今日は朝から強い雨が降っている信州伊那谷。初冬の雨はシアトルを思い出させてくれます。
さて、しばらくマラソンの話が続いていましたが、今日は少し真面目なお話です。
教育現場に長く身を置いていると、学力の伸びる生徒とそうでない生徒の特徴が見えてきます。
学力が伸びにくい生徒の特徴として、母国語である日本語なのに、発する言葉が単語レベルで止まってしまい、文章として成り立たないことが多いです。自分の意図を文章として伝える習慣がなく、コミュニケーションでも相手がいつも自分を理解し助けてくれると思い、指示待ちになる傾向があります。
そして、文章として言葉を発する習慣がないため、文章を読んで学ぶという勉学の基本が抜けてしまうことになります。学力の低い子は本を読んでいないケースがほとんどなのも、偶然の一致ではないでしょう。語彙力や国語力が学力の基本と言われる所以です。
・普段から、単語の羅列ではなく、きちんと文章で言い切るようにする。
・相手に伝わる話し方をする。
・本や新聞を読む習慣を身につける。
この3点を気をつけるだけでも、すぐに学力に変化が見えてきますよ(^^)/
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