今日は、昨日の記事の返曲が収録された、カウンター・パーツと呼んでもおかしくはない作品を紹介します。
あのSteve Vaiがわざわざ時間を作って、ピッキング方法などのクリニックを個人的に指導してもらっているという、Pierre Bensusanの8枚目に当たるリーダー作です。
ちなみにこの盤は現時点での最新作ではありませんので悪しからず・・。
今回は、Vaiが主宰するFAVORED NATIONSレーベルからのリリースで、契約もEメールでやり取りしただけでやってしまったそうです。
すべて、1本のギターで弾き倒したオール・インスト作で、いつも歌っている彼にしては珍しい趣向の作品です。
先日のDVD紹介記事でも書きましたが、ライブではサンプラーを使って音を厚くするなどの工夫はしてますが、基本的にはDモーダルチューニングを施した1本のギターのみで、実に深いキラキラ輝くような色々な表情を持ったメロディを聞かせてくれます。
全体的にDモーダル特有のイスラミックな雰囲気がそのベースにありますが、単なるエキゾチックさに埋もれるところが全く無いのが、彼のすごさではないでしょうか。
#1.KADOURIMDOU
#2.THE WELSH ARROW(to Sandy Alexander)
#3.SO LONG MICHAEL(to Michael Hedges)
#4.INTUITE(to Munir Bachir)
#5.BOURREE VOLTIGE
#6.LE JARDIN D'ADONIS(to Marcel Dadi)
#7.LA HORA ESPANOLA(to Juan Miguel Carmona)
#8.L'ALCHIMISTE(to Isaac Guillory)
#9.AGADIRAMADAN
#10.EN ROUTE FROM SCABOROUGH(to John Renborn)
#11.SILENT PASSENGER
ごらんのように、半数以上が誰かに捧げられた曲なんです。
みんな亡くなってしまった訳ではないと思いますが、とても暖かな気持ちが伝わってくる曲ばかりなので、みんな彼が愛した人たちなんでしょうね。
ちなみに#10はSimon&Garfunkelで有名な‘Scaborough Fair’へのオマージュであり、またこれは古いフォークソングなんだそうです。
Michael Hedgesが'97年12月2日に43歳の若さで逝ってしまったことは、実に多くの方に深い悲しみを与えたことは言うまでもありません。
あまりにも突然でした。
Pierre Bensusanは、その音楽性を互いに認め合った、マイケルの友人です。
友人の死後発表されたこのアルバムには、かつて無き友人が自分へのメッセージとして送ってくれた歌に対する返事を、このアルバムで返すことが出来たそうです。
リリース時のピエールへのインタビュー記事から、くだんの曲に関するコメントを紹介します。
‘彼が亡くなって非常に悲しかったこと、そして彼に感謝したかったこと、そのふたつがこの曲を書いた理由です。(中略)彼はコンサートで「ベンスーザン」をプレイする度に私のことを話してくれたので、彼のファンは私のコンサートにも来てくれるようになりました。彼はもう亡くなってしまったので、あの頃のような関わり合いはできませんが、彼の音楽が好きだった人々が今度は私が彼に捧げた音楽を聴くことによって、さらに深い絆が築けたらいいと思ったんです。’
少々辛気臭くなってしまい、読んでくださった方には申し訳ありません。
どうしても、ピエールの想いを、何らかの形で伝えてあげたいと、常々思ってましたので・・。
いずれにしても、この盤は私がこの世を去るまでずっと聞き続けたいと思った数少ないうちの一枚であることは、申し上げるまでもありませんね。
あのSteve Vaiがわざわざ時間を作って、ピッキング方法などのクリニックを個人的に指導してもらっているという、Pierre Bensusanの8枚目に当たるリーダー作です。
ちなみにこの盤は現時点での最新作ではありませんので悪しからず・・。
今回は、Vaiが主宰するFAVORED NATIONSレーベルからのリリースで、契約もEメールでやり取りしただけでやってしまったそうです。
すべて、1本のギターで弾き倒したオール・インスト作で、いつも歌っている彼にしては珍しい趣向の作品です。
先日のDVD紹介記事でも書きましたが、ライブではサンプラーを使って音を厚くするなどの工夫はしてますが、基本的にはDモーダルチューニングを施した1本のギターのみで、実に深いキラキラ輝くような色々な表情を持ったメロディを聞かせてくれます。
全体的にDモーダル特有のイスラミックな雰囲気がそのベースにありますが、単なるエキゾチックさに埋もれるところが全く無いのが、彼のすごさではないでしょうか。
#1.KADOURIMDOU
#2.THE WELSH ARROW(to Sandy Alexander)
#3.SO LONG MICHAEL(to Michael Hedges)
#4.INTUITE(to Munir Bachir)
#5.BOURREE VOLTIGE
#6.LE JARDIN D'ADONIS(to Marcel Dadi)
#7.LA HORA ESPANOLA(to Juan Miguel Carmona)
#8.L'ALCHIMISTE(to Isaac Guillory)
#9.AGADIRAMADAN
#10.EN ROUTE FROM SCABOROUGH(to John Renborn)
#11.SILENT PASSENGER
ごらんのように、半数以上が誰かに捧げられた曲なんです。
みんな亡くなってしまった訳ではないと思いますが、とても暖かな気持ちが伝わってくる曲ばかりなので、みんな彼が愛した人たちなんでしょうね。
ちなみに#10はSimon&Garfunkelで有名な‘Scaborough Fair’へのオマージュであり、またこれは古いフォークソングなんだそうです。
Michael Hedgesが'97年12月2日に43歳の若さで逝ってしまったことは、実に多くの方に深い悲しみを与えたことは言うまでもありません。
あまりにも突然でした。
Pierre Bensusanは、その音楽性を互いに認め合った、マイケルの友人です。
友人の死後発表されたこのアルバムには、かつて無き友人が自分へのメッセージとして送ってくれた歌に対する返事を、このアルバムで返すことが出来たそうです。
リリース時のピエールへのインタビュー記事から、くだんの曲に関するコメントを紹介します。
‘彼が亡くなって非常に悲しかったこと、そして彼に感謝したかったこと、そのふたつがこの曲を書いた理由です。(中略)彼はコンサートで「ベンスーザン」をプレイする度に私のことを話してくれたので、彼のファンは私のコンサートにも来てくれるようになりました。彼はもう亡くなってしまったので、あの頃のような関わり合いはできませんが、彼の音楽が好きだった人々が今度は私が彼に捧げた音楽を聴くことによって、さらに深い絆が築けたらいいと思ったんです。’
少々辛気臭くなってしまい、読んでくださった方には申し訳ありません。
どうしても、ピエールの想いを、何らかの形で伝えてあげたいと、常々思ってましたので・・。
いずれにしても、この盤は私がこの世を去るまでずっと聞き続けたいと思った数少ないうちの一枚であることは、申し上げるまでもありませんね。
elmar35さんと同じで命尽きるまで聴き続けたい一枚ですね♪
どの曲も大変素晴らしいのですが個人的に
最後のSILENT PASSENGERが一番良いと今の時点では思ってます♪
このアルバムも3枚決定♪(笑)
なるべくかみ易いように(笑)がんばりますよ。
彼のネタはまだまだありますので、また遊んでくださいね。
昨日せっかくそちらに行ったのに肝心のTB返し(笑)をすっかり忘れてました。
風邪ひくとこれだからやですね!
遅ればせながら、今夜お返ししました。
よろしく!