Box of Days

~日々の雑念をつらつらと綴るもの也~ by MIYAI

It's Only Teenage Waste Land

2007年03月04日 | diary
 ♪いっつおーんりーてぃーんねぇーいじうぇいすらーんっ!

 …と、朝から叫んでみたりする。“Baba O'riley”は、僕の永遠のベスト・ザ・フー・ソングであって、とりあえず人生の10曲には入ると思う。えっと、ちゃんと考えたわけじゃないけど。今日は音楽仲間が6人ほど遊びに来る。ひとりが「心のアーティスト・ベスト20」を考えてやってくる。あと手打ちうどんと、自慢のつまみを2品もって来てくれるらしい。僕らはその人のかける音楽を聴き、想い出話や思い入れ話を聞いて、なんかあれば乾杯し、結局、たくさんのビールを飲むのだと思う。

 みんな音楽を心から愛しているから、好きな音楽の話をすれば、自然とその人の人となりが透けてみえる。音楽を通して、僕らはひとりひとりをより深く理解することになる。それは生き方だったり、心のあり方だったり、過ごしてきた時間の意味だったりする。

 そんな日だから、朝からちょっと盛り上がってて、それで♪いっつおーんりーてぃーんねぇーいじうぇいすらーんっ!だったと、そういうこと。“Baba O'riley”は、僕の永遠のベスト・ザ・フー・ソングであって、とりあえず人生の10曲には入ると思う。えっと、ちゃんと考えたわけじゃないけど…。

 昨日は、ひな祭りだから女性アーティストを聴くようにと言われて、素直にその通りにした。キャロル・キングの『Music』と『The Carnegie Hall Concert』。それからローラ・ニーロの『The First Songs』を。ローラは“Lazy Susan”だけ2回聴いた。歌詞がないのでどんな内容なのかはわからないけど、きっと、けだるいスーザンの歌だと思う。あと、荒井由美のベスト盤を。“生まれた街で”だけ2回聴いた。季節の移り変わりに気づく歌だった。もう春なんだね。

 伊坂幸太郎の『アヒルと鴨のコインロッカー』をじりじりと読んでいる。でも、動物が虐待されてて、ちょっとつらい。最後まで読むとは思うけど、あまり好きになれないかもしれない。大学に入学したばかりの主人公が、構内でサークルの勧誘をされるのだけど、「ラクロスに興味ある?」と声をかけられて、「いや、ラクなのかクロウするのかわからないものはちょっと」と答えると、「それ面白い!」といって落語研究会に誘われるという場面があって、そこは面白かった。こんな調子の小説を書いてくれたら嬉しいんだけどな。無闇に動物を殺さなくてもいいから。