Major_keysさんへの協賛企画(笑)ということで、今日は北島健ちゃんのソロデヴュー作を肴に飲んでみましょう。お前もかい!ってFUSIONさんの鉄拳が飛んできそう!(笑)
この盤はアナログ時代から不親切で、レコーディングメンバーなどのクレジットが無くて、CD化されてもやっぱり無いままなんですよ。
当時の発売告知が手元にあったので、やっと確認できました。
メンバーは、北島健二(g)、リューベン(d)、青山純(d)、六川正彦(b)、伊藤光規(b)、難波庄司(key)、織田哲郎(vo)なんです。
この盤のコンセプトは、ずばりZEPのPageをBeckに替えてみました!でしょう。
でもボーカルと#4以外のすべての歌詞を書いた織田君は、あえて大好きなRobert Plantに成りきってます・・でも空回りがちょっと悲しい・・。
狙いは良かったんですが、みんな上手すぎて、あのZEPのええかげんさが無く、変にカッチリまとまりすぎて、逆に別のイメージになってしまったのかな・・決して悪くないし織田君だってがんばったんですが、何でZEPなの?と思ってしまいます。
#1.Don't Waste My Time:
健ちゃんが昔インタビューで言ってましたが、イントロのドラムパターンにはすごくこだわってて、青山氏に説明したら一発でやっちゃった・・すごいヤツだよ!なんて話してました。健ちゃんのボンゾ好きはつとに有名ですが、すべての曲のドラムパターンを自分で大まかに決めちゃったみたいで、どれをリューベンが叩いているのか、私は聞き分けることが出来ません。
#2.Shimean:
イントロだけZEP風の別曲?インストのバラード・・というか、Beckが演歌演っちゃったよみたいな・・。清水靖晃氏の曲でした。
#3.Backstage Woman:
これはかなりZEP度が高く実にいい曲なのですが、ボーカルが・・元クリキンの田中氏あたりに歌って欲しい。歌いまわしのニュアンスは思い切りPlantなのに、声が出てない・・惜しい!
#4.Present Of Death:
歌詞はMoonlight&RiyoHaradaとなってます。イントロだけZEP風ですが・・これRod Stewartが歌ったら、まんまJBGじゃん!
#5.Gonna Take You Higher:
なぜかCondition Greenという昔のバンドを連想してしまいました。欧米のロックというより、黎明期の日本のハードロック風の匂いがします。
#6.My Wings:
実にいい曲です。ギターリフも含めて、一番ZEP的な曲です。やっぱしPageに悪いかなと思ったのか・・小野正利氏あたりに歌ってもらえば完璧だよな・・。
#7.Stainless Smile:
哀しみの恋人達を強烈に意識した曲です・・まさにBeckに成りきってます。
頭からボリューム奏法、ピッキングハーモニクス、アーミング、アタックニュアンスの強弱など、Jeff Beckから継承した技のすべてを出し切ってるといってもいいかもしれないですね。
#8.My My My:
これも惜しい!もっとアレンジで工夫がほしかった・・ギター以外は、まんまZEPなのに・・。
当時、織田君に‘やりすぎちゃうか・・’という批判的な意見が結構あったそうです。でも健ちゃんはそんな織田君を尊敬してたそうです。
織田君のライブで観た健ちゃんのパフォーマンスは、まさに良き相棒といった感じでした。
ところで、‘WHY’の音源どこかで手に入らないですかね・・せめて誰かレビューしてくださいませんか!
(H26.2.入手済です、お騒がせしましたw)
(H17/12/18追記)
WESING様より、貴重な情報を頂き一部訂正します。LP盤には裏ジャケにメンバークレジットが載ってるそうです。やっぱりコピーだけで現物確認無しで偉そうに書くのはダメですね・・反省してます!
この盤はアナログ時代から不親切で、レコーディングメンバーなどのクレジットが無くて、CD化されてもやっぱり無いままなんですよ。
当時の発売告知が手元にあったので、やっと確認できました。
メンバーは、北島健二(g)、リューベン(d)、青山純(d)、六川正彦(b)、伊藤光規(b)、難波庄司(key)、織田哲郎(vo)なんです。
この盤のコンセプトは、ずばりZEPのPageをBeckに替えてみました!でしょう。
でもボーカルと#4以外のすべての歌詞を書いた織田君は、あえて大好きなRobert Plantに成りきってます・・でも空回りがちょっと悲しい・・。
狙いは良かったんですが、みんな上手すぎて、あのZEPのええかげんさが無く、変にカッチリまとまりすぎて、逆に別のイメージになってしまったのかな・・決して悪くないし織田君だってがんばったんですが、何でZEPなの?と思ってしまいます。
#1.Don't Waste My Time:
健ちゃんが昔インタビューで言ってましたが、イントロのドラムパターンにはすごくこだわってて、青山氏に説明したら一発でやっちゃった・・すごいヤツだよ!なんて話してました。健ちゃんのボンゾ好きはつとに有名ですが、すべての曲のドラムパターンを自分で大まかに決めちゃったみたいで、どれをリューベンが叩いているのか、私は聞き分けることが出来ません。
#2.Shimean:
イントロだけZEP風の別曲?インストのバラード・・というか、Beckが演歌演っちゃったよみたいな・・。清水靖晃氏の曲でした。
#3.Backstage Woman:
これはかなりZEP度が高く実にいい曲なのですが、ボーカルが・・元クリキンの田中氏あたりに歌って欲しい。歌いまわしのニュアンスは思い切りPlantなのに、声が出てない・・惜しい!
#4.Present Of Death:
歌詞はMoonlight&RiyoHaradaとなってます。イントロだけZEP風ですが・・これRod Stewartが歌ったら、まんまJBGじゃん!
#5.Gonna Take You Higher:
なぜかCondition Greenという昔のバンドを連想してしまいました。欧米のロックというより、黎明期の日本のハードロック風の匂いがします。
#6.My Wings:
実にいい曲です。ギターリフも含めて、一番ZEP的な曲です。やっぱしPageに悪いかなと思ったのか・・小野正利氏あたりに歌ってもらえば完璧だよな・・。
#7.Stainless Smile:
哀しみの恋人達を強烈に意識した曲です・・まさにBeckに成りきってます。
頭からボリューム奏法、ピッキングハーモニクス、アーミング、アタックニュアンスの強弱など、Jeff Beckから継承した技のすべてを出し切ってるといってもいいかもしれないですね。
#8.My My My:
これも惜しい!もっとアレンジで工夫がほしかった・・ギター以外は、まんまZEPなのに・・。
当時、織田君に‘やりすぎちゃうか・・’という批判的な意見が結構あったそうです。でも健ちゃんはそんな織田君を尊敬してたそうです。
織田君のライブで観た健ちゃんのパフォーマンスは、まさに良き相棒といった感じでした。
(H26.2.入手済です、お騒がせしましたw)
(H17/12/18追記)
WESING様より、貴重な情報を頂き一部訂正します。LP盤には裏ジャケにメンバークレジットが載ってるそうです。やっぱりコピーだけで現物確認無しで偉そうに書くのはダメですね・・反省してます!
やはり考えることは一緒でしたか(笑)
さて、どうしましょうか?「WILD FLOWeR」という手もありますが・・・FODも捨てがたいし無理やりフュージョン化しましょうか(笑)
ほとぼりが冷めた頃ひっそりと静かに解析します(笑)。
因みに私は#6.My Wingsが一番好きです。
・・・<この盤のコンセプトは、ずばりZEPのPageをBeckに替えてみました!でしょう。>・・・なるほど、納得です。
何かの雑誌で北島さんがそうコメントしていた記憶があります。
やっぱ、ちょっとデシャバりすぎでしたね・・申し訳なかったです。m(__)m
ぜひかぶってでも、この辺の詳細解析を期待してますよ。
私にはネタが無いWHYや9thImageあたりもぜひお願いしたいですが・・この際同時期に出た土方氏のAtomicRoosterなんてのはどうすか?。
僕は「・・美学」しか持ってないんですよ。つたない記憶によると、本作について音楽雑誌のインタビューで「ディープ・パープルが嫌いでレッド・ツェッペリンが好きな人は聞いたほうがよい。」と語っていたような。僕もそのクチです(パープル嫌い)。elmar35さんはどうですか?
・・・<やっぱ、ちょっとデシャバりすぎでしたね・・申し訳なかったです。m(__)m>・・・そんな事おっしゃらないで下さい。こちらこそ恐縮です。
レビューはすごく勉強になりました。多分私ではここまでZEPとは対比できなかったと思います。目から鱗状態で拝見いたしました。改めて聴きなおしたら再度納得です。新鮮な気持ちで聴けました。感謝いたします。
AtomicRoosterの件ですが、実は持っていません(悲)。ほしいんですが・・・。
WHYや9thImageに関してはホントに音源在りませんよね。やはり探しているんですが・・・。
major_keysさんへ。
・・・<「ディープ・パープルが嫌いでレッド・ツェッペリンが好きな人は聞いたほうがよい。」>・・・これまた納得(笑)。
2ndの曲はバンドでコピーしやすいんですよね。1stはVoとDがついて行けない展開が多くて、私は断念したクチなんです。一度聞いてみて欲しい盤ですよ。
ちなみに私はパープル大好きです・・逆らってばかりでごめんなさい!
健ちゃんはええカッコしいなのと、アンチポップだからそんなこと言ったのかな?確かにパープルは中途半端な曲が目(耳?)に付くので、質においてはZEPとは比較にならないですよね。
目から鱗・・なんてそんな。(笑)
それより、実は私FODはあんまりなじみが無くて、今後の展開(?)を考えて予習しておこうと思い立ち、今日も中古盤をあさって来ましたが、なかなか無いですね!とりあえず赤いのと、お猿さんのと、ぱんげあって書いてるのは抑えました・・でもレヴュー不能です!(笑)
それはさておき、つたない記憶をさらにたどると、北島氏はそのインタビューで「ヴォーカルも織田ぐらい歌える奴でないとね。」と言っていたような。なら2ndではなぜ自分で歌っているんでしょう。
某所にLPとCDを交換したと書いてますが(笑)、CDを先に送ってもらってからLPを送ったんですよ。何故かというと、LPに書いているクレジットやライナーがCDでは省かれていることもあったから。
このアルバムのジャケット裏にクレジットが書いてあったと思うんですけどね。
僕はそれをワープロで印刷してCDに入れてますよ。