Box of Days

~日々の雑念をつらつらと綴るもの也~ by MIYAI

Ferguson Road

2007年06月22日 | diary
 昨日の海はとても穏やかで、風もそよそよと吹いて、いつものボードウォークも「さぁ、好きなだけごろごろしてっていいのよ」と言ってくれてるみたいだった。だから、お言葉に甘えてごろごろさせてもらったら、今日は顔とか胸あたりとかが、ちょっとだけ、ひりひりしてたりする。すんごーく昔に買ったシーブリーズがあったので、とりあえずつけてみる。

 数日前にキャロル・キングの来日が発表された。知ったときはかなーり興奮した。で、今もどきどきしてたりする。昨日は部屋で『Music』を繰り返しかけていた。今朝は『Rhymes and Reasons』をかけている。すべての歌が安心の中から生まれたような、そんな気持ちにさせられる。そんなおおらかな優しさがこの2枚にはあると思う。大好き。来日公演はもちろん観に行く。メアリー・J・ブライジとファーギーとのジョイントものだが、気にしない。チケットの値段が15,000円だろうが、気にしない。で、もし単独公演が決まったら、当然そっちも行く。なんつったって、キャロル・キングだからね。躊躇しないよ。

 途中、海でしばしごろんちょはしたものの、昨日もせっせとやるべきことをやっていた。で、気がついたら夜になっていた。そういや3日ほど誰とも口をきいてないなぁと思って、自転車こいでいつものアナログ・バーへ。ビールを飲んだら、ほっと溜息が出た。知り合い数名から阿部公房をすすめられる。僕は彼の本を1冊も読んだことがないのだけど、話を聞いてる限り、天才かもしれないと思った。とりあえず『壁』を買ってみることに決める。

 仕事用にと、ヤフオクでHP作成ソフトを落札した。でも、取り説がついてなかったので、それらしい本も買ってみた。数日間つづいていたPCトラブルも一段落ついた感があるので、今日はこれらでちょっくら遊んでみようと思っている。今日は外もどんよりしてるし、きっと雨も降るだろうから、部屋にこもるにはうってつけの日…っぽいから。

 “Ferguson Road”が流れている。ここには並木道があって、主人公はその下に立って、自分がどれだけ大きくなったかを確かめようとしている。それから冷たい石ころばかりの河原を歩くのだという。つまり、彼女は自分を元気づけようとしているのだと思う。これはそんな歌だったりする。