英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

第223回TOEICの感想

2017年09月10日 | TOEIC・英検など
自身64回目となる第223回TOEIC L&R を受験してきました。受験された皆さん、お疲れ様でした。会場は松本大学。私の受験した教室は154人収容の大教室でしたが、二~三人掛けの長机に一人で座る配置で98名が受験しました。

最高のTOEIC日和!
以下、個人的な感想を勉強法も含めて記します。

【リスニング全般】
150人超の大教室にCDラジカセ一台でしたので、後ろに座った人は音が籠って聞こえてしまったかも知れません。いつも思うのですが、大教室にはスピーカーがついていますので、それを使うなどの工夫は出来ないのでしょうか。私は前から5列目でしたのであまり気にはなりませんでしたが・・・。リスニング47分で全体終了が15:02のフォームでした。

【パート1】
難しい問題はありませんでした。比較的難しいとされる人が写っていない写真も、無難にクリアしました。

【パート2】
ヒントも何もなく淡々と25問続くので、リスニングの中で一番苦手なパートですが、聞き終わった問題にはこだわらない、意識の切り替えが大事なパートでもあります。今回は中盤で消去法でも判断が難しい問題が数問続きましたが、終わった問題は潔く諦め、一問一問に集中できたと思います。

【パート3とパート4】
パート3は13セット×3問の39問、パート4は10セット×3問の30問。チャートやイラストが含まれ、3人の会話も2セットありますが、「設問の先読み」→「内容推測」→「聴きながら解答」→「解答指示アナウンスの時に次のセットの設問を先読み」のリズムが大切なパートです。今回はすべてのセットとも、内容推測と解答をスムーズに完璧にできたと思います。

【パート5】
いつものように文法・語法・語彙問題とも満遍なく出題されていました。意味から引っかけようとする問題もありましたが、コロケーションを知っていれば、引っかからないでしょう。

【パート6】
4セット×4問の16問。文挿入も各セットで問われますが、紛らわしい選択肢はなかったように思います。空欄の前後関係を意識しつつも、全体の流れ意識して解答するという当たり前のことができていれば問題ないでしょう。

【パート7】
新形式ではダブルパッセージ(DP)だけでなく、トリプルパッセージ(TP)も出題されるため読ませる量が増え、受験者を最も悩ますパート。今回はパート5を8分、パート6を7分で通過し、パート7に突入したのが14時01分。だいたいいつも通りのペースで、約60分残してパート7に取り掛かりました。

解き方は、今回もいつも通りHUMMER式を採用。最近のTOEICパート7は、回やフォームによって難易度が違い、また、全体的に難化・長文化しているので、油断せずに全精力を傾けました。今回は1セット2~3問の問題が多く、逆に解答効率が悪いので少し時間がかかることを覚悟して進めました。

No.176のDPに突入したのが14時24分、No.186のTPに取り掛かったのが14時35分。終了約10分前の14時52分に完答しました。前回より10分多く解答に時間がかかったのは、パート5の解答スピードとパート7のセット数の多さによるものと思います。


以前から思っていたのですが、今回の受験でその思いは確信に変わりましたので、少し毒を吐かせていただきます。そう、試験官の対応です。

私の受験した教室では3人の監督者がいたのですが、以下の点で不手際がありました。

・試験開始前の音量確認のCDを途中で止める。(13:00から流すものと勘違いしていたらしい)
・冷房が効き過ぎていて、受験者が設定温度を上げる要望を出しても何ら対応できない。
・なぜかパート1のディレクションを途中で止める。
・一人の試験官がリスニング中に不必要に歩き回り、目障りだけでなく、小声で別の試験官に「音量が大きいよ」と言って、パート2の途中で何度も音量を変える。

受験生は6,000円近いお金を払って受験しているのですから、試験官も本番を想定して通しでリハーサルしたり、一回でもTOEICを受けた人を採用するなどして、受験生より詳しい人にしてもらいたいです。ど素人に試験官をやらせていいのでしょうか。化粧がけばくてヤンキーっぽい人が試験官に多いのも、前々から気になっていたことです。

私は60回以上受けているので、何が起きても慌てない心構えができていますし、どんな状況でもいつも通りの力を発揮できてこその実力だと思っています。以前にはこんなこともありました。
→・第175回TOEICの感想
→・第165回TOEICの感想

しかし、すべての受験生がそのような心の状態ではないですし、常に同じ条件で受験できなければならないと考えます。

今回はこういう状況でもきちんと受験できたことが収穫だと考えます。次回11月の受験を楽しみにして、また日々のトレーニングを積んでいくだけです。


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緊張感と達成感

2017年09月10日 | 子育て
次男(小2)が入賞した、第18回長野県こども新聞コンクール上伊那地区大会表彰式に出席しました。

1,438作品中、入賞は19作品。改めて、受賞の重みを感じました。たくさんの人の前で賞状を授与された次男(小2)はいつになく緊張していましたが、この緊張感が達成感へと変わり、更なる努力の源となってくれることでしょう。

新聞づくりは、情報を読み取る力、気づく力、伝える力を養うのに最高のトレーニングとなります。身の回りのこと、当たり前のことの中にも、掘り下げていくと何か大きな発見があります。そんな小さな発見が、学問につながっていくように感じた表彰式でした。それにしても、長男(中2)も6年前の小2の時に、同じく受賞していたので、デジャブ感が半端ありませんでした(笑)。

さあ、今日は自身64回目の第223回TOEICです。子ども達の頑張りに刺激をもらい、全力を尽くしてきます。受験後の感想は、午後8時くらいのアップを予定しております。


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個性

2017年09月09日 | 指導現場にて
授業で使う教材に practically が出てきて、代ゼミ時代を思い出しました。

代ゼミで浪人していた時、中村稔先生というキャラの強い先生がいました。「ハイクラス英語ゼミ」を担当していて、英語好き・マニアがとるような講座でしたが、その授業内容も独特でした。紙辞書しかなかった時代、受講者全員に辞書を持ってこさせ、英文の中に出てきた単語を引かせて、その前後で重要な単語にすべて線を引かせていくという、ボキャビルが話題でした。

そして、だみ声から繰り出される中村先生の発音も強烈。practically が出てきた時、「出てまいりました~。プラーチカリー」とカタカナそのままで発音されたのは、鮮明に記憶に残っています。現在では発音の悪い先生は何かと淘汰されてしまう時代ですが、当時は、中村先生のキャラクターが強いこともあり、根強い人気を博した先生でした。

他にも個性の強い先生ばかりでした。というよりも、個性が強くないと生徒の記憶には残らず、生き残れないのが、予備校業界の常識かもしれません。

私の個性は何か。やはり、ギャグの寒さと生徒の人生に寄り添えるアツさかな(笑)。


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克己

2017年09月08日 | 指導現場にて
9月。朝晩はめっきり涼しくなり、雨も続き、日も短くなる。否応なしに秋を感じます。

自分が大学受験生だったとき、突然、不安に襲われたのも9月。下痢が続き、抜け毛が増え、体重が減り、何ら合格という確証のない大学受験向けって進み続ける恐怖。

でも、やるしかない。勉強することでその不安は少しは和らぐ。参考書を使い込み、その汚れ具合を見て、今という瞬間を生きている確証にするしかない。

受験生たちよ、これからいよいよ弱い己との戦いになる。その戦いに勝てる克己心を、勉強を通して養っていこう。


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葛藤の中で見える光

2017年09月07日 | 指導現場にて
毎年のことですが、この時期、高3生は葛藤の中にいます。

推薦入試の可能性、苦手科目の克服、受験科目の多さ、文転・理転・・・。やるべきことや考えるべきことが多く、いくら時間があっても足りない。

当然、高1の頃から今の状態が想像できれば違っていただろうという後悔。でも、悔いたところで何も変わらない。やるしかない。前に進むしかない。ギリギリの状態、切羽詰まった状態でこそ見えてくる可能性がある。それが人生であり、その道を信じて進んだ時、後悔が後悔でなくなり、歩む道だったと信じることができる。

今はただ、迷いながらも小さな可能性を信じて進むしかない。


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追究の先にある果実

2017年09月06日 | 子育て
第18回長野県こども新聞コンクールの上伊那地区で、次男(小2)の書いた「ナンバープレート新聞」が入賞しました。応募総数1,438点中、入賞19点、入選32点でしたので、かなりの激戦だったと思います。8日~12日にベルシャイン伊那店で展示されますので、お近くの方は足を運んでいただければ幸いです。

次男は昨年の夏は佳作でしたので、更なるレベルアップを目指して昨年末にはテーマを決めて、時間をかけて取り組んできました。頑張った次男に「おめでとう!」と声をかけてあげたいです。

長男も同じく小2の時に「飛び地新聞」で入賞し、興味あることを追究していく意義と成果を感じ取り、全国放送の特番にも出演するなど、その後の人生にも大きく影響しました。だからこそ、我が家では、夏休みのこども新聞作成は重要視しています。

身の回りのことに常に疑問を持ち、論理的に考え、それを伝える。興味を持ったことはとことん追究していく。そんな力を培える環境を整えてあげることが親である私の責務だと、改めて感じています。


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やらないことがストレス

2017年09月05日 | 趣味
9月になり、信州伊那谷はだいぶ涼しくなってきました。
玄関先の Heavenly Blue が毎日見られる季節です。この色は「天色」と言うそうですよ(*^^*)

ランニングも走りやすいコンディションとなり、これからは最高の季節ですね。しかし、先週は、仕事・病院・天気等の関係でまともに走れていなかったのでイライラがたまっていましたが、土日をはさんでしっかりと走り込みができたので、一気にフラストレーションが解消しました。

勉強もランニングや筋トレと同じです。最初のうちは“やらなければならないことがストレス”になるかも知れません。しかし、“やらないことがストレス”になるほど習慣化できたら、結果が出るのは当然です。


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経験から出る言葉

2017年09月04日 | 閑話
遅ればせながら、オリエンタルラジオ・中田敦彦著『大合格』を読了。
「アメトーーク」の勉強大好き芸人で知られるオリエンタルラジオ・中田さんの、大学受験を乗り越えるためのアドバイスが満載の一冊。推薦入試ではなく、一般入試で実際に勉強で苦労した中田さんだからこそ書ける言葉に納得の連続で、勉強だけでなく、進路や親・友人とのかかわりにまで言及されています。
「人を納得させる」というのは、自分の覚悟を言葉にすること
(『大合格』185ページより)
さりげなくアツい言葉も出てきてグッときます。これから大学受験に向けて本格的に走りだす高校1・2年生に読んでもらいたい一冊です。


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ワークライフバランス

2017年09月03日 | 閑話
一昨日のブログ記事「この十年で学んだ3つのこと」では、病気の診断を受けてから現在までの十年間で学んだ3つを挙げ、今日はその三つ目の「ワークライフバランス」についてです。

Wikipediaによるとワークライフバランスは次のように定義されています。
ワーク・ライフ・バランス(英: work–life balance)とは、「仕事と生活の調和」と訳され、「国民一人ひとりがやりがいや充実感を持ちながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる」こと
(Wikipedeaより)
人生で多くの時間を費やすのが仕事であることは間違いない事実ですが、仕事が全てではなく家族との時間や趣味に費やす時間があってこそ、仕事も充実し人生全体が充実してきます。

仕事の調子がいいとついつい無理をし過ぎます。無理をしていると気づいているうちはいいのですが、その無理が当たり前になってしまうと、体調を崩すまでそのまま行ってしまう場合があります。

甲状腺癌を経験してからは、常に仕事とプライベートのバランスを考えるようにしています。4年前に独立開業したのも、仕事を全て自分のスタイルででき、時間の管理も好きなように出来るからだと言っても過言ではありません。

仕事の能率を上げるために、敢えて仕事から離れてみる。プライベートを充実させることでいつもと違った視点をもてるようになります。結局は、どれが一番大事というものではなく、仕事・家族・健康・趣味のすべてが大事であり、要はそのバランスを均等に保つことが大切です。

以前読んだ『仕事と人生が同時に上手くいく人の習慣』も参考になりますので、興味のある方はご一読をすすめます。


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整理整頓の重要性

2017年09月02日 | 閑話
昨日のブログ記事「この十年で学んだ3つのこと」では、病気の診断を受けてから現在までの十年間で学んだ3つを挙げ、その一つ目の「人生に関わる物事を、いくつも一度に進めてはいけない」について書きましたが、今日は二つ目の「整理整頓の重要性」についてです。


その当時、リビングテーブルの一角は本やプリント類が乱雑に積み重ねられ、食事が出来るスペースもままならない程でした。そして、最たるものが、通勤に使う軽自動車の後部座席。授業で使ったプリントや、ゴミが入ったコンビニのレジ袋が散らかり、目も向けられない状況でした。そして仕事に使うカバンがプリント類やテキストで膨れて、パンパンに膨れひどい状況でした。

そんな時に病気になり、入院と手術。自分を見つめ直す時間が取れ、一冊の本と出合いました。『人生カンタンリセット!夢をかなえる「そうじ力」』です。
書かれていることに衝撃を受けました。著者は、「あなたの住む部屋が、あなた自身である」「あなたの心の状態、そして人生までもを、あなたの部屋があらわしている」と唱えています。部屋は心の反映であり、掃除や整理整頓ができていないと、その心が発しているエネルギーと同質のマイナスの磁場ができてしまい、全てが悪循環となるそうです。

整理整頓が出来ていない時は、体や心から何らかのメッセージが放たれるんだなと実感して以来、身の回りの整理整頓を心がけています。仕事で流れが悪い時、何か気持ちがイライラしている時はたいてい、散らかり始めています。そんな時は、整理整頓と掃除を徹底すると、いい流れに戻り、気持ちも落ち着きます。

科学的根拠はないかも知れませんが、「病は気から」と昔から言われているように、気持ちの持ち様が良くも悪くも体に影響を与えているように思います。


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