生徒を指導していると、理系の生徒に特徴的なことがあります。
余りにも論理的に考えすぎて、覚えることを意識しない。細部にこだわりすぎて、一つひとつ解決していかないと先に進めないのです。
昨日もこんな質問を受けました。
他にも、「『数学でこの公式を覚えなさい』と言われるけど、なぜその公式が成り立つのか理解できないから覚えられない」とお門違いの言い訳をする生徒もいます。
三平方の定理はよく知られていますが、それを証明できる人が何人いるでしょうか。
主語が三人称単数で、時制が現在の場合 s がつく。このルールは基本で、知っていて当然。覚えればいい話であって、「なぜ三人称単数現在形には s がつくのか?」を追究していたら、日が暮れてしまいます。それは学問的な事項であり、大学で研究していけばいい内容です。
安河内哲也著『できる人の教え方』(中経出版)では、指導者の心得として、「その生徒が思考型か暗記型を見抜いて教える」ことが必要と説いています。
思考と暗記のバランスがほどよくとれていることが、勉強の基本。思考に偏っている生徒には、「もっと単純に考えろ!」と勉強のスタンスを是正していくのも、私の大切な仕事です。
余りにも論理的に考えすぎて、覚えることを意識しない。細部にこだわりすぎて、一つひとつ解決していかないと先に進めないのです。
昨日もこんな質問を受けました。
Dolphins may appear, or they may not appear.高校1年生の助動詞の課で出てきた例文ですが、医学部志望のその生徒は、次のように質問してきました。
(イルカは姿を現すかもしれないし、あるいは現さないかもしれません。)
「最初の“イルカは姿を現すかもしれない”で、姿を現わさない可能性も示されるので or 以降の文は必要ないんじゃないですか?」確かにそうかも知れません。しかし、そこにこだわってどうなるのでしょう。ここでは may が推量を表すことを習得すればいいのです。そこまで深く考えていたら、大学合格に必要な膨大な知識を習得することはできません。
他にも、「『数学でこの公式を覚えなさい』と言われるけど、なぜその公式が成り立つのか理解できないから覚えられない」とお門違いの言い訳をする生徒もいます。
三平方の定理はよく知られていますが、それを証明できる人が何人いるでしょうか。
主語が三人称単数で、時制が現在の場合 s がつく。このルールは基本で、知っていて当然。覚えればいい話であって、「なぜ三人称単数現在形には s がつくのか?」を追究していたら、日が暮れてしまいます。それは学問的な事項であり、大学で研究していけばいい内容です。
安河内哲也著『できる人の教え方』(中経出版)では、指導者の心得として、「その生徒が思考型か暗記型を見抜いて教える」ことが必要と説いています。
思考と暗記のバランスがほどよくとれていることが、勉強の基本。思考に偏っている生徒には、「もっと単純に考えろ!」と勉強のスタンスを是正していくのも、私の大切な仕事です。
私も小さな学習塾で指導しており、塾講師の先輩方のリアルなエピソードはとても勉強になります。
そこで、ぜひ質の高いブログを集めて塾講師の輪を作りたいと思い、趣味としてブログランキングサイトを作りました。
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