A is no more B than C is D(AがBでないのはCがDでないのと同じである)は、大学受験を経験した人なら必ず一度は目にしたことのある超有名な比較の構文です。
A whale is no more a fish than a horse is.(クジラが魚でないのは、馬が魚でないのと同じである)の例文で知られるため、業界では“クジラの公式”と呼ばれていますが、「なぜこんなにも意味のない例文を載せているのか」と、いつも疑問を抱きます。私の好きな作家 Nicholas Sparks著『At First Sight』には、こんな英文が出ています。
受験英語では無味乾燥に見える構文も、例文を変えればたちまち斬れる英文として、その存在感を示してくれます。生徒たちには、英語力の根幹をなす受験英語をきちんと指導しつつ、その中に、記憶の片隅に残るような英文(とオヤジギャグ)を織り交ぜていきたいですね。
A whale is no more a fish than a horse is.(クジラが魚でないのは、馬が魚でないのと同じである)の例文で知られるため、業界では“クジラの公式”と呼ばれていますが、「なぜこんなにも意味のない例文を載せているのか」と、いつも疑問を抱きます。私の好きな作家 Nicholas Sparks著『At First Sight』には、こんな英文が出ています。
He could no more erase that chapter of his life than he could change his birthday.
(誕生日を変えることができないのと同じく、彼は人生におけるあの出来事を消し去ることはできないのだ。)
『At First Sight』2ページ16行目より引用
受験英語では無味乾燥に見える構文も、例文を変えればたちまち斬れる英文として、その存在感を示してくれます。生徒たちには、英語力の根幹をなす受験英語をきちんと指導しつつ、その中に、記憶の片隅に残るような英文(とオヤジギャグ)を織り交ぜていきたいですね。
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