Box of Days

~日々の雑念をつらつらと綴るもの也~ by MIYAI

JPY 10

2007年06月24日 | diary
 レッド・ツェッペリンのセカンド。今さらに言うまでもなく名盤。60年代後半にイギリスで盛り上がったブルース・ロックのブームも、すべてはここに辿り着くための礎だったのかもしんない。もしツェッペリンが出てこなかったから、それこそ古色蒼然としたイメージだけしか残らなかったかもしんない。…と、けっこう乱暴に思ってしまうくらいの名盤。それくらいツェッペリンのサウンドは革新的なインパクトをもっていたと思うし、今聴いてもしっかりとかっこいい。きっと昇華された熱量がケタはずれなんだと思う。

 と、朝からレッド・ツェッペリンな日曜日。メンバーだと、僕はロバート・プラントが一番好き…ということにしている。

 さて、昨日はサンバとボサノバのライヴを観に行った。地元のお店で午前0時のスタート。すっかり酔っぱらってるおじさん達や、ライヴとは無関係にただ飲み食いしにきたお客さん達、僕のようにライヴが目的で来ている人達など、サンバのリズムに合わせて、それぞれが大きな声を出したり、手を叩いたり、体を揺らしたりした。僕はビールを飲み、蟹あんかけチャーハンを食べながら、細かいニュアンスを大切にしたギターの音色に耳を傾け、こもりがちなマイクを通して聴こえてくる明るい歌声を楽しんだ。

 ライヴは午前1時半を過ぎた頃に終了。ジョッキに残った最後のビールを飲み干して、知った顔に挨拶をしてから、僕は会計をすませた。その結果、現在の財布の中身はというと、

 5円玉が1枚と1円玉が5枚。えっと、10円…ですね。

 あぶなかったー。足りてよかったよ。

 そんなわけで、今日は10円で過ごす予定。明日になれば、今月の給料が振り込まれるはずなので、今日のところは10円で。10円…なにができるかな?ねぇ、なにができると思います?