江ノ島帰還

　昨日の夜、江ノ島の自宅に帰ってきた。みんなから離れて一人になると、どこかほっとするのは、きっと一人暮らしが長いからだろう。ここには気兼ねがなく、誰に邪魔されることもなく、僕の空気があって、僕の世界がある。でも以前、結婚した友人に「家に誰かがいるというのは、それだけでいいものです」と言われたことがある。それはそれで、素直に「そうなのかもしれないな」と思う。まぁ、相手によるんだろね。

　今朝は、友人からの結婚宣言メールで目が覚めた。式は4月を予定してるとのこと。おめでとう、友よ。どうか幸せになってくれ。

　で、そのまま起きたんで、寝坊することなく、年末にたまったゴミを出すことができた。よかった。パジャマをぬいで体重計にのったら、2キロほど増えていた。正月太り。今日は天気もいいし、自転車で海に行ってこようと思いながら、ライ・クーダーの『Chicken Skin Music』をかけて、義姉が作ってくれたカステラを一切れ食べた。美味かった。

　今日から仕事という人も多いと思うのだけど、僕は明日から。でも、4月に出す新作の注文書だけは、なるべく今日のうちに書いてしまおうと思っている（注：僕は小さなレコード・レーベルで働いている）。これがCDショップのコメント・カードにそのまま使われたり、たまに雑誌のディスク・レビューにも一部流用されたりする。そんなもんだったりする。

　さて、海に行ってこよう。で、ラーメンでも食べて帰ってこよう。