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黒蜜味でないと、食べられない。。。
■ところてんの原材料
天草。
静岡県は天草の収穫高日本3位(資料によっては1位)。
そして、稲取の天草は、
その質の高さで、全国に知られています。
■天草とは
海藻のうち、もっとも深いところに分布する紅藻(ノリも紅藻)で
オニクサ・オオブサ・マクサ・ユイキリ、ヒラクサなど、
日本各地に広く分布、生息している
テングサ目テングサ科に属する海藻です。
(テングサという名前の海藻はありません。)
伊豆でところてんの材料となるのは主にマクサです。
天草採りは
・海女さんが命綱をつけて潜り採る。
・「まんが」と呼ばれる1~1.5mの大きさの鉄製の
熊手様のものを舟を使って引きむしる。
・浜に打ちあげられたものを拾う の3つの方法があります。
採った天草は
ごみを取り除き、真水に浸し、天日に干すことを繰り返し
塩抜きや色抜きを行います。
この乾燥した天草を煮出した汁を固めたものが
ところてん。
ところてんを凍らせて、水分を抜いたものが
寒天。
■石川さゆりの「天城越え」の歌詞の中に
「寒天橋」が出てきますが
その昔、伊豆で収穫された天草を
氷点下になる長野まで運んだ街道の途中につけられた
地名だそうです。
■この「ところてん(心太)」ですが、
皆さんは酢醤油&からしで召し上がりますか?
私は、黒蜜をかけた心太が好きです。
酢醤油&からししか知らなかった頃は、
心太という食べ物は「嫌い」のカテゴリーに入っていました。
某スーパーで黒蜜付きの心太を見つけて、ちょっと嬉しかったのでUPしました。
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酢醤油のところてんなんて見たことなくて
「ところてんはおかずだ」と言われた時に、
ものすんごいびっくりしたのを覚えています。
正確には食べた事がありませんケロ
私は逆で、京都(だったかな?)で初めて黒蜜味を食べて
「こんなに美味しい物だったんだ」とショックを受けました。
狭い日本なのに、こんなに違うの、面白いですね。
かえるさんは関東の方ですよね。
関東は酢醤油、関西は黒蜜の図式は、
一般的ではなかった、ということでしょうか??