縁側でちょっと一杯 in 別府

東京から別府に移住してきました。
のんびり温泉に浸かり、美味しい魚で一杯。
夢に見た生活を楽しんでいます。

再生可能エネルギーとしての水力発電

2006-02-21 23:09:20 | 環境を考える
 鈴木京香と田村正和の戦いは鈴木京香の勝ちかと思っていたが、最近、東京ガスがおもしろい。信長やガリレオを出したり、保守的な東京ガスのイメージを払拭するCMを流している。中でも僕が気に入っているのは、海岸で女性が「私、結婚するの。黙っててごめんね」と言ったのに対し、男性が「俺も黙ってたんだけど、家で電気作ってるんだ。黙っててごめんな」といった、あのCMだ。この唐突というか、噛み合っていない、ちょっとシュールな会話がいい(ショックのあまり男性は正気を失い、とんでもないことを話し出したという想定なのだろうか?)。

 これは“オール電化 vs. ガスのコージェネによるマイホーム発電”という対決の図式だが、ところで皆さん、もっと環境にやさしいエネルギーのことを忘れていないだろうか?
 今、新エネルギーとして太陽光、風力それにバイオマスが大きな脚光を浴びているが、私は水力に注目したい。

 水力発電には大きなダムが必要であり、自然環境を破壊するは、ダム湖のせいで沈む村が出てくるは、いいことがない、と否定的な考えしかないあなた、それはまったく違う。水力発電は発電中にCO2を発生しないクリーンなエネルギーである。また、ダムが必須というわけではなく、渓流水、農業用水や上下水道施設の水でも水力発電は可能である。発電量は水の流量と落差によって決まるので、極端な話、発電量を気にしなければ水洗トイレでも発電はできる。

 “マイクロ水力発電”という言葉をお聞きになったことはあるだろうか。出力100kW以下の小規模な水力発電のことである。ヨーロッパでは多いが日本ではまだまだ少ない。次回はこのマイクロ水力発電について詳しく見ることにしたい。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。