縁側でちょっと一杯 in 別府

東京から別府に移住してきました。
のんびり温泉に浸かり、美味しい魚で一杯。
夢に見た生活を楽しんでいます。

一見ならぬ一湯の価値(?)

2006-02-20 23:10:08 | もう一度行きたい
 冬といえば温泉。僕は温泉が好きだ。独身の頃は一人で温泉宿をよくはしごした。まとめて本を読み、飽きたら温泉に入る。そして、また本を読み、酒を飲み、更に二度、三度と温泉に入る。日本人に生まれてきた幸せを体いっぱいに感じる。幸い、妻も温泉好きで、温泉に行く回数は結婚してからの方がかえって増えた。どうだろう、二人で行った温泉は100近いのではないだろうか。

 さて、本日はその中でも取って置きというか、なかなか行けない、でも一度は是非行って頂きたい温泉を紹介したい。
 それは、北海道、積丹半島の神恵内(かもえない)村にある「リフレッシュプラザ温泉998」である。ここは村営の何の変哲も無い施設であるが、何といっても泉質が素晴らしい。色は濁った茶色。いかにも濃厚な温泉というイメージだ。湯量が豊富で、内風呂も露天も源泉掛け流し。露天が広く、山々の緑が望め、開放的で大変気持ちのいい温泉である。

 ここはとにかく行きにくい。北海道自体遠いが、更に積丹の観光地からも遠い。近くの名所といえば隣村の泊原発(北海道唯一の原発)くらいだ。だが、ここの泉質の良さは地元では評判である。僕がここに行ったのもインターネットで最高の温泉だという記事を見たからである。村営施設だし、名前はいかにも公共っぽく工夫がない(因みに998というのは道道998号に面しているからである)。あまり期待せず、騙されたつもりで行ってみたのだが、予想をはるかに上回る最高の温泉だった。

 積丹は夏がいい。積丹ブルーと言われる青く澄んだ海、夏場のみ漁が解禁される“ばふんうに”に“むらさきうに”、そしてからっとした暑さの中、陽の光を浴びながら入る温泉。
 僕は、今度は冬の厳しい寒さの中で行ってみたいと思っているが、まずは皆さんに夏に行くことをお勧めする。

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