シラヌタの池では、モリオアオガエルの卵はこんな風なっています。
■モリアオガエルの話題が続きます。
そう言えば
池に張り出した枝にモリアオガエルの卵塊が
沢山ぶら下がっている様子の写真を
UPしたことがなかったなぁ~と思い、
以前に撮影したものを引っ張り出してきました。
■雨や曇りの時が多い時期の産卵であること、
池に出かける時間がいつも大体お昼近いせいもあって、
光を上手く操れず
いい写真をなかなか撮ることができません。
ちょっとピンボケ感がありますが
雰囲気は感じていただけるでしょうか?
■ざっと数えて50個位の卵塊。
たぶん、メス一匹で一つの卵塊を作るので
メス50匹がここへやって来たってこと!!
これはすごい。
なんですごいかって??
■1個の卵塊の中には
300~500個の卵が入っていますので
15000~25000匹のオタマジャクシが
池の中へポトン、ポトンと落ちるわけです。
それもすごい。。。。
けれど、
オタマたちが落ちた先には
大量の天敵のアカハライモリが待ち構え、
めでたく子ガエルとなってからも
陸では、ヘビや野鳥や小動物たちが狙っている。
その魔の手から逃れるように
カエルたちは、森の樹に登り、
虫やクモなどを食べて静かに暮らす。
池に帰ってくるのは
生まれてから2~3年後。
再び産卵のために戻ってくるのです。
こんなに過酷な状況であるにもかかわらず
この狭い範囲だけで
50匹のメスが帰ってきた。
おそらく、オスはその数倍。
シラヌタ周辺の環境の素晴らしさに
あらためて感服するのでした。
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先日は、ショックを与えるような日記で・・すいませんでした。でも事実・・シラヌタのモリアオも出品されています。ま・・それはともかく、シラヌタの池は(モリアオの聖地)です。どんな環境だったら・・彼らが生きていけるのか?というヒントを与えてくれています。①昼間でも明るくないこと ②静かなこと ③樹と水がバランスして、魚がいないこと④適度な標高があること。ま・・るみさんの報告ではいろんな場所に片瀬白田では出現?するそうなので・・本当にうらやましいですし・・あこがれます。僕も【薔薇とモリアオ】みたいですよ!!
すいません、なんて、とんでもない!正直ショックにはショックですが、いつも、とても勉強になります。事実を知ることは大切なことだと思っています。自分の価値観だけがこの世の全てではないし、色々な考えがあることに触れることで、さらに、自分の考えや、何が大切なことなのか、これから私はどうしていったらいいのかを深める機会になります。自適庵さんを始め、自適庵さんのマイミクさんたちのご意見を聞かせていただくと、自分が「浅いな~」といつも思います。
>シラヌタの池は、モリアオが行き抜いて行くヒントを与えてくれる。
ほんとにそうですね~。その環境を、見事にモリアオガエル自身が見つけたことにも、大きな価値がありそうです。
これからも、シラヌタでがんばって生息数を増やして、仲間たちの住むエリアが広がっていくといいなぁ~。
白田界隈のモリアオちゃんたちを見る限り、相当環境への順応性が高いように思えますが、一方、(自適庵さんの日記で知りましたが、)あまだ池のモリアオちゃんのように、なぜが消えてしまうデリケートな面もある。モリアオガエルという生き物一つとってみても、ほんとうに自然て面白いです。