縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

あの頃給食はまずかった

2006-12-03 | Weblog
給食代を払わない家庭が増えているらしい。
猫社長の小学校時代は4年になるまで給食がなかった。新設校で給食施設が間に合わなかったのだ。
それで当然みんなお弁当。猫社長も婆猫がこさえた弁当箱を持ってお昼はそれを食べた。
だけどクラスで何人かお弁当を持ってこられない子がいて、そういう子は学校の1階の階段下に
出張してくるパン屋さんまで買いに行った。時々お金を持ってこない子もいた。そんな時
担任の先生がお金を渡していた。その後彼らがちゃんとお昼代を返したどうかは猫社長は知らない。
ある日猫社長は時々パンが食べたくて、婆猫にお金をもらって午前の授業が終わって出張パン屋に
買いに行ったことがある。だけどパン屋の周りは行列でいつも残り物をばかり食べていた気がする。
当時の人気メニューはサンドウイッチと甘色で早く行かないといつも売り切れていた。
遠い記憶だけど当時のパンは今と比較にならないくらいまずかったと思う。だってパンも甘食も
ぱさぱさで牛乳かお茶がないとのどを通らなかったのだもの。
給食が始まってもしばらくは脱脂粉乳で大嫌いだった。くじらの竜田揚げはおいしかった。
コッペパンもまずかったし、ほんと今の子は幸せだ。

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