縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

メキシコから来た女

2009-04-28 | 旬時候
メキシコから来た女
杉花粉が飛んでいる日本から一時メキシコへ疎開していた大鷹ちゃん、そろそろ戻ってくる頃かと
思っていたら何と掛かってきたのは日本の病院からだった。
「猫社長、大変なのよ。わたくし豚インフルエンザの疑いを掛けられて隔離されているの」
「えーっ、あのマルゲリータ、カルボナーラ、アラビアータ、ペペロンチーノ、フェットチーネ、
 あれ何だっけ」
「もー、ナポリターノ国家安全保障長官、違うんだったら。成田行きの飛行機の中でお酒をガンガン
 飲んでへべれけになってフラフラになってその上直前に食べたチョコレートが口から流れ出てたらしくて
 血を吐いていると思われたらしいわ、そしたら、着陸後飛行機の中に入り込んできた検査官に無理矢理
 強制的に病院に連れてかれちゃったのよ。違う違うって言っても、成田の空気を吸い込んだとたん、
 くしゃみはでるは、鼻水はとまらないはで完全にインフルエンザ感染者扱いなの」
「そうそう、今年は杉が終わっても檜の花粉が多いらしいよ。もう少しメキシコにいればよかったのよ
 まあしばらく病院に入っていたらどう」
猫社長は今回のインフルエンザ騒動はあまり心配していない。大鷹ちゃんもすぐ出てこられるだろう。
だけどいつ何が起こっても不思議じゃない世の中だから、大鷹ちゃんとおいしいランチでもしておこう。

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