縁側でちょっと一杯 in 別府

東京から別府に移住してきました。
のんびり温泉に浸かり、美味しい魚で一杯。
夢に見た生活を楽しんでいます。

インフィニティ温泉 in 別府

2017-10-10 21:25:17 | もう一度行きたい
 最近流行りのインフィニティ・プール、そしてその次に来るのがインフィニティ温泉??
 別府『潮騒の宿 晴海』で、あたかも湯船と海が一体となったように見える海辺の露天風呂に入った。

 この 3連休で別府に行って来た。ささやかながら別府を応援しようと(詳しくは、2017/1/23、「別府に行こう! ~ 熊本地震からの復興」をご覧ください)、今年2度目の訪問。とか言いながら、本当は単に別府好き、温泉好きなだけだが・・・。

 今回はいつもと少し違う旅にしようと、1泊めは別府駅近くの宿に“朝食のみ”で泊まり、そして夜の街へと繰り出した。目指すは“かも吸”で有名な老舗居酒屋『チョロ松』さん。かも吸とはこの店のオリジナル料理で、合鴨とゴボウ、ネギ、コンニャク、豆腐を塩コショウで煮込んだ鍋である。と聞くと和風な感じがするが、とてもスパイシーで、あのシンガポールの肉骨茶(バクテー)の鴨版といった感じである(因みにバクテーは豚肉)。美味しく、クセになる味だ。お酒の良いあてになるし、ご飯も進む。あと地鳥のたたきも美味しかった。おまけに安い!次回は、多くのお客さんが頼んでいた豚天(見た目は豚の唐揚げっぽい)を食べてみたい。

 こうして 1泊めを安く抑えた代わりに 2泊目はちょっと奮発。別府湾に面し、全室オーシャンビューかつ露天風呂付き、そしてインフィニティ温泉がうりの『晴海』に宿泊したのである。伊豆や熱海だと 2人で 1泊10万円以上しそうだが、半分程度で済むのが別府の良いところ。それでも十分高いが、何かのお祝いや記念日などに泊まれば良い思い出になること間違いなしだ。

 さて、肝心のインフィニティ温泉は 1階の大浴場「潮騒の湯」の露天風呂である。風呂の縁から海までの距離は10mもないだろう。遠くに水平線を望み、波の音を聴きながら湯船に浸かっていると、本当に海の中にいる気持ちになる。
 この風呂はよく計算されている。風呂は源泉掛け流しで、溢れたお湯は海側の縁全体から流れ出るようになっている。さらに、縁が手前から海側へと斜めに切られているため、流れるお湯で縁は見えない。この工夫が海との一体感を一層高めている。のんびり、海にたゆたうかの気分は最高だ。日常の忙しさや、嫌なことも忘れられる至福の時間。

 ただ、この夢のお風呂にも二つ問題というか、注意すべき点がある。
 一つはその大きさ。案外小さい。 概ね 3m四方といったところだろうか。運悪く、混雑した芋洗い状態のときに当たってしまうと、のんびり感傷に浸ることはできない。インフィニティ(無限)を感じるどころではなく、最悪、他の入浴客しか見えないかもしれない。
 これを避けるには風呂に入る時間を選ぶ必要がある。実は、僕は 3連休の真っただ中に行ったにも拘わらず、風呂に入った 2回とも貸切状態でインフィニティ温泉を楽しむことができた。1回目は夕方の 5時過ぎ。僕は「潮騒の湯」は 3時から 5時が混雑のピークだと思った。「潮騒の湯」の入浴は午後3時から。宿泊客に加え食事客も入浴できるため、3時前のロビーは人でごった返していた。また宿泊客も明るいうちに早めに入りたいと思っているはず。こう考えた僕は、日没前の、少し遅めの時間を選んだ。
 そして 2度目は朝の 7時半過ぎ。朝食が始まる時間帯ゆえ、もう空いているかなと思って入ったが、案の定誰もいなかった。
 勿論、僕がたまたま運が良かっただけかもしれないが、参考にして頂けると有難い。

 二つ目はインフィニティ温泉ならではというか、海との間に何の障害物もないがゆえの問題である。そう、海から丸見えなのである。僕は全然気にしなかったが、女性の方は遠くに漁船やボートの影が見えたら気になるかもしれない。まあ、皆が皆望遠鏡を抱えた覗き魔ではないだろうし、大らかな気持ちで温泉に入るか、それともアキラ100%のように隠す技を磨くか、それは皆さんにお任せするが。

 (冒頭の写真は部屋から見た日の出。覗き魔ではないので風呂の中の写真は撮れなかった。悪しからず。)



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