夏はLED,

猫社長の家のリビングは六畳。天井から吊された照明には１００ワットの電球が三個付いている。
電球は光と共に熱を発する。点灯している電球に触れると火傷するくらいに熱い。
１００ワットで人間一人分の熱量なのだそうだ。
つまり球を三つ点灯していると暑苦しい透明人間が三人いることになる。
夏だとエアコンを付けながら電熱器を付けている状態だ。もったいない。
蛍光灯電球でも結構熱い。そこで、えい、やっ、とばかりに夏に電球をLED電球に替えた。
ごっつう高く付きましたぜ。でも長い目で見れば元は取れるらしい。
LEDは触れても熱くないけど、今のところ明るさでは電球よりかなり落ちる。
なんだか部屋の中が青白くてぼわーっとした感じになるけど、夏だとかえって涼しげでよかったものだ。
今はもう秋、いや初冬。
LEDから発する光は寒々しくて部屋の中がうすら寒い気分になってくる。
そこでまた夏に退場してもらったフィラメント透明人間に再びご登場願おうかと考え始めた。
夏はLED、冬はフィラメント電球。いいアイデアだ。
替えようかな、替えるのよそうかな。北島夏郎。

１１月９日から来年の１月７日まで日本橋丸善１階にて寅を中心とした展示即売をしてます。
福岡丸善、津田沼丸善でも同じく開催してます。
玉川高島屋ルーフギャラリーのショップでも販売中です。
横浜そごう６階ジャパンショップにも寅のアイテムが揃っています。