。器用ちゃんはせっせとシールを顔に貼り付ける
作業を黙々としているのに、不器ちゃんはまたもやお母さんに渡して剥がして貰うこと何度もを繰り返して
いた。
一人は独立独歩のあんこちゃん、そしてもう一人は要領がいいきなこちゃんと命名した。
猫社長は双子なのにまったく違うものなんだと妙に感心してしまった。

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