たこさんのメモ書き

Linuxの設定/構築のメモを残すのが主体です。
わからないこと、あれこれたくさん。

仮想マシンを作り直し

2008-12-20 23:40:58 | Weblog
VMware1.0.8をインストールし直し、以前の仮想マシンを使い始めたのだが、とんでもないミスをしでかして、仮想マシン上に構築した環境を失ってしまった。
環境を構築する前のバックアップイメージで、現在の仮想マシンを上書きしてしまったのだ・・・
GUIのボタンを押し間違えると、とんでもない目に遭う、という痛い教訓(泣)。

気を取り直して、仮想マシンを一から再構築。
不足気味だった仮想マシンの容量を4GBから8GBへ倍増させた。
メモリは256MBのまま。
これで、再びVineLinux4.2を仮想マシンへインストールした。
この仮想マシンに対し、ホストOSからsshで接続しようとした、が・・・
繋がらない。
エラーメッセージに、"man-in-the-middle-attack"という不気味な文言が・・・

原因がわからず、2日ほどうんうん唸っていたが、ウェブをさまよった末に解決策を見つけた。
ホストOSの、/home/hoge/.ssh/known_hots の内容を削除した上で、sshで接続してみれば良い。
viでこのファイルを開くと、英数字の羅列が4行ほどある。
試しに、最後の行をまるごと消去して上書き保存し、再びsshで接続してみた。

すると、「このマシンに接続するか?するならyesを」という旨のメッセージが。
これにyesと答えると、無事に仮想マシンへログインできた。

接続先のホストを再インストールした場合、Linuxのsshクライアントで接続しようとすると、
以前の接続情報と違うことを理由に、sshクライアントが接続を拒否するらしい。
(Windows版のputtyなら接続できるという話だが、未確認。)
そこで、接続情報を保存している、.sshディレクトリのknown_hostsファイルの中身を削除して、
それから接続すると、sshクライアントが接続先を新たなマシンとして登録してくれる、という理解でいいのかな?







VMware-serverが復活

2008-12-14 02:03:42 | Weblog
VMware-server1.0.8へアップグレードしようとして失敗し、止まったままのVMwareだが、このたびようやく復活した。手順は以下。

まず、VMwareのサイトからVMware-server-1.0.8-126538.tar.gzをダウンロードし、これを展開する。
$ tar zxvf VMware-server-1.0.8-126538.tar.gz
すると、vmware-server-distribディレクトリが生成される。
この中に、インストール用スクリプトが入っている。

古いVmware-serverを、改めてアンインストールした。
$ cd vmware-server-distrib/bin
$ sudo ./vmware-uninstall.pl
これで、以前のバージョンの残骸は消えるはず。

そして、VMware-server1.0.8をインストールする。
$ cd ../
$ sudo ./vmwarei-nstall.pl
すると、以前のバージョンと同じインストール過程を踏んで、インストールが行われる。
ネットワークはBridge接続にしているのだが、一応、NATもhost onlyも自動設定しておいた。

そして、メニューの「アプリケーション」-「システムツール」-「VMware server cosole」をたどれば、VMwareが起動する・・・はずだができない。ここまでは以前と同じ。
端末から、直接起動させてやる。
$ sudo vmware
すると、以下のエラーメッセージが現れた。
/usr/lib/vmware/bin/vmware: /usr/lib/vmware/lib/libgcc_s.so.1/libgcc_s.so.1: version `GCC_3.4' not found (required by /usr/lib/libcairo.so.2)
/usr/lib/vmware/bin/vmware: /usr/lib/vmware/lib/libgcc_s.so.1/libgcc_s.so.1: version `GCC_4.2.0' not found (required by /usr/lib/libstdc++.so.6)
/usr/lib/vmware/bin/vmware: /usr/lib/vmware/lib/libgcc_s.so.1/libgcc_s.so.1: version `GCC_3.4' not found (required by /usr/lib/libcairo.so.2)
/usr/lib/vmware/bin/vmware: /usr/lib/vmware/lib/libgcc_s.so.1/libgcc_s.so.1: version `GCC_4.2.0' not found (required by /usr/lib/libstdc++.so.6)
/usr/lib/vmware/bin/vmware: /usr/lib/vmware/lib/libgcc_s.so.1/libgcc_s.so.1: version `GCC_3.4' not found (required by /usr/lib/libcairo.so.2)
/usr/lib/vmware/bin/vmware: /usr/lib/vmware/lib/libgcc_s.so.1/libgcc_s.so.1: version `GCC_4.2.0' not found (required by /usr/lib/libstdc++.so.6)

検索すると、gccのバージョンが違うことによるエラー、らしい。
あれこれ調べていると、下記の記事を発見。
山河にありて
これに書かれている解決策を試す。
/lib/libgcc_s.so.1と、/usr/lib/libpng12.so.0を、vmwareの持っているそれぞれのファイルと置き換えるらしい。
$ sudo ln -sf /lib/libgcc_s.so.1 /usr/lib/vmware/lib/libgcc_s.so.1/libgcc_s.so.1
$ sudo ln -sf /usr/lib/libpng12.so.0 /usr/lib/vmware/lib/libpng12.so.0/libpng12.so.0

以上で、改めてVMwareを起動すると、無事にVMware consoleが動いた。
これで復活。
以前に作成した仮想マシンも、普通に読み込まれている。
起動ボタンを押すと、こちらも復活した。


VMware server が停止

2008-12-02 23:26:40 | Weblog
Ubuntu8.04.1LTSはセキュリティアップデートが頻繁にある。
アップデートの告知も、アイコンで知らせてくれるのでとても便利だ。
先日、kernelのアップデートがあったので、さっそく適用した。
ところが・・・
VMware server 1.0.7が起動しなくなった。
よく考えると、VMware serverに接続するためのVMware consoleが起動しなくなっていたのだ。
しかし、慌ててVMware serverそのものをアップデートしようとした(新バージョンへ入れ替えようとした)のが仇になったのだ。
まず、VMware server 1.0.7をアンインストールした。
そして、VMware server 1.0.8をダウンロードし、インストールしようとした。
ところが、VMmonのコンパイル(?)のあたりで、エラーを吐いて止まってしまう。
カーネルのヘッダーファイルをコンパイルしたgccのバージョンが違う・・・というような意味のエラーメッセージが現れるのだ。
何か間違ったのか?と、改めてアンインストール、ファイルを削除してまたインストールを試みても、ダメ。

・・・これで、自宅サーバーの環境を失ってしまった。。
もちろん、仮想マシンそのものはまだ存在しているから、VMware serverをどうにかして入れ直せば復活できるはず。
UbuntuへVMwareを入れた記事は検索にあれこれヒットするが、残念ながら、即効的な解決法には行き当たらなかった。
(どうやら、パッチをVMware serverへ適用する手があるらしい?)

一息いれてから、よく探してみることにする。とりあえず、自宅サーバーはしばらくお休み。