今週は国公立大学二次試験・前期日程の合格発表が行われています。それに合わせて、私立大学を含めて進学先を決め、生徒たちから連絡がどんどん入ってきます。
実力通り第一志望の大学に合格を果たした者、共テ後のリサーチでA判定が出ていたけれども悔し涙を流すことになってしまった者、MARCHに受かったが早慶を目指して捲土重来を期す者・・・。
人生の大きな岐路になりうる大学入試ですが、長い人生での一通過点に過ぎません。今回の合否は、現在までの努力の結果。しかし、この結果は、いかなる未来を担保するものではありません。そして、選択した道に正解も不正解もありません。その後に続く道で、高い志とともに努力を続けた者だけが、10年後、20年後に「大学入試を経験して正解だった」と思えるのです。
すべての受験生に“己の道”を進んでもらいたい。たとえそれが曲がりくねった道であったとしても、その時は遠回りになったと思っても、時が経って振り返ると、実はそれが一番の近道だったということに気づけるはずです。
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