たこさんのメモ書き

Linuxの設定/構築のメモを残すのが主体です。
わからないこと、あれこれたくさん。

Debian Sargeがリリース。

2005-05-31 02:34:46 | Weblog
5月30日、Debianの次期安定版であるSargeが正式リリースされたそうだ。
バージョンは3.1。
同時に、「Debian辞典」というCD-ROM付き書籍も刊行されている。2940円、翔泳社。

コンピュータの時間あわせ方法のメモ

2005-05-29 19:04:15 | Weblog
時間を正確に合わせるには。
1 方法
a) ntpdateコマンドを用いて、インターネットにある公開NTPサーバの時間に、マシンのシステム時刻を合わせる。
b) hwclockコマンドを用いて、システム時刻にマシンのハードウェア時刻を合わせる。
注意点;ntpdate,hwclockコマンドとも、動作させるには管理者権限が必要。
2 具体的方法
注釈:$は一般ユーザーの印、#は管理者権限の印。

$ su -
# ntpdate ntp1.jst.mfeed.ad.jp
# hwclock --systohc
# exit
$

3 補足
a)NTPサーバーと時刻合わせについて
インターネット上には、コンピュータの時間を正確に合わせるため、公開NTPサーバというものが存在する。
コンピュータの時間が不正確だと、例えばログの取得時間に狂いが生じるなどの不都合が起こる。このため、コンピュータの時間は正確でなければならない。しかしコンピュータの持つ内部時計(ハードウェアクロック)は不正確なものなので、時間を調整してやる必要がある。
そこで、インターネット上に、原子時計を用いて厳密に正確な時間を表示できる公開NTPサーバーを置き、そこに接続して、コンピュータの内部時計を正確な時間にあわせるという仕組みが整備された。
コンピュータの時間を正確に合わせるには、インターネット経由でこれら公開NTPサーバに接続すればよい。できるだけ、近距離のサーバーがよい。日本国内の公開NTPサーバーなら問題がないということだ。
日本の公開NTPサーバー:
ntp1.jst.mfeed.ad.jp (210.173.160.27)
ntp2.jst.mfeed.ad.jp (210.173.160.57)
ntp3.jst.mfeed.ad.jp (210.173.160.87)
b)ntpdateコマンドの使用方法
管理者権限で、コンソールにntpdate --helpと入力すると、コマンドのオプションが表示される。詳細な使用方法は表示されない。jmanにもマニュアルはない。
c)hwclockコマンドの使用方法
管理者権限で、コンソールにhwclock --helpと入力すると、詳細な使用方法が表示される。また、#jman hwclockでマニュアルが表示される。
d)参考url;
http://sonic64.hp.infoseek.co.jp/2004-12-02.html
http://www.jst.mfeed.ad.jp/index.html

webサイトをまるごとダウンロード

2005-05-29 18:48:32 | Weblog
wgetコマンドで、blogのバックアップを試みる。
[user@localhost]$ wget -r -l 1 http://blog.goo.ne.jp/eichoku-o/
以上のコマンド wget で、webサイトをまるごとダウンロードできる。
ただし、オプションの使い方に注意。
オプション -r が必要だが、これは「再帰回収」を行うためのオプション。
デフォルトだと、「再帰回収」により取得されるサイトの階層の深さは5。
オプション -r だけだと、サイトのリンク先までダウンロードされることになり、不要な大量のファイルを取得してしまうことになる。
そこで、取得する階層の深さを、別のオプションで指定することにする。
それは、オプション -l <階層の深さ> 。
オプションの例:
$ wget -r -l 1 <サイトのurl>
これで、対象のサイトを1階層分だけ再帰的に取得する。
以上で狙い通りのダウンロードができた。
ダウンロードが終了すると、以下のメッセージが出力される。

終了しました --18:24:44--
ダウンロード: 3,339,710 バイト(ファイル数 81)

全部で約3.2MBといったところか?

plamoのKDE関連パッケージ

2005-05-29 01:35:51 | plamo
KDEのセキュリティアップデートのために、plamoのwebページで公開されていたkdebase3.4をインストールしてみた。すると、エラーメッセージが出てKDEが起動しなくなってしまった。
こんなことなら、KDEパッケージ全部を入れ換えればよかったのかな。

依存関係の解決方法がよくわからない。。。

依存性をあまり気にせず、ソースからインストールするのなら、問題はおこりにくいのかもしれない。
しかたなく、いまはtwmをウィンドウマネージャとして使っている。

模様替え2

2005-05-22 13:05:46 | Weblog
今度は「サイデジ」にしてみた。
設定を変更してから、しばらく待たないとダメみたいだ。
今回はうまくいった。

ターボリナックスが中古パソコン専用のLinuxを提供開始

2005-05-22 12:39:24 | Weblog
CNETの記事より。
面白いと思う。
機械が少し古くなっても、性能的にはインターネット閲覧とメール送受信なら実用に十分なると思う。Linuxなら、軽いデスクトップ環境なんかを入れるなどすれば、旧式機を活用できるんじゃないか。
製品の名前はTuroblite2005。必要な性能は、CPUはデスクトップPCが推奨600MHz、ノートPCが推奨750MHz。メモリはデスクトップPC、ノートPCともに推奨128MBとのこと。

ウチのパソコンも十分に旧式な機械なので、Turbolite2005に入っているデスクトップ環境やソフト類などの構成が参考になりそう。





模様替え

2005-05-21 13:11:06 | Weblog
「メタル」のテンプレートを長く使って来たけど、そろそろ飽きたので、新しいデザインにしたくなった。
そこで、このテンプレートに。

「シャイン」を選んだのだけど、、、あれ、レイアウトがおかしいぞ?

また「メタル」に戻すことにした。。。

kreetingkardをインストールする試み

2005-05-15 23:11:57 | vine3.x
葉書ソフトはwindowsの独壇上かと思っていたら、フリーで使えるソフトが出たようだ。
kreetingkard。早速、webサイトからダウンロードして、インストールを試みた。
そのメモ。
Vine3.1用のrpmパッケージと、src.rpmパッケージがあったので、失敗しにくい方はsrc.rpmの方だと考えてこれを選ぶ。
これをリビルドすると、依存性のエラーが発生。

[root@localhost]# rpm --rebuild kreetingkard-0.5.0-1.Vine31.src.rpm
kreetingkard-0.5.0-1.Vine31.src.rpm をインストール中
エラー: ビルド依存性の欠如:
qt-devel は kreetingkard-0.5.0-1.Vine31 に必要とされています
kdelibs-devel は kreetingkard-0.5.0-1.Vine31 に必要とされています

そこで、必要なパッケージをapt-getで追加する。

[root@localhost]# apt-get install qt-devel
パッケージリストを読みこんでいます... 完了
依存情報ツリーを作成しています... 完了
以下のパッケージが新たにインストールされます:
qt-devel
アップグレード: 0 個, 新規インストール: 1 個, 削除: 0 個, 保留: 6 個
12.1MB のアーカイブを取得する必要があります。
展開後に 35.5MB のディスク容量が追加消費されます。
取得:1 ftp://ring.asahi-net.or.jp 3.1/i386/plus qt-devel 3.3.4-0vl3 [12.1MB]
12.1MB を 1m59s 秒で取得しました (101kB/s)
変更を適用しています...
Preparing... ########################################### [100%]
1:qt-devel ########################################### [100%]
完了
[root@localhost]# apt-get install kdelibs-devel
パッケージリストを読みこんでいます... 完了
依存情報ツリーを作成しています... 完了
以下の追加パッケージがインストールされます:
pcre-devel
以下のパッケージが新たにインストールされます:
kdelibs-devel pcre-devel
アップグレード: 0 個, 新規インストール: 2 個, 削除: 0 個, 保留: 6 個
18.2MB のアーカイブを取得する必要があります。
展開後に 115MB のディスク容量が追加消費されます。
続行しますか? [Y/n]y
取得:1 ftp://ring.asahi-net.or.jp 3.1/i386/devel pcre-devel 4.5-0vl1 [111kB]
取得:2 ftp://ring.asahi-net.or.jp 3.1/i386/plus kdelibs-devel 3.4.0-0vl6 [18.1MB]
18.2MB を 3m1s 秒で取得しました (100kB/s)
変更を適用しています...
Preparing... ########################################### [100%]
1:pcre-devel ########################################### [ 50%]
2:kdelibs-devel ########################################### [100%]
完了

以上で準備完了。
再びsrc.rpmパッケージのリビルドを行う。。。と、「不正な終了ステータス」というエラーメッセージを出して、リビルドが失敗に終ってしまった。つまりsrc.rpmパッケージからrpmパッケージを作るのができない、ということ。
src.rpmがリビルドできなかったら、ソースファイルからインストールするのも怪しい気がする・・・
いっそのこと、rpmパッケージをインストールしてみる方がいいんだろうか。


iptablesの設定_Plamo4.0

2005-05-13 01:22:40 | plamo
セキュリティはどんな世界であれ必要だ。Linuxだってセキュリティに気を配らねば。
なぜか突然思い立ち、ファイアウォールの設定方法を探してみた。
Linuxにはiptablesなる、強力なファイアウォール機能が最初から入っているらしい。。。
ちなみに、ディストリビューションによっては、この機能が十分に設定されてない、といったら言い過ぎで、ユーザーの設定に任せられているものがある。plamoもそのようだ。

これは勉強のチャンスであるとともに、必須の作業ではないか。そんなわけでiptablesの設定をしてみた。
でも、サイトを斜め読みしてみただけでは、何がどうなっているのかがよくわからない。じっくり取り組む必要があるなあ。。。

参考サイト http://penguin.nakayosi.jp/linux/iptables.html(ここは、Vineによる設定方法を紹介しているようだ)

とりあえず、基本的にパケットを遮断することにし、必要と思われるもの(webやsshなど)を通すという設定にしてみる。

設定完了したら、必ずセーブすること。。。しかし、
# /etc/init.d/iptables save
とやっても、エラーメッセージがかえってくるばかり。
そんなファイル/ディレクトリはないよ、と言ってる。

plamoの場合は、コマンドが若干違うようだ。

whichコマンドで探したり、konquerorで探したりすると、それらしいコマンドを見付けた。
/usr/bin/iptables-save
このコマンドを、管理者権限で実行すると、無事にセーブできた。
# iptables-save

設定の内容を確認するためには、
# iptables -L
で見ることができる。