Box of Days

~日々の雑念をつらつらと綴るもの也~ by MIYAI

Dan Fogelberg

2007年01月11日 | diary
 新年のご挨拶第2弾として、昨日は茅ヶ崎のとあるバーへ。ドアを開けると、カウンターに女の子がひとり座っていた。なんでも4日前にふられたという。でも、気丈に明るく飲んでいた。くじらのようなマスターと3人でそんな話をあれこれとした…というか、聞いていた。帰ろうとすると、彼女がビールをおごってくれると言ったので、もう少しいることにした。で、なんとなくタイミングをのがしのがし、結局、終電で帰ってきた。

 店に入ったとき、ちょうどトラベリング・ウィルベリーズの『Volume.1』が流れていた。「おっ、いいのかけてますね」と僕が言うと、「当たり前じゃん。なめてもらっちゃこまるよ」とマスターは言った。それからホール&オーツのアトランティック時代のベスト盤がかかった。「おっとー、昨日聴いたばっかりですよ」と言うと、「この頃のホール&オーツは本当にいいよね」とマスターが言った。

 次にかかったのはダン・フォーゲルバーグだった。「MIYAIくん、これ誰かわかる?」と訊かれ、ダン・フォーゲルバーグかなぁと思ったんだけど、自信がなかったので、逆にこっちから質問することにした。

 MIYAI:「大ヒット曲はありますか?(“Longer”のこと。全米2位)」
 マスター:「うーんと。ないね」
 MIYAI:「ギターがうまい人でしょ?」
 マスター:「どうだろうな?ま、ギタリストじゃないよ」

 やっぱり違うのかと諦め、降参したら、渡されたCDはしっかりダン・フォーゲルバーグのファーストだった。「うっ!やっぱりじゃん!いやさ、俺、最初からダン・フォーゲルバーグだと思ったんだよね。ちくしょう!だから、さっきの質問もさぁ…」と、ちょっと取り乱すほどの悔しがりようだったと、えっと、自分でも思う。

 そんなこと、どうでもいいのにね。なんでいつもああなっちゃうんだろな。俺ってかっこわりぃ。

 とまぁ、そんなこんなで更けていった茅ヶ崎の夜だった。今年もときどき飲みに行こう。