たこさんのメモ書き

Linuxの設定/構築のメモを残すのが主体です。
わからないこと、あれこれたくさん。

アップグレード後の不具合その2

2004-08-30 16:41:15 | Weblog
WindowMakerを使っている状態で、Mozillaでインターネットを巡回していたら、突然、画面が乱れてマシンが再起動し、ログイン画面に戻ってしまった。
それも、連続して3回も。
原因はわかるはずもなく、しかたなくGNOME2.4にデスクトップ環境を戻したところ、そのように「落ちる」ことはなくなった(いまのところ)。

それと、GNOMEでもWindowMakerでも、ホイールマウスのホイールによる画面スクロールができなくなっている。
対応として、/etc/X11/xorg.confの内容を書き換えた。
Section"InputDevice"の"Mouse0"の部分、"Protocol""PS/2"を、"Protocol""ImPS/2"へ。

(変更後)
Section "InputDevice"
Identifier "Mouse0"
Driver "mouse"
Option "Device" "/dev/mouse"
Option "Protocol" "ImPS/2"
Option "Emulate3Buttons" "on"
Option "ZAxisMapping" "4 5"
EndSection

これで、MozillaでもGNOME端末でも、マウスのホイールで画面のスクロールができるようになった。

アップグレード後の不具合

2004-08-29 19:43:00 | Weblog
不具合と言う程でもないかも。
まず、カーネルはsmp用がインストールされている。マルチプロセッサ用カーネルだが、今の環境では必要無い。(これは、3.0ベータ版の注意点として記載されている事項。)

それから、再起動がうまくいかない。シャットダウンまではうまくいくが、起動中にmurasakiの部分でフロッピードライブにアクセスしたまま、動かなくなってしまう。しかたないので電源スイッチを強制OFF。

3番目。システムをシャットダウンする時、電源が自動でOFFにならない。

apt-getをしてみると、普通の3.0用カーネルはインストール済みだったことがわかった。
そこで、テキストエディタでlilo.confを修正し、普通のカーネルをデフォルトで起動するようにした。
すると、シャットダウンする時に、電源が自動で切れるようになった。

ただし、再起動時にmurasakiでひっかかるのは変わらない。再起動ができないのは何だか不便な気がする。

RealPlayer10GOLDをVine3.0へ

2004-08-26 02:02:03 | vine3.x
Vine2.6r4から3.0へアップグレードしたLaVieへ、新版RealPlayer10をインストールしてみる。
RealPlayのホームページからダウンロードしてくる。
# chmod a+x RealPlayer10GOLD.bin
# ./RealPlayer10GOLD.bin

以上でインストールされる。インストールの最中に、英文のライセンス条件が長々と表示される。
スペースキーでページごとに表示し、一番終わりにacceptを求められる。
同意してエンターを押すと、インストールが最後まで行われる。

なお、プラグインの設定を英語で質問される画面があるが、MozillaとNetscapeのどちらかを選ぶか、両方ともプラグインとしてRealPlayを設定するかを問われる。
MozillaとFireFoxの両方をいれているため、"a"(両方)を選択した。

RealPlayer10を起動するには、コンソールからrealplayと入力するか、MozillaでRealPlayerのサイト(RealGuideなど)を見に行けば良い。
試しにRealGuideのサイトにMozillaでアクセスすると、コンサートを語る中島美香が現れた。。

追記1
RealPlayer10を起動した時に、
Helixプレイヤーという、RealPlayer10の補完ソフト?のインストールを勧められる画面が勝手にたちがあるようになった。

追記2
Googleで検索したさいにヒットしたブログで、Helixプレイヤー(今はベータ版)を、RealPlayer10のテンポラリか何かに指定する必要がある、という記事があった。
しかし特に何も行ってはいないが、RealPlayer10を動かすのに今のところ支障はないようだ。


Vine2.6r4 -> 3.0

2004-08-26 00:08:12 | Weblog
アップグレードをやってみた。
雑誌付録のCDーROMをドライブに入れて起動。
すると、2.6そっくりのインストール画面が表れる。
2.6のインストールと同じように指定して進んで行く。
ハードディスクのパーティション、Xの設定、ネットワークなどは聞かれない。以前の設定を引き継いでくれる。
パッケージをインストール(CD-ROMからコピーする)のに約45分かかる。
以上でアップデートは呆気なく終了した。
システムを再起動すると、3.0のログイン画面が表れる。
ただし、WindowMakerなど、3.0でデフォルトではないソフトはインストールされない。そこで、apt-getコマンドでインストールを行う必要がある。
ところが、ネットワークを有効にしている(DHCPをオン)のに、インターネットに接続できない。pingを打つとモデムにはつながっているようだが。いろいろといじった上に、以下のコマンドを実行した。
# service network restart
これで、接続ができた。apt-get を行う。

# apt-get update
# apt-get dist-upgrade
すると、依存関係が解決できないとのエラーメッセージが延々と表示された。そこで、(雑誌記事のとおり)
# apt-get -f dist-upgrade
これで、エラーは表示されずにアップデートパッケージをダウンロードしてくる。
全部で241個のパッケージがインストールされた。
alsa関係のパッケージ、WindowMakerもインストールされる。
ログイン画面から、「セッション」のアイコンをクリックすると、デスクトップ環境を選ぶダイアログにWindowMakerが追加された。

使い心地をためしてみると、クールなGNOME2.4よりも、WindowMakerのほうがずいぶん軽く動くようだ。

Vine2.6r4を3.0へアップグレードしてみる

2004-08-25 18:28:40 | Weblog
Vine2.6r4が入っているNEC-LaVieNX(LW36H/8)は、5年前のPCで、性能スペックはとても低い(いまとなっては)。
Cereron366MHZ,HDD6.4GB,RAM192MBだから、重いデスクトップ環境を動かすと、メモリが枯渇しそうだ。
しかし、それら(GNOME,KDE)を動かさなければ、システムをアップグレードしても大丈夫なのではないだろうか?

そこで、雑誌LinuxWorld8月号の付録に付いて来たVine3.0のCDを使ってアップグレードを試みることにする。

もし性能的に動かすのが厳しかったら、別のディストリビューションをいれてみようかな..plamoかGentooか。

アンチウイルスソフトを導入する

2004-08-19 22:22:35 | vine3.x
Synapticパッケージマネージャを利用して、アンチウイルスソフトをダウンロード、インストールしてみる。
Synapticパッケージマネージャのリストを見ると、用意されているのはclam Antivirus(clamav)だ。

clam Antivirusについての非公式な日本語解説ページ
http://clamav-jp.sourceforge.jp/

そこで、Clam Antivirusの本体であるclamav,開発用パッケージであるclamav-develにチェックを入れ、「適用」ボタンを押す。すると、zlib,bzip2の2つのパッケージも依存性解決のためインストールされる、というダイアログが表示される。

合計4つのファイルをダウンロード、インストールする。clamavのバージョンは、0.75-0vl1。

インストール完了後、clamavのウイルスデータベースを手動更新してみる。
# freshclam
これで更新が行われる。



AdobeAcrobatReader5.09以前にセキュリティホール

2004-08-18 21:30:07 | Weblog
日経ITproのセキュリティページより
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/NEWS/20040813/148540/

security hole memo
http://www.st.ryukoku.ac.jp/~kjm/security/memo/

バージョン5.06と5.05にバッファオーバーフローの脆弱性が発見された。5.09には脆弱性が修正されているが、ソフト製造元のadobe社はこれらを明らかにしていないということだ。
脆弱性を公表したのは米国セキュリティ・ベンダーのiDEFENSE社。

そこで、アドビ社のwebからLinux用最新バージョン5.09をダウンロードしインストールすることにする。
ファイルはlinux-509.tar.gz(9284KB)。

$ tar zxvf linux-509.tar.gz
まず、圧縮ファイルを展開する。
$ su -
# ./INSTALL
展開したファイルの中の、INSTALLスクリプトを実行する。

すると、英文のライセンス条項が延々と表示される。スペースキーで次のページを表示できる。このライセンス条項の最後に、条項に同意するか否かの選択肢が表示されるので、acceptと入力してエンターを押す。
すると、インストール作業が最後まで行われる。
既にバージョン5.xのAcrobatReaderがインストールされている場合は、/usr/local/Acrobat5のディレクトリが出来ている。このディレクトリを上書きしてインストールが行われる。

新しくなったAcrobatReader5.09を起動。(VineLinux2.6r4では、コンソールからacroreadと入力する。)
心なしか、動作が早いような気がする。また、以前のバージョン5.05では表示できなかったpdfファイルをきちんと読むことが出来た。



RealPlayer10のインストール

2004-08-16 23:36:33 | Weblog
確か脆弱性情報が報じられていた(?)RealPlayerのLinux版だが、新バージョンのRealPlayer10がリリースされた。
http://www.real.com/linux/
ここからバイナリパッケージとrpmパッケージをダウンロードできる。
バイナリパッケージをVine2.6r4へインストールしようとしてみた。
インストール方法は、ダウンロードサイトに
"Installation instruction"という英文の解説がある。

1 まずダウンロード。6726KBある、RealPlayer10GOLD.binをダウンロードしてくる。
2 ダウンロードしたファイルに実行権限を与える。
# chmod a+x RealPlayer10GOLD.bin
3 インストールする。
# ./RealPlayer10GOLD.bin
以上で完了のはずだが、エラーメッセージが現れてインストールが出来なかった。Vine2.6r4では、足りないファイルがあるらしい。
エラーメッセージ:
"error while loading shared libraries:libstdc++.so.5:cannot open shared object file: no such file or directry"

libstdc++.so.5とは、何の部品だろうか?


Vine3.0にOpenOffice

2004-08-12 12:41:51 | vine3.x
tar.gzファイルをダウンロードし解凍するやりかたではうまくインストールできなかった。起動できない。
そこで、Vineのメニュー(GNOME2.4のメニュー)にあるSYNAPTICパッケージマネージャを使う。使い方は直観的に理解できる、と思う。
必要そうなパッケージにチェックをいれ、適用させるだけ。
するとFTPサイトにあるOpenOfficeのRPMファイルをダウンロードしインストールしてくれる。
この方法でならOpenOffice.org1.1.2が起動できるようになった。

インストールの記録

2004-08-08 19:32:40 | vine3.x
FTPサイトからbootnet.imgをダウンロードし、フロッピーディスクへ移す。ただコピーしたのではダメ。
Windowsからは、同じサイトからrawrite.exeをダウンロードして、それを起動させ、フロッピーディスクへbootnet.imgを移す。
Linuxからは、コンソールから、
# cat /var/tmp/bootnet.img > /dev/sda
以上でブートフロッピーディスクが作成できる。
USBフロッピードライブなので、/dev/sda
普通のフロッピードライブは、/dev/fd0

あとは、フロッピードライブにブートディスクをいれたまま機械を再起動させる。
これで、FTPサイトから自動でVine3.0のファイルをダウンロードしインストールが行われる。
ただし、インストール時には、CDからのインストールとは異なり、グラフィカルではない作業画面でインストールが進んでいく。