今週の半ばにDream Theater(ドリーム・シアター)の待望の新作“Systematic Chaos(システマティック系♂)”がリリースされます。
前作“Score”は生オーケストラとのほぼぶっつけ本番に近い共演ということで話題を呼んだライヴ作品でした。
やはりシンセより生オケのサウンドの方がオーガニックで迫力がありますよね。
そんな訳で、新作リリース前哨戦も兼ねて、本年初頭にリリースされた彼らのトリビュート作品を取り上げてみます。
これは、Vitamin Records(ヴァイタミン・レコーズ)の企画“String Quartet(ストリング・カルテット)”による一連のトリビュート・シリーズの一つで、弦楽四重奏によるアレンジ・ヴァージョンです。
他には“Evanescence(エヴァネッセンス)”“Metallica(メタリカ)”“Linkin Park(淋菌パーク)”など、今をときめくメタル系のアーチストを中心にチョイスされてるようですね。
なんとなくイメージ的には、以前当サイトでもレヴューした“Apocalyptica(アポカリプティカ)”と被るものがあります。
ただ、全てチェロでダークなイメージに纏めてた奴らに比べ、こちらはさすがに四重奏団だけあり更にシンフォニックでメロディアスでビューティフルです。
ストリング・カルテット(弦楽四重奏)ということで、プレイ自体は“THE DA CAPO PLAYERS(ザ・ダカーポ・プレイヤーズ)”が担当してます。
面子は、Jean Sudbury(ジーン・サドバリー:violins) Tom Tally(トム・タリー:viola) Steve Velez(スティーヴ・ヴェレス:cello) Frederick Charlton(フレデリック・チャールトン:contrabass)の4名がクレジットされてます。
彼らについて調べてみると、チェロのヴェレスが主催する7名のクラシック・ミュージシャン集団で、北カリフォルニアを拠点に活動してるようです。
現在は、そのヴェレスのほかはヴィオラのタリーのみが残ってるのかな・・ウエブでもちょっと表示が微妙なんですが・・。
【Steve Velez:cello】
【Tom Tally:viola】
あとの2人も調べてみました。
ドンピシャかどうか若干不安もありますが、多分この人たちに間違いないと思います。
【Jean Sudbury:violin】
【Frederick Charlton:contrabass】
今回聴きながら、結構重大なミスをみつけてしまいました。
お粗末なことに、ジャケットのトラックリストがメチャメチャなんですよね。
ウエブで試聴できますが、曲がほとんど一致してないので、以下正しい曲順と表記上の誤った曲順を併記しておきます。
1.Overture 1928
from 5th“Metropolis PT.2 ('99)”
2.Pull Me Under
from 2nd“Images And Words ('92)”
3.As I Am
from 7th“Train of Thought ('03)”・・誤表記#4
4.Peruvian Skies
from 4th“Falling Into Infinity ('97)”・・誤表記#8
5.The Dance Of Eternity
from 5th“Metropolis PT.2 ('99)”・・誤表記#6
6.Lifting Shadows Off A Dream
from 3rd“Awake ('94)”・・誤表記#3
7.Ytse Jam
from 1st“When Dream And Day Unite ('89)”・・誤表記#5
8.Hell's Kitchen
from 4th“Falling Into Infinity ('97)”・・誤表記#7
ご覧のように、DTの6th,8thを除く作品群からのチョイスとなってます。
アレンジは、かなり原曲に忠実です・・各プレイヤーの力量も大したものですね。
#1などは元々シンフォニックなアレンジなんでそのまんま東ですし、#4や#6なんてキャッチーな曲も上品にアレンジされてます。
個人的には#5がすごいと思いました・・原曲がかなり無茶苦茶複雑なアレンジだけに、ホントよく出来たなあと感心させられましたね。
DTのマイキーもスリーブにコメントを寄せてますね。
トラックリストの件、バレたら怒るだろうな・・。
なお、Score程の異常な緊張感はあまりありませんので、リラックスして楽しめる作品です。
まあ、真剣に聴きこむ部類のものではありませんが、参考まで!(笑)
前作“Score”は生オーケストラとのほぼぶっつけ本番に近い共演ということで話題を呼んだライヴ作品でした。
やはりシンセより生オケのサウンドの方がオーガニックで迫力がありますよね。
そんな訳で、新作リリース前哨戦も兼ねて、本年初頭にリリースされた彼らのトリビュート作品を取り上げてみます。
これは、Vitamin Records(ヴァイタミン・レコーズ)の企画“String Quartet(ストリング・カルテット)”による一連のトリビュート・シリーズの一つで、弦楽四重奏によるアレンジ・ヴァージョンです。
他には“Evanescence(エヴァネッセンス)”“Metallica(メタリカ)”“Linkin Park(淋菌パーク)”など、今をときめくメタル系のアーチストを中心にチョイスされてるようですね。
なんとなくイメージ的には、以前当サイトでもレヴューした“Apocalyptica(アポカリプティカ)”と被るものがあります。
ただ、全てチェロでダークなイメージに纏めてた奴らに比べ、こちらはさすがに四重奏団だけあり更にシンフォニックでメロディアスでビューティフルです。
ストリング・カルテット(弦楽四重奏)ということで、プレイ自体は“THE DA CAPO PLAYERS(ザ・ダカーポ・プレイヤーズ)”が担当してます。
面子は、Jean Sudbury(ジーン・サドバリー:violins) Tom Tally(トム・タリー:viola) Steve Velez(スティーヴ・ヴェレス:cello) Frederick Charlton(フレデリック・チャールトン:contrabass)の4名がクレジットされてます。
彼らについて調べてみると、チェロのヴェレスが主催する7名のクラシック・ミュージシャン集団で、北カリフォルニアを拠点に活動してるようです。
現在は、そのヴェレスのほかはヴィオラのタリーのみが残ってるのかな・・ウエブでもちょっと表示が微妙なんですが・・。
【Steve Velez:cello】
【Tom Tally:viola】
あとの2人も調べてみました。
ドンピシャかどうか若干不安もありますが、多分この人たちに間違いないと思います。
【Jean Sudbury:violin】
【Frederick Charlton:contrabass】
今回聴きながら、結構重大なミスをみつけてしまいました。
お粗末なことに、ジャケットのトラックリストがメチャメチャなんですよね。
ウエブで試聴できますが、曲がほとんど一致してないので、以下正しい曲順と表記上の誤った曲順を併記しておきます。
1.Overture 1928
from 5th“Metropolis PT.2 ('99)”
2.Pull Me Under
from 2nd“Images And Words ('92)”
3.As I Am
from 7th“Train of Thought ('03)”・・誤表記#4
4.Peruvian Skies
from 4th“Falling Into Infinity ('97)”・・誤表記#8
5.The Dance Of Eternity
from 5th“Metropolis PT.2 ('99)”・・誤表記#6
6.Lifting Shadows Off A Dream
from 3rd“Awake ('94)”・・誤表記#3
7.Ytse Jam
from 1st“When Dream And Day Unite ('89)”・・誤表記#5
8.Hell's Kitchen
from 4th“Falling Into Infinity ('97)”・・誤表記#7
ご覧のように、DTの6th,8thを除く作品群からのチョイスとなってます。
アレンジは、かなり原曲に忠実です・・各プレイヤーの力量も大したものですね。
#1などは元々シンフォニックなアレンジなんでそのまんま東ですし、#4や#6なんてキャッチーな曲も上品にアレンジされてます。
個人的には#5がすごいと思いました・・原曲がかなり無茶苦茶複雑なアレンジだけに、ホントよく出来たなあと感心させられましたね。
DTのマイキーもスリーブにコメントを寄せてますね。
トラックリストの件、バレたら怒るだろうな・・。
なお、Score程の異常な緊張感はあまりありませんので、リラックスして楽しめる作品です。
まあ、真剣に聴きこむ部類のものではありませんが、参考まで!(笑)