Box of Days

~日々の雑念をつらつらと綴るもの也~ by MIYAI

プチ行商

2008年07月04日 | diary
 久しぶりにきれいな目玉焼きを作れて、妙に満足な朝。ビートルズを聴きながらの朝食も、ちょっと久しぶりな気がする。

 昨日は1日パソコンの前で仕事をしてたのだけど、最初から長丁場になるのはわかっていたので、これもいい機会と、ビートルズのアルバムをファーストから順番にかけていくことにした。1枚かけて、しばらくして次の1枚をかけて…というのをくり返し、ホワイト・アルバムの1枚目が終わった午前4時30分に就寝。外はもう夜ではなく、70%くらい朝になっていた。で、今朝は7時30分に起きて、ホワイト・アルバムの2枚目からスタート。今は『Yellow Submarine』が終わり(ジョージ・マーティン・オーケストラの曲は除外)、さぁーて、次は『Abbey Road』だと思ったところで、はたと気がついて『Magical Mystery Tour』をかけることに。ほんとは『Sgt.Pepper's~』の後に聴くのがベストだったんだろうけど、まぁいいよね。

 というわけで、今はジョージが“Blue Jay Way”を歌ってたりする。ぷりぃ~ずどぉ~んびぃ~ろぉ~ん♪

 さて、11月にザ・フーがやって来るわけだけど、そのちょっと前にジョアン・ジルベルトがやって来るそうな。んで、そのほんのちょっと前にはネヴィル・ブラザーズがやって来るんだとか。はっきり言ってどれもすごーく観たいし、とりわけザ・フーはなにがなんでも2回は足を運びたいと思っているんだけど、そうするためにはお金を払ってチケットを買わないといけないらしい(当たり前だ)。最近はこのことを考え出すと、けっこう憂鬱な気分になったりする。

 28歳のときに会社を辞めて、江ノ島に引越してきて以来、僕は一貫して貧乏な生活をしている方だと思う。自慢じゃないけど、預金通帳が0円なったこと3回。でも、お金がないときはないなりに生活してればどうにかなるもので、首がまわらなくなったことは、とりあえず今のところ、ない。家賃とかその他諸々を滞納したこともないし…。と、そんな感じでどうにかこうにか生きてる僕だけど、思うに、おそらく今がこれまでで一番貧乏という気がする。幸い根がおめでたいところがあるので、日頃はそういうこともあまり気にならないのだが、ザ・フーやジョアンやネヴィルがやって来るとなると、嫌がおうでも現実を直視せざるを得ないというか、先々の収入(支出?)を計算しては「ふがぁ~」とひとり唸ってみたりすることもしばしば。まぁ、平和といえば平和な話なんだけど…。

 家賃だ光熱費だ税金だ年金だを別にすれば、僕は1日2,000円計算で生活をしている。これで食費と交際費(飲み代ですね)をやりくりするわけでね。なにも買い物をせず、特別なことや事故や病気などがなければ、どうにかなるんだけど、「えっと、ザ・フーが12,000円×2回と。ジョアンも12,000円ね。ネヴィルは8,000円か。うーん、なるほどねぇ~」ということになると、正直、にっちもさっちもいかない気分にならんでもない。

 あ、そんなの我慢すりゃいいじゃん…とか思わないように。ザ・フーやジョアンやネヴィルを観るというのは、仕事の上でもプラスになる(かもしれない)のだから。ちなみに、お酒を飲むに行くのもそうだかんね。人と人とのつながりがすべての世界だから(それだけじゃないけど)。その代わり、家でひとり飲みをすることはほとんどなくなったし、飲みに行っても2,000円以内でおさまるようコントロールしている。楽しくなって越えちゃうことももちろんあるけど、そうした翌日は1円も使わないとか、ご飯食べないとか、そういうことをしてバランスをとると。けっこう嫌いじゃないんだよな、こういう生活。ごまかしようがないところがなんかリアルだし、日々精一杯感もあるし。かなり向き不向きがあると思うけど。

 というわけで、僕のザックの中にはいつもCDとTシャツが入ってたりする。プチ行商。押し売りは絶対しないけど、話の流れでいつ売れるかわからないもんね。こうした一歩一歩がザ・フーへとつながっていくのだ。がんばろう。おー。