たこさんのメモ書き

Linuxの設定/構築のメモを残すのが主体です。
わからないこと、あれこれたくさん。

vine2.6での印刷環境構築メモ

2004-11-30 00:24:00 | 印刷関連
以下の文章は、次のwebサイトを参考にしている。
"Install GNU Ghostscript 7.07 and dvipdfmx"
http://pop-club.hp.infoseek.co.jp/tex/gs_dvipdfm.html

"Ghostscript 7.07"
http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texwiki/?Ghostscript%207.07

1.ghostscript7.07.tar.gzをインストール。
便宜的に、/opt/以下にtar.gzファイルをおいて,これを展開したのちにコンパイル、インストールを行う。
$ cd /opt/
$ tar zxvf ghostscript-7.07.tar.gz
$ cd ghostscript-7.07/
$ su -
# ./configure
# make ; make install

2.ghostscript-7.07/Resource/へ、ファイルをコピーする。
acro5-cmaps-2001.tar.gz とadobe-cmaps-200204.tar.gzをダウンロードする。
これを、さきほど展開した、/opt/ghostscript-7.07/Resource/へコピーし、展開する。
$ cp /var/tmp/acro5-cmaps-2001.tar.gz /opt/ghostscript-7.07/Resource/
$ tar zxvf acro5-cmaps-2001.tar.gz
adobe-cmaps-200204.tar.gzにも同じ操作を行う。

3.ghostscript-7.07以下のファイルを修正。
/opt/ghostscript-7.07/lib/gs_res.psファイルの内容を編集する。
viで編集した。
$ su -
# vi /opt/ghostscript-7.07/lib/gs_res.ps
これで、249行目と250行目のコードを以下のように書き換える。
(249行目) /FontResourceDir (/opt/ghostscript-7.07/Resource/fonts/) readonly .for
cedef % pssys'params is r-o
(250行目) /GenericResourceDir (/opt/ghostscript-7.07/Resource/) readonly .forced
ef % pssys'params is r-o
つまり()内の部分を、インストールしたghostscript-7.07/Resouce/fonts/の位置と、ghostscript-7.07/Resouce/の位置を示すように書き換えることになる。

4.ttfフォントをインストール。
次に、sazanami-gothic.ttf , sazanami-mincho.ttfの2つのファイルをSourceForgeなどからダウンロードし、
/opt/ghostscript-7.07/Resousce/fonts
のなかに入れる。
さらに、/opt/ghostscript/7.07/lib/CIDFnmap の内容に対して、以下のように書き加える。
/Ryumin-Light (sazanami-mincho.ttf) ;
/GothicBBB-Medium (sazanami-gothic.ttf) ;

以上で設定は終り。
注意:
"Ghostscript 7.07"では、工程3.のあとに"山田泰司さんのパッチ"を導入することとなっている。
私はこれを行っていないが、とりあえず印刷はできているようだ。。。
このパッチは、PDFファイルを印刷する際には必要となるらしい。が、未確認。

vine2.6 -> 3.0 -> 3.1 upgrade

2004-11-30 00:04:56 | Weblog
やっとアップグレード完了。
ついでにカーネルのアップグレードも行った。
その勢いで、ALSAドライバのインストールを試みたが、
エラーメッセージを出して./configureが停止してしまった。
残念。

2.6から3.1になった感想。
たかが(?)プリンタを使いたいだけなのに、ずいぶんと手間のかかることだ。
プリンタドライバのソースを適切に調整できれば良いのだが。。。

それはともかく、セレロン366MHZ,メモリ192MBの環境でも、3.1は快適に動いているようだ、
いまのところ。しかも今回はGNOME2.4のままで、結構軽快に動作している。
cannnaが突然死んでしまう症状は、まだあるようだけれど、頻繁ではない。

アップグレードをくり返したせいか、ハードディスクの容量をかなり使っているようだ。
$ df -m
ファイルシステム 1M-ブロック 使用中 空き 使用% マウント場所
/dev/hda2 5668 3684 1696 69% /
/dev/hda1 50 26 22 54% /boot
none 93 0 92 0% /dev/shm

6.4GB程度のハードディスクでは、すぐにいっぱいになりそうだ。

Vine3.1アップデート中

2004-11-28 22:47:51 | Weblog
apt-getコマンドで3.0から3.1へアップデートをしている。142個のパッケージがアップグレード、4個が新規にインストール、1個が削除、3個が保留される。保留されるのはカーネル関係かな。取得されるアーカイブは245MB、これらが展開されると18.5MBのディスク容量が消費されるとのこと。
40分が経過して、49個目のパッケージがダウンロードの最中。回線の速度は30KBくらいと、普段の半分から1/3になっている。

Vine3.1リリース

2004-11-26 20:47:21 | Weblog
今日3.1がリリースされた。KDD研究所のミラーサイトはこみあっているらしく、ダウンロードの速度が遅い。普段の半分だ。アプトコマンドで3.0からのアップデートを試みたが、120個余りのパッケージの更新を強いられるようだ。ただし2.6から3.0へアップグレードした環境だが。

VineでCC-600PXプリンタを使いたい

2004-11-22 12:57:45 | 印刷関連
エプソンコーワのpipsドライバのソースを編集するのはとりあえずあきらめ、以下のやりかたを試してみることにする。
1.Vine2.6r4をインストール。

2.印刷環境を構築。
Ghostscript-7.07.tar.gz,adobe-cmaps-200204.tar.gz,acro5-cmaps-2001.tar.gz等をインストール。
さらに、ghostscript-7.07/lib/res_gs.psを編集。
参考:http://pop-club.hp.infoseek.co.jp/tex/gs_dvipdfm.html

3.エプソンコーワのサイトからpipsドライバをインストール。
注意:このドライバはLPR用を導入する。

4.Vine3.0をCDからアップデート。

5.印刷システムを、CUPSからLPRngへ変更する。
  参考:Vine3.0のオンラインマニュアル。

結果は、Vine3.0でも印刷ができるようになった。
Mozillaからの印刷ができることを確認。
その後、aptでインストールしたOpenOffice.org1.1.2でも印刷は可能だった。
ただし、Vine2.6では正常に表示されていたプリンタステータス画面が、OpenOfficeでは英語標記になっている。また、Mozillaではプリンタステータス画面そのものが表示されない。

さらに、スキャナ機能を使うため、エプソンコーワのサイトからドライバiscanを導入。
# rpm -ivh iscan-1.1.10.0.rpm
上記のコマンドを実行すると、依存性のエラーが発生。
sane-backends,およびlibusb関連のファイルが足りないとのこと。
そこで、apt-get install コマンドで足りないものを補う。
# apt-get install sane-backends
# apt-get install libusb
すると、saneとlibusbがインストールされた。
この状態で、再びrpmパッケージのインストールを試みると、無事に成功した。

$ iscan
このコマンドでスキャナ操作画面が起動する。この背後ではsaneが動いているらしい。
スキャナ操作画面で写真をスキャンすると、/var/tmpにdefault.pnmという画像ファイルが生成された。




Vineで印刷 CC600PXが使いたいんだけど

2004-11-13 21:13:05 | 印刷関連
Epsonのプリンターを使いはじめて5年くらいになる。
前のプリンターもEpsonで、あるとき紙つまりを無理矢理取り除こうとして
こわしてしまった。
しかたなく新しいのを入手したが、今度はLinuxで使えない(?)という問題が発生。
これじゃあ、WindowsMeを捨てられないじゃないか。

それにしても、LinuxをデスクトップでWinなみに使おうとすると、いろんな問題が多い。
外付けのMOドライブが何故か使えないのも、痛いなあ。。。
いまのところの不満は、プリンタCC600PXが使えない(エプソンコーワのドライバがなぜか入らない)
ことと、アドテックのMOドライブが使えない(ドライバがないためだろう)のふたつ。

プリンターについては、いま思い付いたんだけど、
Vine2.6r4ならエプソンコーワのドライバが使えるわけだが、ドライバをインストールしたVine2.6を
3.0にアップグレードしたら、どうなるんだろう?
やっぱり印刷できないんだろうか?それともLPRで使えるんだろうか?

The Non-Designer's Design book Second Edition

2004-11-13 21:05:41 | Books
英文の題名だけど、日本語(翻訳された)の本。
デザイナーではないけれど、チラシやパンフレットを作る破目になって、デザインの勉強を即席でしなければならなくなった人むけの本ということだ。

文章のレイアウトからして、とてもデザインチック(?)だ。

チラシの作例と、それをどのようにしたらもっと見栄えがよくなるのか、という例題もある。
使えそう。

ほとんど趣味の世界だけど、マコモタケのかっこいいチラシが作れたらいいかも。
なんとかGIMPの操作がわかったてきたことだし、そんなこと言ってる間に年賀状の季節だ。

毎日コミュニケーションズ刊
Robin Williams 著
吉川典秀 訳
米谷テツヤ 解説
定価 1800円。

また買ってしまった。。。orz

有料のフォントを導入してみる

2004-11-11 22:27:29 | vine3.x
近所の家電店で、ソースネクストから販売されているフォント集(Windows専用)を購入した。
「感動素材 DynaFont50 for windows」、1,980円(税抜き)。
これをVine3.0へ導入してみる。
参考資料は、日経Linuxの12月号。

結果から言うと、簡単にフォントのインストールができた。
OpenOffice.org1.1.2やGIMP2.0から、フォントを使用できる。

CD-ROMをPCへ挿入し、マウント。
$ su -
# cd /mnt/cdrom/custom/fonts/ #フォントのあるディレクトリへ移動。
# cp *******.ttf /usr/share/fonts/TrueType/ #欲しいフォントをこのディレクトリへコピー。
# fc-cache #このコマンドでフォントのキャッシュ情報を更新する。
# exit

絵文字フォントも同じ手順でインストールできるが、OpenOffice.orgからはどうやって利用するのか分からなかった。