たこさんのメモ書き

Linuxの設定/構築のメモを残すのが主体です。
わからないこと、あれこれたくさん。

GIMPで写真の色を調整

2005-02-25 22:22:08 | Weblog
スキャナで読み込んだ写真だが、これをOpenOffice.orgの文書に張り付けて印刷すると、元の写真よりも色合いが赤っぽくなっている。モニターで確認したときはこんなことはなかったのに。

そこで、印刷の仕上りを見ながら、GIMPで色を調節してみる。
メニューから 画像->色->カーブ を選択。
すると、明度・赤・青・緑のそれぞれの調整を行える、グラフのようなダイアログが現れる。
このグラフの直線を、マウスで上下にドラッグすることで、色や明度を濃く・薄くできる。
下の方向へグラフを曲げると、色が薄くなる。赤を薄くしようとすると、「赤」のグラフを下方向へ曲げてやればよい。
赤を薄くすると、青みがかった、少し冷たいような感じになる。
全体のイメージとしてはこれで良いのだが、写真の中の植物の色が何だか変だ。
そこで、「緑」のグラフを下側へ曲げてみる。
すると、やや紫色に近くなったような感じになる。
少しおかしく見える感じがするので、今度は「青」のグラフを下方向へ動かしてみる。
すると、今度は黄色みが強くなる。

といった感じで、イメージ通りになるようにあれこれいじりまわしていく。

これでよし、と思ったところでPNG形式で保存。これをOpenOfficeの文書に張り付けて印刷してみる。
ところが、印刷物の色合いが、イメージとは違う。。。

多分これは、モニターの色合いと印刷物の色合いを一致させるための基本的な調整が必要なのだろう。GIMPのwebページにあった、「プリプレス」という所をよく参照する必要がありそうだ。

GIMPで写真を修復

2005-02-14 21:47:40 | Weblog
古い写真をスキャンすると、写真の表面に傷やにじみ、汚れがついていることがある。
10年以上前の写真だと、当然のように傷がたくさんはいっていて、巨大なサイズでスキャンしてみるとアラが目立ちすぎだ。そこで、GIMPを使ってこれらの傷をうまく消すことを試みる。

爪で引っかいたような長い線のような傷を消そうと、スタンプツールを使ってみた。
スタンプツールのアイコンをクリックしてから、コントロールキーを押しながら左クリックすると、
マウスカーソルが十字になって、その部分の画像をとりこむことができる。
傷のない画像の上でこれを行い、マウスカーソルを傷の上にもってきて左クリックすれば、「スタンプ」で傷を隠すことができる。

ところが、うまくやらないと、傷は消えても模様がまだらになってしまい、かえって不恰好なことになる。湖の水面の部分についた掻き傷をスタンプツールで消してみたが、さざなみの部分がずれたようになってしまった。モニターで見るせいか、とても目立ってしまうようだ。
そこで、にじみツールを用いて、ハケで水彩絵の具をのばすように、模様を流してごまかしてみた。

うーん、なかなかよいような、何か変なような。。。
GIMPの参考書を読みながら、また試してみる必要がありそうだ。。。。

古い写真をスキャンしてつかいたい

2005-02-13 21:53:41 | Weblog
仕事で古い写真をスキャンして、文書の原稿に使う事になった。
CC600PXを使って、L版の写真を1枚づつスキャンしていく。EpsonKowa製のスキャナドライバiscanを使うのだが、解像度を選んでスキャンできる。ここで1600dpiを選んだのが間違いのもと。
写真1枚が約70MBになってしまい、25枚の写真のファイルの大きさが2GBになった。おかげでハードディスクの容量を使い切ってしまい、CDイメージもつくれない有り様に。

こんなことなら、解像度を360dpiにしておけばよかった。

結局、これらの画像はGIMPを使ってサイズを縮小。
メニューの 画像 ー> 拡大縮小 で、画像の縦・横を600x480ピクセルにした。これで、画像のサイズを約500KBにすることができた。

しかし原稿に使う画像のサイズが写真のLサイズだったら、600x480ピクセルもいらないだろうな。。

PCでプラネタリウム

2005-02-12 00:10:39 | Weblog
PCでプラネタリウムを見るソフトがあるそうだ。日経LINUX今月号に、そのひとつxplnsの記事が載っている。記事どおり、インストールは簡単だった。VineLinux2.6r4でも、RedHat用とされるrpmパッケージを入れると無事に動作する。緯度と経度がわかれば、現在位置での星空を表示できる。
一方、KDE環境ではkstarsなるプラネタリウムソフトがあるそうだ。PlamoLinux4.0ではKDE3.2が搭載されているが、この中にkstarsも最初から入っている。エデュテイメントのメニューから起動させることができる。こちらの星空も、とてもきれいだ。

xplnsとkstars、どちらも画面は美しいが、星空的に見ると、kstarsの星空が好みかな。
kstarsは、星や星雲の画像の上でマウス右クリックすると、望遠鏡によるそれらの撮影画像をインターネットからダウンロードして表示してくれる。これにはびっくり。

星空を見ていると、ついついはまってしまいそうだ。


PlamoLinuxでOpenOffice.org

2005-02-06 00:30:47 | plamo
PlamoLinux4.0へOpenOffice.org1.1.4日本語版をインストールしてみる。
ダウンロード後の展開、インストール作業は問題なかったが、起動させてみるとメニューをはじめメッセージのフォントがとても汚く、見るに耐えなかった。Linuxのデイストリビューションによっては、メニューフォントなどの日本語が文字化けすることがOpenOffice.orgのサイトで報告されている。
でも今回は、解決策である「フォントの置換テーブル」を使う方法ではうまくいかなかった。そもそも、フォントを選ぶ画面の文字がめちゃくちゃで、置換テーブル上のフォントの設定自体がうまくいかない。
ならば、と「独自ビルド版」をOpenOffie.orgのwebサイトからダウンロードし、インストールを試みた。インストール自体は無事に終了したものの、フォントの件は同じ問題が発生した。
これは「日本語版」であるために発生する問題ではないか?と思い、ローカライズされていない「国際版」をダウンロードしてみた。山形大学のダウンロードサイトを訪問してみると、/openoffice/stable/というディレクトリに「国際版」が存在する。
ファイル名はOOo_1.1.4_LinuxIntel_install.tar.gzだ。

これをダウンロードしインストールすると、メニューやメッセージは英語のまま、のOpenOffice.org1.1.4が無事に起動した。
これで日本語を使えるようにするため、以下の操作を行った。
メニューのTools -> Options.. -> Fonts を選び、"Apply replacement table"のチェックボックスにチェックを入れる。(これがたぶん、日本語版の「置換テーブル」だろう。)そして、その下のFontの欄に"Andale Sans UI"と入力する。さらにその左にあるReplace with の欄の三角矢印をクリックし、変換候補としてsazanami gothicを選び(sazanami gothicは、事前にインストールしておいた。)、緑色のチェック印をクリックする。
すると、下側の大きな欄に、FontとしてAndale Sans UIが、Replace withとしてSazanami Gothicが表れる。この行の一番左はしにあるチェックボックス2つにチェックを入れ、OKを選択して終了。
OpenOffice.orgのwtiterを起動して文字を入れてみる。
キーボードの半角キーを押して日本語入力をオンにすれば、きちんと日本語が入力できた。

結論。(私の環境で)PlamoLinux4.0においてOpenOffice.orgの日本語版は使えない。
ローカライズされてない国際版ならOK。