英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
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連続サブ200へ向けて!

2023年11月15日 | ランニング・筋トレ

中間点を過ぎると、また少し上った後、約500m続くつづら折りの急な下り坂が待っています。上り坂の遅れをここで取り戻そうとしてスピードを上げてしまうと、平地になってから必ずダメージが来るので、「歩幅は小さく、我慢!」と独り言ちながら、冷静に対処しました。試走と昨年の松本マラソンで合計2回この赤木山を走っているので、コースを熟知している強みですね。

この先、まだいくつかの坂があることはもちろん分かっていたので、真下に重心を落として大殿筋と体幹で走るフォームを意識して、なるべく足を使わないようにしました。どのフルマラソン大会でもそうですが、25kmの辺りから、歩き始めたり、足が攣ってしまったりしているランナーを多く見かけるようになります。松本マラソンも例外ではありません。前半飛ばし過ぎて後半に足が止まってしまうランナーを追い越していくことを、マラソン用語で「拾う」と言います。前半抑えて走るネガティブスプリットのランナーの本領はここから発揮されます。一人ずつ拾っていくことで、レース戦略が間違っていない証にもなり、自信につながります。

スライド区間となっている26kmで高校の先輩でラン友でもあるT・Iさんとすれ違い、お互いに手を挙げてエール交換しました。私より1kmほど先を行く順調な走り。T・Iさんに続こうと、気持ちも新たに30kmに向かいました。

28kmのえびの子水苑の給水所でバナナを取り、頬張りました。後半に向けて少しでも多くカリウムを摂取して、足攣り予防。これも金哲彦さんの「ラン×スマ」から学んだこと。

31km手前、スターターも務めた小平奈緒さんがハイタッチで応援してくれました。そのおかげで、その後すぐ目の前に表れた信州スカイパークに続く激坂もタイムロスなく駆け上がれました。

32km、ポーチに持参していた補給ジェルMag-onのカフェイン入りを摂取し、体に活を入れました。残すは10km、スカイパーク一周。マラソンは自分の身体と心との対話。サブ3.5を達成してきた過去3回のマラソンと同様に「足が残っている」と実感。沿道の応援と給水所のボランティアのアツ過ぎるくらいの声掛けと相まって、自然とペースアップしました。

そう、自然と・・・。ランナーズハイ。確かに遠くで疲労を感じる。でも、走ることは止めたくないという二律背反、アンビバレント。

松本空港(信州スカイパーク)も何度も走っています。(2022年10月16日撮影)

35km過ぎ、「福澤先生―!ガンバレー!」という声。15年ほど前、彼が中学生だった時から高校卒業まで英語を指導し、そして、大学入学後も留学などでアドバイスして付き合いがあった生徒が応援してくれました。やはり、知り合いからの生の応援はとてつもないパワーになります。

それは、スカイパークに入った32kmから10kmのラップにも表れています。

~33km 4分49秒

~34km 4分46秒

~35km 4分44秒

~36km 4分39秒

~37km 4分27秒

~38km 4分22秒

~39km 4分24秒

~40km 4分26秒

折からの強風が40km地点の上り坂で向かい風となり、これまで6回のフルマラソンで初めて心が折れかかりましたが、何とか腕を振って必死で喰らいつき粘り、ラップは4分台を維持しました。

41kmを過ぎ、サブ200(3時間20分未満)を確信しました。ネットタイムでの自己ベストには40秒ほど足りないものの、グロスタイムでも初めてのサブ200で自己ベストです。何度もガッツポーズをしながら、ゴールラインに駆け込みました。

6回目のフルマラソン。難コースで強い向かい風の厳しい気象条件の中、一度も歩かず、立ち止まりもせず、気持ちも身体も最後まで余力を持って走り切ることができました。

タイム(グロス)3時間19分49秒

タイム(ネット)3時間19分47秒

種目順位 223位/3,443人(上位6.5%)

年代順位 39位/1,042人(上位3.7%)

 

信濃毎日新聞 電子版号外より

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