Box of Days

~日々の雑念をつらつらと綴るもの也~ by MIYAI

Jerry Roll Morton

2007年06月13日 | diary
 会社にて。只今、事務姉と2人。のんびりまったり、ストリング・チーズ・インシデントの『Born on the Wrong Planet』をかけつつ、窓を開けつつ、眠いなぁと思いつつ、心おきなくこんな日記をつけてたりする。

 昨日は送別会だった。えっと、僕の。午後6時半に、鎌倉にある庶民的だけどそこそこ美味しい焼肉屋さんへ。ハラミとかロースとかカルビとかを食べた。ビールも飲んだ。その後は、ひとりで地元のバーへ。久しぶりに行ったその店では、ニューオーリンズの古い音楽がかかっていた。「これ誰?」と訊くと、マスターはジェリー・ロール・モートンだと教えてくれ、注文したスコッチより先に、ジャケットを僕に手渡した。裏を見ると1920年代の録音だった。ソロでのストライド・ピアノが最高にかっこよかった。バンドを率いての演奏もよかった。「あとね、このドッズ兄弟ってのが有名なんですよ。これにも入ってるし、ほら、これにもいるでしょ」といろいろ出してきては、あれこれとかけてくれる。僕らはラグタイムの話をし、ブルースの話をし、ジャズの話をした。それらはすべて違うようにでいて、一緒のようでもあった。最後に、まだ悪そう顔をしていた頃の若きルイ・アームストロングの演奏を聴いて、僕はその店を出た。外では気持ちのいい風が吹いていた。なんとなく心が豊かになった気がして、そのままついつい、いつものアナログ・バーへ。友達がビールを飲んでいたので、僕もまたビールを飲んだ。そして、来日が決まったスティーリー・ダンやリッキー・リー・ジョーンズの話をした。マスターがマイルス・デイヴィスの『Someday My Prince Will Come』をかけた。僕が初めて聴いたマイルスのアルバムは、確かこれだったと思う。そんな話もしたりした。で、またもや気持ち良くなってしまい、結局、閉店までいたわけでね。午前2時のクロージング・タイム。

 で、今朝目が覚めたのが午前8時37分。「おっと、やべー」と飛び起きて、着替えて、歯を磨いて、部屋を出たのが8時43分。無事、遅刻することなく出勤することに成功。

 そんなこんなで、今は会社にいたりする。事務姉と2人。のんびりまったり、窓を開けつつ、眠いなぁと思いつつ、日記をつけてたりする。こんな日々もあと3日でおしまい。