英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

指導者の責任

2011年07月20日 | 指導現場にて
塾に勤めている私が言うのも変ですが(いやむしろ説得力があるかもしれませんが)、たかだか週2~3時間、塾に通ったからといって、成績が伸びるわけではありません。

塾での時間をきっかけにして、いかに自学させるか・・・。すべてはそこに集約されます。

指導内容や先生の人柄など、生徒のやる気を引き起こすきっかけはたくさんありますが、すべての生徒に同じレベルのモチベーションを持たせるのは、いくら経験を積んでも難しいのです。

常に試行錯誤し、あの手この手で子供のやる気を引き出そうとする。しかし、子供たちは動かず、思うような成果が得られない。

テストで点が取れないと「部活に夢中になっていて、家庭学習の時間が取れない」と結論付けるのは簡単です。そのような状況でも、勉強をやるようにいかに仕向けることが出来るか?

それが学校の教師や塾講師の技量だと思います。

ある私塾の広報に載っていた塾講師の言葉が、心から離れません。
生徒は先生の鏡です。先生の話が面白ければ、生徒は自然と耳を傾けます。先生のことを信頼していれば生徒は自然と先生の言うことを聞きます。私語をするのは先生の説明がつまらないのです。宿題をやってこないのは生徒をその気にさせていないのです。生徒ができないのは、本当に生徒が原因ですか。
私達はそんなに完璧な対応ができているのですか。塾長先生、自塾のスタッフは自分の鏡です。その鏡には何が映っていますか?
生徒のせいにするのは簡単です。

「子供たちが勉強するように仕向けることができているのか」と指導者が常に自問自答するその先に、子供たちの成長があります。


コメント
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