縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

ぽち

2008-10-19 | Weblog
金融危機は寄せては返す波のようなもの、株が上がりまた下がり、相場が上がりまた下がる。
そしていつか終息に向かう。
猫社長が子供の頃、どこからか音楽に合わせてへんてこな踊りをしていたおじさんがやってきた。
興味を抱いた近所の友だちやお母さんがぞくぞく集まった。その人は今で言うところの人寄せパンダだった。
おじさんと連れのスタッフは大勢人が集まったところでおもむろに何かを配り始めた。
それはきな粉をまぶしたマカロニだった。マカロニはふにゃっと柔らかくて甘いきな粉とよく合った。
マカロニを食べたのはたぶんこのときが初めてだった。たぶんみんな初めてだったんだろうと思う。
スーパーマーケットがない時代の試食会だった。
アメリカが日本人に小麦をたくさん食べさせるための全国キャンペーンだったのだ。
あの日以来猫社長家の食卓に時々あべかわきな粉やケチャップのスパゲティナポリタンも上がった。
この時代の日本の食糧自給率は80パーセントだった。
2008年、いまや日本はアメリカの思う壺。
アメリカは金融危機で崩壊したけど、まだ食料という切り札を持っている。
やっぱ日本はポチのままなのかな。

横浜そごう6階ジャパンショップに干支が並びました。

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