たこさんのメモ書き

Linuxの設定/構築のメモを残すのが主体です。
わからないこと、あれこれたくさん。

scim+anthy

2006-08-31 16:10:45 | vine3.x
Vine3.2の日本語変換システムが、AnthyとSCIMの組合せにも対応した。
8月13日のアップデートで、vutilsが更新されている。VineLinuxサイトに掲載されている情報のなかで、setimeを行って日本語変換システムを選ぶ際に、
$ setime scim
と入力すれば、Anthy+SCIMが有効な日本語変換システムになる。

もちろん、事前にscimおよびanthy、それらに依存するパッケージをインストールしておかないといけない。
# apt-get install scim-anthy
とすれば、それらを一度にインストール可能。

早速使ってみた。
日本語変換の精度はなかなか良く、以前のcanna+kinput2の組合せよりもスムーズに変換できる。
端末エミュレータからviを起動し、日本語を入力してみても、正常に変換された。
OpenOffice.org2.0.2との齟齬もないようだ。

自前でscimとanthyを入れようとして挫折していたので、このapt-getのラクチンさはとてもありがたい。



fluxbox

2006-08-29 23:15:04 | vine3.x
使っているノートPC(VAIO PCG-QR1S/BP)は、メモリ搭載量が256MBしかない関係で、軽量なウィンドウマネージャであるfluxboxを使っている。
昨日、ひさしぶりにこのPCを引っ張り出してapt-getを行うと、fluxboxのバージョンがあがっていた。fluxbox-1.0-0vl0.RC2.1。

使いはじめには、fluxboxの設定項目にある「再起動」を行う必要があるとのこと。

「システムスタイル」というfluxboxの設定項目で、好みのテーマが選べる。
テーマによっては、メニューの日本語が化けて読めないものもあるようだ。
いろいろいじっていると、以前のバージョンで表示されていたブドウの絵が消えてしまった。。
たぶんどこかにあるんだろうけど、まあいいか。

新しく選んだテーマは"Spiff"。黒が基調でシャープな感じが気に入った。
ファイルマネージャである"rox"は動きが非常に速い。これを含めていかにも軽量なデスクトップ環境の感じがする。


USBブート

2006-08-27 22:54:00 | Weblog
SONYの古いPC、VAIO PCG-QR1S/BPを、USBから起動するように設定してみた。
電源投入後にF2キーを押し続け、BIOS設定画面に入る。Removable Devicesを最初に起動するように、起動の順序を替えてやる。このPCはUSB接続のFDDから起動できるから、USBフラッシュメモリからも起動できるはずだ。
KNOPPIXを入れたUSBフラッシュメモリをポートに挿してPCを再起動させる。
と、KNOPPIXが起動しない。
USB接続のFDDから起動しても、USBメモリからは無理ということなんだろうか。

Webを調べてみると、場合によってはUSBメモリにFDDやZIPのふりをさせる必要があるらしい・・・

こんなサイトを発見。
USBブート推進協議会
http://orz.kakiko.com/kaeru/usbboot.html
USBブートに世界一詳しいサイトを目指すとのことで、有益な情報が山ほど掲載されている。
USB-KNOPPIXというディストリビューションもあるそうだ。

USBフラッシュメモリから起動するKNOPPIX

2006-08-27 22:53:44 | Weblog
日経Linux9月号に載っていた記事を参考に、USBフラッシュメモリにKNOPPIXを入れてみる。
必要なのはKNOPPIXのCD-ROM、USBフラッシュメモリ、起動用プログラムのSYSLINUX。Windows機で作業した。
設定ファイルの編集にはNOTEPADを用いたところ、設定ファイルを改行して表示してくれない。編集箇所を改行マークを頼りに捜し出した。
SYSLINUXは、事前にWindows機へインストールしておくこと。KNOPPIXをUSBメモリへコピーしたあとで、これを使って起動できるよう処理する。Windowsではコマンドプロンプトの上での作業。
最後の注意点は、USBから起動するようにPCのBIOSを設定すること。

USBブートはBIOSによって可能なもの・不可能なものがあるらしい。
最近のPCはおおかたブート可能とのことだが、数年前のPCはどうなんだろう?


無償のアンチウィルスソフト、AOLが提供開始

2006-08-10 01:09:01 | Weblog
ITproの記事。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/USNEWS/20060808/245355/?ST=print
セキュリティホールmemo、CNETjapanにも掲載。

プロバイダのAOLが、アンチウィルスソフトの無償提供をはじめたという。
発表は米国時間の8月7日。
AOLの該当サイトは以下。
http://www.activevirusshield.com/antivirus/freeav/index.adp?

AOL該当サイトの意訳。
「総合的なアンチウィルス防御が、ウィルスとスパイウェアから、あなたのPCを守るのを手伝います。
アクティブ・ウィルス・シールドの紹介
・先進的な検知技術が、既知および新しいウィルス、スパイウェア、その他の悪質ソフトを止めることを手伝います、あなたを攻撃する前に。
・いつもオン、自動で毎時間、アップデートをチェックします-リアルタイム・スキャニングとウィルスの脅威に対する防御を提供します。
・インストールは簡単です。たいていのWindowsオペレーティングシステムで働きます(Windows98,2000,MEそしてXP)。
みんなに自由を!」


Kaspersky Labの技術を使っているそうな。
また、FireWallやAnti-spywareなどの防御ソフトと両立できるとのこと。


CNETjapanの記事によると、
「同製品を利用する場合は、AOLや同社のパートナーが広告を表示することに同意しなければならない。・・・利用者は、AOLとAOLの協力企業による広告表示および定期的な電子メール送信に同意する必要がある・・・。
 製品のダウンロードおよび実行に不可欠な電子メールアドレスをはじめとする、マーケティングに流用可能な種々の情報を収集するという。同意書には、このほかにも、製品の使用状況や広告への反応状況、使用PCの詳細情報などが収集されることが明記されている。」
全文はこちら。
http://japan.cnet.com/news/sec/story/0,2000056024,20194747,00.htm?ref=rss



KNOPPIX5.0.1、CD版

2006-08-10 00:10:40 | Weblog
CD起動Linuxの代表格、KNOPPIXの新バージョン5.0.1がリリースされている。
リリース元の情報:http://unit.aist.go.jp/itri/knoppix/
その他、slashdot.jpなどで多数の情報あり。
最近、CD版はしばらく出ていなかったようだ(?)。DVD版は容量が巨大で、ダウンロードを試みると、ウチのしょぼいADSLではとんでもない時間がかかることだろう。
それに、DVDドライブ持ってないし。

600MBあまりのCD版をダウンロードするのもイライラするので、LinuxWORLD誌の付録についていたCDを使ってみた。

起動時間が短縮している。
といっても、時間的には、貧相なスペックのPC(Cereron500MhzのCPU)のせいで2分半くらいかかってしまうのだけど。しかし、バージョン4.0よりも速くなっている気がする。
LCAT(Live CD Acceleration Tool kit)という機能をもりこんでいるとのことで、その効果なのだろう。

目についたのは日本語環境の改善で、日本語変換エンジンAnthyとPRIMEの組合せになっている。
いまやAnthyは変換の賢さで大人気のようだ。一方、PRIMEは初めてだけど、予測変換システムということで、携帯電話でメールを書いているような雰囲気。KNOPPIXをハードディスクにインストールすれば、使ううちに変換を学習してくれる:文章書きが速くなる?のだろう。

なお、KNOPPIXはDebianのunstable版およびtest版を元にしているので、Debianの新バージョン版を使っている気持になれる(かもしれない)。
現行のDebian3.1よりも、使い勝手が向上している気がする。といっても、GNOME2.12の使い心地が良いのだろうな。。